平塚・大磯・二宮・中井版【8月30日(金)号】

平塚市 困窮世帯の進学支援 県内初の取り組み

 平塚市は10月から、生活保護受給世帯と児童扶養手当を全額受給する世帯を対象に、大学や専門学校等の受験料や模擬試験料の一部を補助し、進学への後押しを図る施策を開始する。県内の自治体では初めての取り組みという。8月27日に開会した市議会定例会に、事業費46万9000円を計上した補正予算案を提出した。

 平塚市では、ひとり親家庭等の子どもの進学機会を確保することを目的に、国のこども未来戦略の「加速化プラン」の具体的施策である「こどもの生活・学習支援事業」を実施する。高校3年生を対象に、大学等の受験料は5万3000円、模擬試験料は8000円、中学3年生には6000円を上限に補助する。同事業は、国と県からの補助を受け行われる。

貧困の連鎖断ち切る

 対象は生活困窮者自立支援法に基づき、市が実施している学習支援事業に登録している人。今年度は高校3年生、中学3年生ともに7人を見込んでいるという。

 市ではひとり親家庭等の子どもを対象に、2013年度から中学生、2022年度から高校生の学習支援事業を実施している。学習支援は、学校の宿題や課題、レポートだけでなく、子どもの居場所づくりとしての役割も担っている。

 担当のこども家庭課では「今年度はそれぞれ7人を見込んでいるが、将来的には支援人数を増やしていきたい」と話す。落合克宏市長は「経済的課題を抱えるひとり親家庭や生活保護世帯等の低所得子育て世帯の子どもの進学に向けたチャレンジを後押しし、進学段階での貧困の連鎖を断ち切りたい。将来の可能性を高められれば」と期待を込めた。

 問い合わせは平塚市こども家庭課【電話】0463・21・9843へ。

左から相澤さん、吉國さん、熊切さん、丸山さん

ビーチバレーで全国2位 平塚近隣の中学生活躍

 「第15回全日本ビーチバレーボール4人制中学選手権大会」が8月17日から藤沢市で開かれ、平塚市内の中学生が所属するクラブレリーフ(伊勢原)が準優勝を果たした。

 大会では予選リーグと順位ごとの決勝トーナメントが行われ、1位トーナメント優勝が日本一となる。同クラブから出場した2チームのうち、予選を1位通過した「クラブレリーフ」は1位トーナメントに進出した。

 今年のメンバーは遠藤幸さん(綾瀬市立陵北中3年)、相澤愛美さん(平塚市立神田中2年)、吉國日和さん(同神明中2年)、栁下陽菜乃さん(同神田中2年)、熊切いち花さん(海老名市立柏ケ谷中1年)、丸山光絆さん(厚木市立玉川中1年)の6人。1、2回戦とも順調に勝ち進み、準決勝では前大会準優勝のリアル・マーメイド(奈良)に苦戦しつつも勝利した。

 決勝では強豪・Cynthia(京都)と対戦。中盤からは終始3点差をつけられ、追いつき引き離されの繰り返し。終盤、4連続ポイントで1点差まで詰め寄るも、23対25で一歩及ばず準優勝となった。

 同クラブは全国で一昨年に優勝、昨年に3位入賞している。キャプテンの遠藤さんは「優勝、3位、準優勝と成績を残せたが悔しい気持ちが大きい。この気持ちを今後のにつなげたい」と意気込み、中野剛監督は「優勝奪還はできなかったが、素晴らしい結果。9月のバレー関東大会も優勝を目指したい」と話した。

第3回世界硬式空手道選手権大会で優勝した 近惣 ほたるさん 平塚市在住 15歳

自然体で極める武

 ○…昨年9月に行われた硬式空手の県大会で優勝して得た大舞台の切符。世界大会には欧州や北米など世界各国から100人以上が参加。「あまり試合中の記憶がない」と振り返るほど、全身全霊で戦った。4試合を通して奪われたのは1ポイントのみ、決勝では5対0と他を寄せ付けない強さで世界制覇を果たした。「特別高い目標はないけれど、好きな空手をこれからも続けられたら」と自然体で空手道を突き進む。

 ○…9歳上のおじが習っていた空手を見て、小学3年生から始めた。「技の出し方、避け方、全てを教わった」と最も影響を受けたという。時には怒られることもあるが、泣きながらも必死に食らいつき練習に励んできた。毎試合前に祖父が作る、からあげとうなぎが入ったお弁当は魔法の1食なんだとか。「食べると、『よし試合だぞ』と力が入る」と勝利の秘訣を語る。

