秦野総合高校の女子テニス部の吉田若菜さんと芹澤杏子さんペア(ともに3年)が、7月25日(木)から長崎県で開催されるインターハイに出場する。また、水泳部の遠藤絢香さん(3年)は7月20日(土)から茨城県で開催される関東大会に出場し、インターハイを目指す。
「日本一輝くプレースタイル」
吉田さんと芹澤さんペアは、5月に川崎市で行われた「令和6年度神奈川県高校総体ソフトテニス大会兼全国高校総体ソフトテニス大会(個人)神奈川県予選会」に出場。ベスト8に入りインターハイ出場を勝ち取った。「出場が決まった瞬間2人で涙を流し『ありがとう』と抱き合った」と芹澤さんは振り返る。
昨年、出場を逃してから1年間「長崎インターハイで日本一輝く選手へ」とスローガンの部旗を掲げ、練習に励んだ。監督の平岡輝教諭は「やっと、インターハイに挑戦できるスタートラインに立てた。輝くプレースタイルを存分に発揮して欲しい」と話す。キャプテンの吉田さんは「全力を出し切り、日本一輝くプレースタイルで会場を驚かせたい」と抱負を語る。
目指すはインターハイ
遠藤さんは、6月に横浜市で開催された「神奈川県高等学校水泳競技大会兼関東高等学校水泳競技大会県予選」の女子200m自由形に出場した。自己ベストで8位入賞し関東への切符を手にした。「自分の目標を一つ達成できて嬉しかった」と笑顔を見せた。
同校水泳部は水泳の指導者が転勤となり、今年度から、部員の自主練習がメインとなった。遠藤さんは「タイム更新のため筋トレやフォームを自分で確認した」と振り返る。大会に同行する赤柴美鈴部長(3年)は「最高タイムを出せるようコンディションのサポートをしたい」と話す。顧問の中津川ゆき教諭は「水泳生活の一区切りとして楽しんでほしい」と語る。関東大会に向け遠藤さんは「最初で最後の関東大会。インターハイを目指して頑張ります」と意気込んだ。
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