カワイ音楽コンクールの関東地区本選会が4月5・6日、東京の全電通ホールで行われ、秦野市下落合のクレッセント音楽教室の生徒が優秀な成績を収めた。ピアノ部門ソロの部Cコースでは浦部創造君(本町小6年)が最優秀賞を獲得し、全国大会に関東地区代表として出場が決定。また、ピアノ部門連弾の部Bコースでは丸岡花珠さん(鶴巻小5年)・三友優さん(大井小6年)ペアが優秀賞、同教室の石井晶子代表が最優秀指導者賞を受賞した。
「最優秀賞に選ばれてびっくりした」と浦部君。小6以下が対象となる同部門の中では比較的小柄で、音の迫力に欠けるぶん、正確な技巧で魅せたという。メリハリのある「格好良い曲が好き」で、8月にある全国大会にはハチャトゥリアンの『ソナチネ』第3楽章で挑む。浦部君は「聴いている人の印象に残る演奏がしたい」と意気込んだ。
今回、初めてペアを組み、連弾で入賞した丸岡さんと三友さん。同教室でのレッスンの他にも、お互いの家を行き来して音を合わせてきた。最優秀賞をとれなかった事に関しては、正直なところ「悔しかった」そうだが、「連弾できて楽しかった」と今は笑顔で声を揃える。丸岡さんは「1年目は基礎を中心にやってきたので、今後は音楽的な事も学びたい」、三友さんは「曲の構造を理解しながら、もっと綺麗に弾けるようになりたい」と抱負を語った。
同教室で3人を指導してきた石井代表は「賞をとれたのは本人たちが頑張った成果。今後も目指すところは高く、賞をとるだけでなく、子どもたちには人の心を動かす演奏ができるような才能を伸ばしてほしいと期待しています」と話した。
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