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 野生動物研究家の小川路人さん(80)がこのほど、市内に生息する両生類と爬虫類を一冊にまとめた図鑑「相模原市の両生類・爬虫類」を出版した。カエルやヘビなど33種類の生物が写真入りで紹介されている。

 小川さんは長年、大手出版社で児童書や絵本、図鑑などの取材や編集を担当。当時から環境保護活動や野生動物研究に携わり、定年後は市立環境情報センターの観察員や市立博物館の市民学芸員を務めるなど幅広い活動を続けている。これまでにも、2017年に市内の野生の哺乳類全38種をまとめた図鑑「相模原・津久井の動物」を出版。今年5月には同書の改訂新版「相模原市の動物」を刊行した。

 撮影から執筆、編集校正までの全てを自分で行うのが小川さんのスタイル。「チャンスを逃さない」ため、近所への散歩の際にも必ずカメラを持参。知りたいことは、とことん資料を探り、それでも分からなければ生息地と思われる場所へ赴き、「現地の詳しそうな人を見付けて」調べる。

人気が後押し

 今回の図鑑テーマを考えた時にまず頭に浮かんだのは「鳥」だった。「でも、相模原に鳥は250種くらいいるから結構大変だなと思って」。調査にも時間がかかり、ページが増えてしまうと価格も高くせざるを得ない。「子どもたちにも手軽に手に取ってもらえる図鑑」からは離れてしまうため、断念した。

 次に浮かんだのが「両生類と爬虫類」だった。調べてみたら、市内の生息数は33種。ほとんどの写真や資料が手元にあった。「ただ、私はヘビが嫌いでね」と笑う。「一般的にもヘビやカエルなんかは嫌いな人が多いから無理だと思ったんだけれど、いつも協力してもらっている人に『最近、人気ですよ』って言われて」と、背中を押されるようにテーマに決めた。

 来春までに出版しようと作業を開始したが、困難と思われていた「タカチホヘビ」と「スッポン」の撮影が奇跡的に早く成功したため、スケジュールを早め、ヘビがいる季節の「夏」発行になったという。小川さんは「市内に生息する両生類と爬虫類33種を初めて特定した図鑑です。相模原のことや生き物、自然のことについて知ってもらうきっかけになれば」と話している。

 「相模原市の両生類・爬虫類」はA5判全16頁。1部300円。オールカラーで生き物の紹介に加えて、両生類や爬虫類、固有種や特定外来生物などの説明も記載されている。市立博物館(中央区高根/【電話】042・750・8030)で購入できる。問い合わせは小川さん【電話】080・6563・8998。

 野生動物研究家の小川路人さん(緑区橋本在住・80)がこのほど、市内に生息する両生類と爬虫類を一冊にまとめた図鑑「相模原市の両生類・爬虫類」を出版した。カエルやヘビなど33種類の生物が写真入りで紹介されている。

 小川さんは長年、大手出版社で児童書や絵本、図鑑などの取材や編集を担当。当時から環境保護活動や野生動物研究に携わり、定年後は市立環境情報センターの観察員や市立博物館の市民学芸員を務めるなど幅広い活動を続けている。

 小川さんはこれまでにも、2017年に市内の野生の哺乳類全38種をまとめた図鑑「相模原・津久井の動物」を出版。今年5月には同書の改訂新版「相模原市の動物」を刊行した。

 撮影から執筆、編集校正までの全てを自分で行うのが小川さんのスタイル。「チャンスを逃さない」ため、近所への散歩の際にも必ずカメラを持参。知りたいことは、とことん資料を探り、それでも分からなければ生息地と思われる場所へ赴き、「現地の詳しそうな人を見付けて」調べる。

人気が後押し

 今回の図鑑テーマを考えた時にまず頭に浮かんだのは「鳥」だった。「でも、相模原に鳥は250種くらいいるから結構大変だなと思って」。調査にも時間がかかり、ページが増えてしまうと価格も高くせざるを得ない。「子どもたちにも手軽に手に取ってもらえる図鑑」からは離れてしまうため、断念した。