 ○…平塚市立金目小、金目中を卒業し、現在は平塚湘風高校1年生。学校の教諭や友人からは「空手をやっているようには見えないと言われる」と苦笑い。放課後はららぽーと湘南ひらつかなどで友人と遊ぶ時間を楽しむ普通の高校生。一度道着に身を包み、練習場に来ると「道場のみんなと一緒に私もがんばろう」と戦う武道家になる。

 ○…「試合で勝つと心身ともに強くなったことを実感できる空手が大好き」と魅力を語る。所属する拳友会では初となる個人の「世界大会優勝」という栄冠にも奢らず、日々技を磨き精進を続ける。16歳以上になると、高校・一般の部として大人とも戦うこととなるが、「課題の蹴りをもっと上達させて、色々な大会で優勝できるように頑張りたい」と更なる高みを目指す。

河野太郎氏

自民党総裁選 河野太郎氏出馬を表明

 神奈川15区(茅ヶ崎市、平塚市、大磯町)選出の衆議院議員、河野太郎氏が8月26日に記者会見し、自民党総裁選挙への出馬を正式表明した。

 河野大臣は「この度、自民党の総裁選挙に立候補いたします。ぜひ応援よろしくお願いします。有事の今こそ、河野太郎」と話した。河野氏は当選9回でデジタル大臣を務める。総裁選への挑戦は3度目。総裁選は9月12日に告示、27日に投開票される。

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大磯高校 あす同窓会総会 文化祭に合わせ開催

 大磯高校同窓会「こゆるぎ会」の総会が、同校文化祭一般公開日の8月31日(土)、同校で開催される。午後4時〜。

 総会では、2027年に同校が創立100周年を迎えることから、記念事業実施に向けた意見交換などを行う。

 参加希望者は二次元コードから申し込むか、当日受付も可能。同窓会総会についての問い合わせは事務局(トキワヤ内)【携帯電話】090・9858・7555。

 入場は北門から。午前10時〜午後2時30分。生徒によるお化け屋敷や屋台も出店。

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誰もが安心のトイレを
災害時
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ストーマ装具を備えよう
病気や障害などが原因で腹部に造られた、便や尿の排せつ口「ストーマ」(人工肛門・人工膀胱)の装具をつけて生活する患者「オストメイト」を巡る災害時の備えが課題になっ... (続きを読む)
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要法寺 障害者にも対応
南海トラフや相模トラフ、首都直下型などの大地震のほか、台風による様々な被害が心配される中、平塚市の要法寺(平塚4の10の10)では、避難先に困った人に向けた対策... (続きを読む)

二宮町商工会 「創業塾」を開講 全4回で9月7日から

 二宮町商工会が「創業塾」を開催する。中小企業診断士から、経営や人材育成、創業時に必要な税務手続きを学べる。

 二宮町商工会館(二宮1156の4)で9月7日(土)、21日(土)、28日(土)、10月12日(土)。午前9時〜正午(21日のみ11時)。創業希望者や創業後5年未満の人などが対象で先着15人。受講料は全4回で1100円(税込)。希望者は二宮商工会に電話またはメールする。(問)同会【電話】0463・71・1082【メール】ninomiya-t.s.c.i@mj.scn-net.ne.jp

和やかに楽しく奉仕の輪 中井LC 松本宏会長

 入会は2005年で、今年度2回目の会長に就任した。1989年に結成された中井ライオンズクラブは、2018年に一度解散したが20年に復活。現在、約20人の会員で主に地域への奉仕活動をしている。

 特に若い世代への支援に力を入れ始めているという。昨年からは中井町の小学生にアサガオセットを寄贈した。同クラブも若返りが進んでいる。「テーマは"和やかに楽しく奉仕の輪"。世代を超えて楽しくやっている。どんどん引き継いでいきたい」とほほ笑む。

