秦野商工会議所観光飲食部会では、秦野市の新たな地域経済活性対策としてジビエに着目。ジビエ料理を扱う飲食店などを紹介するリーフレットを作成し、動画で紹介するなど、その魅力を市内外に発信していく。
ジビエとは、フランス語で狩猟などで得た野生鳥獣の食肉のことで、ヨーロッパでは古くから高級食材として大切にされてきた。高タンパクで低カロリー、脂質が少なくミネラルや鉄分などを豊富に含むという特徴から、女性を中心に今脚光を浴びているグルメのジャンルだ。秦野商工会議所ではジビエに着目し、新たな秦野市の名物として、地域経済活性化を図るとともに近年問題となっている農作物の鳥獣被害対策として、シカやイノシシなどジビエの活用を促進してきた。
こうした同商議所の取り組みに市内の飲食店12店舗と食肉卸・小売店3店舗が賛同。新たに参加店舗を紹介するリーフレットを作成するとともに、将来のデジタル化を見据えて各店舗を動画で紹介することとした。参加店舗は以下の通り。
■飲食店/L,ATELIER de 巣邸樹、手打そば さか間、トラットリア フーコ、Japanese Modern Dining 一の屋、中国料理 北京館、チャイナガーデン、居酒屋 鹿の子、トラットリア:ピノーロ、レストラン People、ワインビストロ カルバ、鶴巻温泉元湯陣屋、contrale Market by ALCENTRO
■食肉卸・小売店/肉の松屋、生鮮ショップ 旬、株式会社川上商会
リーフレット等に関する問い合わせは秦野商工会議所【電話】0463・81・1355へ。
普及に向けセミナーなどを開催
秦野商工会議所ではこれまでにジビエの普及啓発を目的に様々な取り組みを続けてきた。
2月22日には一般社団法人日本ジビエ振興協会代表理事で人気のジビエレストランのオーナーシェフ藤木徳彦さんを講師に招いて、飲食店経営者などを対象としたセミナーを開催。提供のルールやジビエ活用の事例紹介、シカ枝肉からの肉の切り分けデモンストレーションなどが行われた。
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