チアダンスの最高峰である、アメリカのプロフットボールリーグ(NFL)のチームでチアダンサーとして活躍した東海大学出身の瓜生桂(うりゅうかつら)さんが競技引退を機に6月6日、秦野市役所を訪問。高橋昌和市長を表敬し、これまでの活動などを報告した。
瓜生さんは2020年、米NFL「ラスベガス・レイダース」のチアダンサーのオーディションで1400人の中32人に選ばれ合格。チーム初の日本人として23年3月までの3シーズン、チア最高峰の舞台で活躍してきた。瓜生さんは東海大学の卒業生。渡米前、社会人ダンスチーム「UKD Raffines」の代表としても活動。秦野たばこ祭や秦野丹沢まつりにも出演するほか、副監督を務める同大学体育会チアダンス部の指導、オンラインで秦野たばこ祭のキッズダンスの振り付け指導など、秦野市や周辺地域との縁も深い。
今後も市内イベントで指導も
6日の表敬訪問では、瓜生さんと同大学教育開発研究センターの准教授で体育会チアダンス部名誉監督の森久保俊満さんが市役所を訪れ高橋市長と歓談。瓜生さんは「コロナなどたくさんの困難を経て、NFLの大きな舞台に立つことができたことは、とても大きな経験になりました」と現地で得た経験と感想を話し「今後は秦野市など、今までお世話になった地域に貢献していきたい」と思いを語った。
高橋市長は「物怖じすることない現地での活躍は素晴らしい。今後もぜひよろしくお願いします」と話した。瓜生さんは今後、カナダに活動拠点を移すが、引き続き秦野たばこ祭や秦野丹沢まつりなどで、オンラインによるダンスの指導が予定されている。
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