 今年度、「花見で花火」の警備を会員が務めるほか、中井中央公園への鯉のぼり掲揚、「竹灯篭の夕べ」、献血活動、道路清掃などを行い、盛り上げていく。

感謝状を持つ大橋理事長

文化芸能協会が寄付

 平塚市文化芸能協会(府川勝会長)が8月19日、平塚市社会福祉基金に寄付を行った。

 7月28日に中央公民館で開催された七夕チャリティ公演で来場者から集めた7万7256円を募金した。寄付は今年で23回目で、市の福祉関連施策に活用される。

 同会理事長の大橋喜久優さんは、「来場された方々の厚意を社会のために使って欲しい」と話した。

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充実と継続で地元還元 二宮LC 長田正司会長

 「生まれも育ちも二宮町だから」と地元愛はひとしお。3年前に同クラブに入会したきっかけも、長い付き合いの同級生たちに誘われたからだった。「奉仕活動を通して、地元への感謝を返していきたい。今までの歴史も大切にしつつ、改革していきます」と意気込む。

 同クラブの代名詞ともなっている、地元高齢者向けの講演会「おじいちゃん・おばあちゃん大学」が活動の核。「せっかくだから楽しんでもらわないと」と、例年民謡歌手などを呼ぶなど、レクリエーションにも力を入れる。頻発する地震などの災害に目を向け、「今年は防災をテーマにしてやりたい」と構想中。活動の「充実と継続」がキーワードだ。

災害対策用プライベートルームを紹介する職員(提供写真)

平塚市 女性、障害者にも安心を 避難所に授乳テントなど

 災害時、女性や障害者に配慮した避難所運営が求められている中、平塚市はパーソナルスペースをつくれるよう、2020年からテントの配備に力を入れている。

 市災害対策課の杉山正さんは「授乳スペースを望む女性や自閉症などの発達障害がある人にテントの使用を促すよう、避難所担当者は事前に研修を受けている」と話す。

 テントは4種類で、避難所54カ所にそれぞれ「プライベートルーム」4基、「ファミリームーム」1基、更衣室や授乳室としての利用を想定した「マルチルーム」1基、「間仕切りテント」10基のほか、避難所には1台ずつ車いすも用意されている。

ハザードマップ再確認を

 8月8日に発生した宮崎県を震源とする地震に伴い、気象庁は「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表。これを受けて、同課への市民からの問い合わせが絶えなかったという。

 「自宅はどのくらい被害を受けるのか心配する声が多かった。日頃のハザードマップの周知に一層取り組まなければいけないと感じた。市民の皆さんには、災害リスクに応じた対策をお願いしたい。食料・飲料水の備蓄も大切」と杉山さんは力を込める。

10月に防災訓練

 例年、9月の「防災の日」前後に実施されている平塚市主催の「総合防災訓練」が、10月下旬に実施されている「消防フェスティバル」と合同で10月26日(土)に「平塚市総合防災訓練(消防・防災フェア/地震対応訓練)」として行われる。午前10時〜午後2時30分まで。会場は平塚市総合公園平塚のはらっぱ。開催内容は後日発表される。(問)同課【電話】0463・21・9734

パーテーションを組み立てる高校生たち(提供写真)

大磯町 高校生が防災考える一泊 図上訓練など実施

 大磯町のノジマ大磯スクウェアで8月8日と9日、大磯高校の生徒有志13人が1泊2日の防災研修を実施した。大磯町危機管理課が協力し、防災に関する知識を伝える出前講座や図上訓練(DIG)、防災備蓄食の喫食訓練などを行った。

 同課担当者は、「災害が頻発している中、防災意識を持つ機会として手応えを感じられた。高校生には、避難所運営などで地域の人と協力してもらう場面も出てくるかもしれないので、今後も防災連携をやっていく」と話していた。

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大迫力の火渡り修行
9月15日(日) 「七沢の火祭り」
大迫力の火渡り修行
厚木市 七沢観音寺
「インコのお寺」で知られる厚木観光名所の一つに七沢観音寺(七沢2741)で9月15日(日)、「七沢の火祭り」が開かれる。時間は午後5時から6時すぎ。当日は業... (続きを読む)
Aさんのベッドに貼られた停電時の操作手順のメモ。Aさんは体温調節するのが難しいため「気温が高い時・低い時」の対応も書いてある

二宮町個別避難計画 難病者の「呼吸器」つなげ 地域連携し電源確保へ

 2021年5月の災害対策基本法改正により、市町村の努力義務となっている「個別避難計画」。災害時に一人で避難することが困難な「避難行動要支援者」を誰が支援し、どこに避難するのかなどを調整するもので、国は地域の自治会や消防団、民生委員、福祉の専門職等の関係者と協力して作成することを呼び掛けている。

