秦野駅の発車メロディーをロックバンド「LUNA SEA」の楽曲にしようと、秦野駅周辺住民の有志からなる実行委員会が署名活動を行っている。年内に1万筆の署名を集め、2月に発表したい考えだという。
署名活動を行っているのは「小田急秦野駅発車メロディーLUNA SEA楽曲化計画実行委員会」(今野翔実行委員長)。今野さんによると「かねてから、市制施行70周年を迎える地元秦野に対し、何かできることはないかと考えていた」という。
そんな中で、LUNA SEAのドラマーである真矢さんが2023年に「はだのふるさと大使」に就任。真矢さんを含めメンバー5人中4人が秦野市出身であり、LUNA SEA結成35周年の記念の年が重なったこともあり、「秦野駅の発車メロディーをLUNA SEAの楽曲に変えられないか」と今野さんを中心に有志が集まった。
行政への相談を経て、10月10日に実行委員会を結成。小田急秦野駅ホーム内で列車の発着時に流れるメロディーにLUNA SEAの楽曲を採用することで、新たな観光資源を創生し、秦野市の知名度向上、秦野駅の利用客増加、駅周辺へのにぎわい創造及び経済効果獲得を図りたいという狙いもある。「活動を知ってくれたLUNA SEA側からも、応援していただくことになりました」と今野さんは話す。
メンバーサイン入り告知パネルの掲出も
初回の署名活動は11月10日、メタックス体育館はだのでの「第40回全国削ろう会秦野大会」で実施。続いて11月14日には、神奈川県民ホールで行われた「LUNA SEA 結成35周年記念ツアーERA TO ERA -EPISODE3」で行い、2500筆を超える署名が集まったという。この日はLUNA SEAメンバー全員からのサインが入った署名活動の告知パネルも掲出された。
同実行委員会では今後、秦野市民の賛同を募るため、地元での署名活動を行っていくという。活動の日程や場所はインスタグラム(@hadanoekimerolunasea)やX(@LUNASEA117031)などのSNSで発信予定。常設の署名箱は、丹沢日和 KIDS BOOK CAFE(秦野駅改札口階)と銀八鮨(秦野市堀川30)に置かれているほか、ウェブ上の専用フォームでも行われる。
今野さんは「目指すは年内での署名1万筆。来年2月23日のLUNA SEA東京ドーム公演で、施行が決まった報告を発表していただけるよう活動していきます」と話している。
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