株主の皆様へ
「中期経営計画」完遂に向け邁進いたします
平素は格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
長期にわたるコロナ禍で困難な状況にある皆さまにお見舞い申し上げるとともに、医療従事者をはじめとする方々に改めて感謝申し上げます。
弊社は昨年12月、「『地域情報紙を発行する会社』から『地域情報紙も発行する総合情報企業』へ」を基本ビジョンとする「中期経営計画」(2021年度~2023年度)を策定し、初年度である第42期は、この計画に基づき各種施策を実施してまいりました。
その結果、紙面関連事業におきましては、感染拡大を断続的に繰り返す新型コロナの影響を受けつつ、地域社会に寄り添い、そのなかに深く分け入る地道な事業展開により、コロナ禍からの脱却基調を確実なものにすることができました。一方、非紙面事業でも、デジタル関連事業などの拡充に加え、新たな事業領域として本年4月にスタートさせた秦野市文化会館における指定管理事業も概ね順調な滑り出しを図ることができました。
中期経営計画2年目にあたる第43期におきましては、こうした動きに一層の弾みをつけ、計画に掲げた「紙面関連事業の深化」「デジタル事業の強化」「非紙面事業の拡大」という事業戦略を着実に前進させるとともに、サステナビリティへの対応として「ダイバーシティ経営の推進」「社会的課題解決へのアプローチ」を推し進めてまいります。
株主の皆さまには、なお一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。