このほど2022年秋の叙勲が発表され、元秦野市消防団員の佐野清仲さん(73)が瑞宝単光章を受章した。佐野さんは今回、秦野市の消防団員として長年活動した功績が認められ、国家または社会公共に対する功労のあった55歳以上の人を対象とする「春秋叙勲」を受章。新型コロナウイルスの感染状況を考慮し内閣府による伝達式及び拝謁が中止となったため、11月24日に秦野市役所で高橋昌和市長から佐野さんへの伝達が行われた。
今回の秋の叙勲で、消防関係の受章者は全国で621人。県内では、佐野さんを含めて20人が受章した。市内の消防団員の受章は、今回で11人目となる。佐野さんは、1974年4月に消防団に入団し、2010年3月まで36年にわたり活動を続けた。2008年から退団する2010年までは、消防分団長を務めている。
高橋市長は、「長い間活動することはなかなかできないこと。この度は誠におめでとうございます」と話した。佐野さんは「10年ほど前に平塚に移住し、今は平塚市民であるので受章できるとは思っていなかった。周囲の方の協力があってこその受章だと思うので、感謝と嬉しい気持ちでいっぱい」と話した。
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