 二宮町内在住で、神経難病のある60代男性のAさん宅では、今年7月に地区長や民生委員、ケアマネジャー、訪問看護師、平塚保健福祉事務所職員、二宮町職員を交えた訓練が実施された。

 Aさんは5年ほど前から身体が動きにくいなどの症状が出始め、車いす生活の後に寝たきりに。現在呼吸器をつけており、災害による停電などが発生した際に、呼吸器を動かすための電源確保が必要になる。

 自宅は土砂災害などのハザードマップ外で、二宮町も要支援者として把握していなかったが、難病者の情報を持つ平塚保健福祉事務所と連携することで、Aさんの避難計画が具体的に進んだ。町担当者は「個別避難計画は個人情報などの観点から、Aさんのご家族や地域の皆さんの理解がなければ進められない。今回、あらゆる立場からAさんに関わる人が協力してくれた」と振り返る。

顔が浮かぶ関係に

 Aさん宅では、ポータブル電源や太陽光パネルを購入し、停電時に備えていたが、内部・外部バッテリーを合わせても13時間しか稼働を続けられないのが不安要素のひとつだった。そこで地元自治会ではガスボンベで動く発電機を購入。訓練では地域の発電機から電力を供給できるかなども初めて確認した。

 訓練に参加した地区長の長田信夫さんは「発電機は地域の備蓄としても必要なもの。訓練に参加したことで、より具体に災害時の動きが想像できる。台風発生の報道を見たときなど、『Aさんの家は平気かな』と顔が浮かぶようになった」と意義を感じている。同地区民生委員の天野透さんは「訓練をするまで、Aさんに支援が必要だと知らなかった。情報がとにかく少ない。もっと町との連携を増やしたい」と話していた。

 いつ災害が起こるかわからない中、Aさん宅では、家族の不在時や、ヘルパー、訪問看護などを利用中に被災した際にも、呼吸器や蓄電池の操作ができるよう、Aさんの妻による注意置きや操作のメモが至る所に残されている。

 Aさんの妻は、「備蓄をしても、訓練をするまでどんな動きをしたらいいかわからなかった。今は何をしたらいいのか、自分の他にも知ってくれている人がいて、安心感がある。高齢者の方が多い地域なので、お互い様で、私自身も協力していきたい」と話していた。

トロフィーを持つ二見さん

二宮町消防団 二見さんが最優秀選手賞 県消防操法大会 ポンプ車操法の部

 二宮町消防団(勝部修二団長)第1分団に所属する二見直樹さん(49)=川勾神社宮司=が、7月27日に開催された第55回神奈川県消防操法大会のポンプ車操法の部で最優秀選手賞を受賞した。

 入団4年目にして初出場。二見さんは「神社のお祭りなどではまちの方にお世話になっている。一個人として感謝を返せるところがあればと、分団の方に声をかけてもらったのもあり、入団しました」と振り返る。

 第1分団では、操法大会の出場が決まった昨年12月頃から練習をスタート。二見さんは、コロナ禍に中止となった操法大会に出場予定だった先輩分団員と二人三脚で練習を進めた。

 「当日は緊張もあり、暑さで倒れてしまわないようにと必死で、どんな様子だったか覚えていません」と苦笑い。「二宮消防の署員の方も操作について教えてくれた。みなさんのサポートがあってこその受賞。第1分団のみんなで獲った最優秀賞です」と笑顔で話していた。

取材を受ける中西さん

中井町 多様な声拾う防災モニター 境在住 中西さん

 女性や町内の企業に勤務している人など、多様なバックグラウンドを持つ人たちに防災訓練に参加してもらい、町の防災対策について意見をもらう中井町独自の取り組み「防災モニター」が始動している。

同世代への訴求を

 中井町境在住の中西和美さん(48)は、女性として、また子育て中の保護者の目線を防災に反映してほしいと同モニターに参加した。都内に勤務する夫と、小中高校生の息子が3人、愛犬と暮らしている。

 子どもたちの町外に通う習い事などもあり、生活圏がバラバラなことが不安要素の一つだと、8月9日に中井町で震度5弱を観測した地震で気づいたという。

「親が近くにいられない時に、子どもの配慮してほしい情報などを伝えられるようにするカードや、事前に避難場所を決めるなどの話し合いが必要だと感じました。同世代に関心を持ってもらえるよう活動を充実させたい」と笑顔で話していた。