 次に浮かんだのが「両生類と爬虫類」だった。調べてみたら、市内の生息数は33種。ほとんどの写真や資料が手元にあった。「ただ、私はヘビが嫌いでね」と笑う。「一般的にもヘビやカエルなんかは嫌いな人が多いから無理だと思ったんだけれど、いつも協力してもらっている人に『最近、人気ですよ』って言われて」と、背中を押されるようにテーマに決めた。

 来春までに出版しようと作業を開始したが、困難と思われていた「タカチホヘビ」と「スッポン」の撮影が奇跡的に早く成功したため、スケジュールを早め、ヘビがいる季節の「夏」発行になったという。小川さんは「市内に生息する両生類と爬虫類33種を初めて特定した図鑑です。相模原のことや生き物、自然のことについて知ってもらうきっかけになれば」と話している。

 「相模原市の両生類・爬虫類」はA5判全16頁。1部300円。オールカラーで生き物の紹介に加えて、両生類や爬虫類、固有種や特定外来生物などの説明も記載されている。ペッツワン城山店(向原/【電話】042・783・1081)、市立博物館(中央区高根/【電話】042・750・8030)、モナの丘(南区下溝/【電話】042・777・8586)で購入できる。問い合わせは小川さん【電話】080・6563・8998。

 野生動物研究家の小川路人さん(橋本在住・80)がこのほど、市内に生息する両生類と爬虫類を一冊にまとめた図鑑「相模原市の両生類・爬虫類」を出版した。カエルやヘビなど33種類の生物が写真入りで紹介されている。

 小川さんは長年、大手出版社で児童書や絵本、図鑑などの取材や編集を担当。当時から環境保護活動や野生動物研究に携わり、定年後は市立環境情報センターの観察員や市立博物館の市民学芸員を務めるなど幅広い活動を続けている。

 小川さんはこれまでにも、2017年に市内の野生の哺乳類全38種をまとめた図鑑「相模原・津久井の動物」を出版。今年5月には同書の改訂新版「相模原市の動物」を刊行した。

 撮影から執筆、編集校正までの全てを自分で行うのが小川さんのスタイル。「チャンスを逃さない」ため、近所への散歩の際にも必ずカメラを持参。知りたいことは、とことん資料を探り、それでも分からなければ生息地と思われる場所へ赴き、「現地の詳しそうな人を見付けて」調べる。

人気が後押し

 今回の図鑑テーマを考えた時にまず頭に浮かんだのは「鳥」だった。「でも、相模原に鳥は250種くらいいるから結構大変だなと思って」。調査にも時間がかかり、ページが増えてしまうと価格も高くせざるを得ない。「子どもたちにも手軽に手に取ってもらえる図鑑」からは離れてしまうため、断念した。

 次に浮かんだのが「両生類と爬虫類」だった。調べてみたら、市内の生息数は33種。ほとんどの写真や資料が手元にあった。「ただ、私はヘビが嫌いでね」と笑う。「一般的にもヘビやカエルなんかは嫌いな人が多いから無理だと思ったんだけれど、いつも協力してもらっている人に『最近、人気ですよ』って言われて」と、背中を押されるようにテーマに決めた。

 来春までに出版しようと作業を開始したが、困難と思われていた「タカチホヘビ」と「スッポン」の撮影が奇跡的に早く成功したため、スケジュールを早め、ヘビがいる季節の「夏」発行になったという。小川さんは「市内に生息する両生類と爬虫類33種を初めて特定した図鑑です。相模原のことや生き物、自然のことについて知ってもらうきっかけになれば」と話している。

 「相模原市の両生類・爬虫類」はA5判全16頁。1部300円。オールカラーで生き物の紹介に加えて、両生類や爬虫類、固有種や特定外来生物などの説明も記載されている。ペッツワン城山店(向原/【電話】042・783・1081)、市立博物館(中央区高根/【電話】042・750・8030)、モナの丘(南区下溝/【電話】042・777・8586)で購入できる。問い合わせは小川さん【電話】080・6563・8998。

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