中栄信用金庫(本店・秦野市元町/北村圭一理事長)が7月、役員の選任を発表した。非常勤の監事に栗原和子さん(クオン社会保険労務士法人・64歳)が選任され、同金庫初の女性役員となった。
特定社会保険労務士の栗原さんは、クオン社会保険労務士法人(秦野市平沢)の代表社員。42歳で社会保険労務士試験に合格し、2年後に他界した夫の事務所を継承。2013年に事務所を法人化するなど、人事や労務の専門家として活躍してきた経歴を持つ。
これまで同金庫では総代を務めていた栗原さん。6月に行われた第73期通常総代会および理事会で非常勤の監事に選任され、就任を果たした。自身の登用について、「士業で『人財』に関わる仕事に就き、その中で経営をしてきた経験などを踏まえ、推薦していただいたのでは」と見解を示す。
男女雇用機会均等法の制定から30年以上。社労士としての仕事を通じ「法改正について目にすることも多く、時代が大きく変わってきたと感じます」と栗原さん。同金庫初の女性役員として「女性ならではの視点を生かしつつ、いただいた役割を全うしたい。管理職を視野にいれる女性社員が増えれば嬉しいです」と抱負を話した。
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