各地防災イベント 二宮は11月開催

 中井町は8月31日(土)午前10時〜正午、町農村環境改善センターで「防災のつどい」を開催する。今年は気象キャスターの岩谷忠幸氏の防災講演会「『甚大な気象災害に備える。』〜地域で考える防災〜」が行われる。

 二宮町は例年、9月1日の防災の日付近に開催していた「総合防災訓練」を11月10日(日)に実施する。詳細は後日発表。

 大磯町は11月17日(日)に町民を対象とした「津波土砂避難訓練」が開催される。問い合わせは各町役場へ。

杉村太蔵氏

平塚商工会議所 杉村太蔵氏が講演 10月5日(土) 参加者を募集

 元衆議院議員の杉村太蔵氏が講師を務める講演会「人生何が起きるかわからない〜太蔵流チャンスをつかむ技術〜」が10月5日(土)、ひらしん平塚文化芸術ホールで開催される。午後2時〜3時半(開場1時)。入場無料で定員先着1000人。要申し込み。

 平塚商工会議所の3部会(文化情報サービス部会、金融保険業部会、商業部会)の合同講演会として「ひらつか産業FES」の会場で実施される同講演会。

 2005年9月の総選挙で最年少当選を果たした杉村氏。労働問題を専門に、若年者雇用の環境改善に尽力。現在は政治・経済をテーマとした講演活動を行っている。

 申し込みはWEBまたはFAX(【FAX】0463・24・0079)。(問)同商議所【電話】0463・22・2512

完成した給食センター。平塚農産物PRキャラクター「ベジ太」が描かれたトラックが給食を届ける

平塚市学校給食センター特別号

 平塚編集室では、平塚市内の新聞折込と公立小学校・中学校に配布する「平塚市学校給食センター特別号」を8月30日に発行しました。

 この特別号では学校給食センターの開所を祝って、施設紹介、開所式や試食会の様子を取り上げています。また、運営に携わる栄養士や平塚市PTA連絡協議会会長へのインタビュー、市長・教育長からの寄稿なども掲載しました。 

 「平塚市学校給食センター特別号」はWEBからデジタルブックでも見ることができます(タウンニュースHPの平塚エリアページで8月30日から公開)。

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キャッシュレス券売機導入 平塚総合体育館、プールで

 トッケイセキュリティ平塚総合体育館(平塚市大原1の1)と同施設に隣接する温水プールで、9月3日(火)から券売機による支払いの一部をキャッシュレスで行えるようになる。

 対象となるのは同体育館のトレーニングルーム利用券、温水プール利用券、体育室・武道場・弓道場の個人利用券で、同体育館と温水プールの券売機で利用できる。

 決済はVISAやMastercardやJCBなどのクレジットカード、SuicaやPASMOやKitacaなどの交通系電子マネー、nanacoや楽天Edyなどの流通系電子マネー、QRコード決済(利用ブランドは調整中)が利用可能となる。これまでの回数券はICカードに変更となり、チャージ(入金)は現金のみとなる。また、電子マネーは券売機ではチャージができない。

 市総合公園課の担当者は「キャッシュレスの導入によって新しい生活様式に沿った、より利便性の高いサービスが提供できれば」と期待を寄せた。

磯コン申し込みフォーム

大磯らしい潤いづくり協議会 大磯港からクルーズ 参加募集中

 大磯町商工会や観光協会、町、町内に活動拠点のある事業者でつくる「大磯らしい潤いづくり協議会」では大磯港発のクルーズを企画している。

潮風香る「婚活」

 婚活イベント「磯コンで出会おう!」は9月21日(土)、オオイソコネクト2階のカフェを会場に食事や大磯港周遊クルーズを実施する。午後3時30分受付、4時〜食事、5時30分〜クルーズ。午後6時からは大磯港で映画の上映も行われる。

 募集人員は25〜45歳の男性30人、女性30人。最少催行人員40人。男性9000円、女性7000円。参加希望者は二次元コードから。9月6日(金)申し込み締切。

サマークルーズ

 大磯と江の島を結ぶスペシャルサマークルーズが9月21日(土)に開催される。【1】大磯→江の島/午前10時発【2】江の島→大磯午前11時30分発【3】大磯周遊/午後1時発【4】大磯→江の島/2時発【5】江の島→大磯/3時30分発。大磯・江の島便(所要時間60分)は大人3000円、小人2000円、大磯周遊(所要時間30分)は大人2500円、小人1500円。

