任期満了に伴う秦野市議会議員選挙が8月27日に行われ、新たな顔ぶれが決まった。24議席を巡り、36人が立候補した今回の市議選。小山田良弘氏(無所属・新人)が混戦を制しトップ当選を果たした。現職は17人が再選。新人は小山田氏を含め7人が議席を獲得した。
2015年に議員定数が26から24になって以降、 最多の立候補者数となった今夏の市議選。新人の小山田氏が2521票を獲得し、トップ当選を果たした。
混戦を極めた選挙の情勢が明らかになったのは、日付が変わった午前0時過ぎ。多くの支援者が集まる中、小山田事務所は歓喜に包まれた。支援者を前に小山田氏は「初めての選挙で何もわからなかったが、皆さまの支えで良い結果を得ることができました」と話し、「より良い秦野に向け、期待に応えられる議員になりたい」と思いを語った。
7人が初当選
今回の市議選には17人の新人が出馬。トップ当選を果たした小山田氏のほか、田中めぐみ氏(無所属)、間地薫氏(公明)、大塚毅氏(無所属)、石川潤氏(共産)、桑原昌之氏(無所属)、中村知也氏(無所属)が議席を獲得した。新人7人の当選は、2019年の前回選挙を2人上回る。
また、立候補した19人の現職のうち、17人が再選。佐藤文昭氏(共産)と野々山静香氏(無所属)は議席を守ることができなかった。
投票率 過去最低を更新
今回の市議選の投票率は、過去最低だった前回選挙を3・3ポイント下回る、38・01%となった。当日有権者数は13万3651人(投票者数5万805人)。変化を求め、前回選挙の28人を大きく上回る36人が立候補したが、有権者の投票行動を大きく変えることはできなかった。
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