▽「1年間の活動を通し、組織の全体像が見えてきた」と笑顔を見せる。昨年度に続いて会長職を担う。今年度は「こころをひとつにWe serve〜継続〜」をテーマに掲げた。奉仕活動を継続させること、会員増強を目標に、20人のメンバーとともに新たな1年を歩みだしている。
▽花壇整備や献血などの継続事業のうち、特に力を入れるのは盲導犬の啓発。盲導犬ユーザーの協力を得て、9月から11月にかけて小学校に赴き、活動をしている。昨年度は市内9校の小学校で授業を行った。学校と盲導犬ユーザーをつなぎ、ユーザーが暮らしやすい世の中を目指している。活動を通し学ぶことも多かったそう。視覚障害者に話かける時は、ボディタッチでなく声かけを先にすることを心がけるなど、「関わらなければ知らなかった。子どもたちにも知ってもらえたら」
▽イズミ物産の代表取締役に加え、クラブの会長として活動していると、秦野にいる時間が増えた。横浜の自宅から秦野まで約1時間。周りから「もう、秦野に引っ越してきたら」と言われることも。クラブの活動でつながり、団体の垣根を超え自身の会社をサポートしてくれる仲間もできた。彼らの存在は活動への励みになったという。「クラブ活動で出会った多くの方に、様々な場面で助けられた。今年度は、恩返しをしていく1年にしたい」と微笑む。
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