 参加希望者は申し込みの二次元コードから。9月13日(金)締切。空きがあれば当日受付も可能。

(問)東武トップツアーズ株式会社横浜支店【携帯電話】050・9001・8749

大雄杯サッカー大会 フェアプレー誓う レモンガススタで開会式

 レモンガススタジアム平塚で8月17日、平塚市内の小学生クラブチームが出場する第45回株式会社大雄杯争奪平塚市サッカー選手権大会の開会式が実施された。

 選手宣誓では、子どもたちが「仲間と共にフェアプレーで戦うことを誓います」と元気いっぱいに表明した。

 主催する平塚市サッカー協会の片倉章博会長は、「相手をリスペクトする気持ちを大切にしながら、試合に臨んでほしい」と選手たちを鼓舞した。

 大雄の山口紀之代表取締役は「皆さんの熱い戦いを楽しみにしています」とエールを送った。

 低学年、高学年各20チームがトーナメント形式で試合する。6年生を対象に、各チーム2人ずつ選出して行うエキシビジョンマッチのユニホームは、平塚西ロータリークラブが寄贈している。

講師の針山愛美さん

参加者募集 世界で活躍するバレエダンサーが直接指導 10月13日 ひらしん平塚文化芸術ホール

 ワークショップ「大人のためのバレエレッスン」が10月13日(日)にひらしん平塚文化芸術ホール多目的ホールで開催される。午後5時30分〜7時。主催はNPO法人湘南バレエ・コンペティション。

 バレエの基礎を大切に、バーレッスンからセンターレッスンまで楽しく学べるクラス。元ベルリン国立バレエ団の針山愛美さんが講師を務め、直接指導が受けられる。

 対象は18歳以上の女性限定で、バレエ経験目安が1年以上の人。ブランクがあってもOK。定員は先着順で20人。参加費2000円。レッスンウェア、バレエシューズを着用のこと。参加希望者はWEBから申し込む。9月30日(月)締め切り。主催者は「ブランクのある方も大歓迎です。ご参加お待ちしております」と呼びかけている。

 問い合わせは同法人【URL】info@s-ballet-c.jpへ。

観光写真コン 結果発表 平塚写した力作集まる

 一般社団法人平塚市観光協会(福澤正人会長)が主催する「第55回湘南ひらつか観光風景写真コンクール」の入賞作品が選考され、井手孝治さん(平塚市)の作品「お花畑の小さな家」=写真=が推薦(最優秀賞)に選ばれた。

 同コンクールには521点の応募があり、33点が入賞した。入賞作品は、観光パンフレットやポスター、ウェブサイト、観光カレンダーなどに使用される。

エシカル消費を知ろう  9月28日(土)講座開催

 「今日からはじめるSDGS(エシカル消費)講座」が9月28日(土)に、ひらつか市民活動センター(平塚市見附町1の8)で開催される。午前10時〜正午。

 「お買い物でできる社会貢献とは=エシカル消費」をテーマに、(一社)消費者力開発協会の廣重美希理事が話をする。

 参加無料。申込みは講座名、名前(ふりがな)、電話番号を電話またはメールで送る。

 申し込み、問い合わせは市市民情報・相談課消費生活担当【電話】0463・20・5775【メール】jousou@city.hiratsuka.kanagawa.jp。

満員のスタジアムで迎えたフジタスペシャルデーは今年も未勝利

ベルマガ通信 8月24日ホーム湘南0-1名古屋 初の暗転演出で後押しも無得点連敗 J1第28節 vs 名古屋グランパス戦

 この日の最高潮は、試合前の素晴らしい光の演出だった。

 8月最後のホーム試合は大入り。クラブ初となるスタジアム暗転演出「グリーンオーシャンナイト」が光と音でスタジアムを盛り上げ、ボルテージマックスで試合開始を迎えた。しかし、スタジアムの最高潮はそこまで。

 湘南は前半早々に警戒していたセットプレーでゴールを奪われ、失った1点を取り返せずに試合終了。名古屋の守備陣を最後まで崩せずリーグ戦2連敗、天皇杯を含めて公式戦3連敗の結果となった。

 7月には連勝を続け降格圏を脱出していた湘南であったが、連敗で降格圏がみえる順位まで後退。上位躍進が遠のく現状と低調な試合運びに好演出の後押しも切ない記憶となったが、すべては飛躍のための一歩後退だと思いたい。

(スポーツライターすぎさきともかず)