秦野市並木町在住の重田理央さん(小田原高校2年)が3月26日、第42回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会のピアノ部門高校1年生の部で5位入賞を果たした。
同コンクールは点数による絶対評価。今回、1・2位は該当者が出ず、3位からの表彰。大きなコンクールでは自身初となる入賞に「すごく嬉しい。少し自信がついた」と喜びを語った。
重田さんがピアノを始めたのは小学校1年生から。兄の影響を受け、自分もピアノを習いたいと始めたという。小5の時に課題に追われる日々が続き「嫌になって一度やめたけど、離れたことで自分がピアノを好きなことに気づいた」と話す。
小6からクレッセント音楽教室(下落合)の石井晶子氏に師事。これまでコンクールではあと一歩及ばない状況が続いていたが、今コンクールで念願の入賞が叶った。「近現代の曲が好きで良く弾いているが、弾ける曲の幅もひろげていきたい。将来は演奏家の道に進みたいので、音大進学をめざして他の大会でも一つずつステップアップしたい」と語った。
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