高津区版【8月30日(金)号】
キックオフ発表会に参加したアンバサダーらの面々

かわさき推しメシ 「スイーツ」「デカ映え」部門も エントリー店舗を募集

 市民の投票で、見て楽しい・食べて美味しい魅力ある一品をグランプリに決定する「♯かわさき推しメシ」が今年も開催される。8月21日には店舗の募集がスタート。第1回・第2回はともに高津区の飲食店がグランプリに輝いていることから、今年は「区内店舗の3連覇」の行方にも注目が集まる。

 かわさき推しメシは、市主催で市内飲食店から自慢の「推しメシ」を募集し、市民投票や食の専門家によって「川崎ナンバー1」を決める企画。地域の店舗の認知度向上を目的に2022年度から開催され、昨年度は102店舗がエントリーし、投票には延べ1万人以上が参加した。

 3回目となる今回は、一般部門に加えて「デカ映え」「スイーツ」部門を新設。スイーツは市内に店舗も多く、幅広いジャンルから参加してもらおうと追加に。大盛りメニューを想定したデカ映えは「元気なまち川崎に相応しい」と、福田紀彦市長も一押しの案だったという。

 また、市民向けには今回、市制100周年記念事業としてウォーキングアプリ「かわさきTEKTEK」と連携しエントリー店舗(先着100店)のスタンプラリーも、1次投票開始の10月15日から予定している。

区内店舗が前回1位

 昨年度は、「油や鹿鳴」(諏訪)の油そばがブランプリを受賞したこの企画。区内店舗の3連覇にも期待が寄せられる中、今後は地域メディア関係者やグルメ系SNSインフルエンサーらがイベントをPRする「アンバサダー」として、店舗へのエントリー促進のため情報発信を行っていく。

 8月20日には溝口のシェアオフィス「nokutica」でキックオフ会を行い、アンバサダーが今後の活動について抱負を述べた。

 店舗のエントリーは9月22日締切。1次投票は10月15日から11月26日までで、店舗で推しメシを食べた人が投票する。食の専門家らによる12月の最終審査には、各部門の上位2店舗が進出できる。グランプリ店舗には、(有)つかさサンプル(宮前区)による食品サンプルなどが贈られる。

 市の当者は「頑張っている店舗を応援したいので、多くのお店にエントリーしてもらえたら」と話す。詳細は「♯かわさき推しメシ」HP(ホームページ)参照。

参加団体の施設に貼られるポスター

フリースクール関係者ら 居場所の情報サイト開設 「夏休み明け」対策で

 夏休みが終わり、学校に行けなくなる子どもたちのため、高津区新作のNPO法人多様な学びプロジェクトなど全国のフリースクール関係者がタッグを組み、特設サイト「#学校ムリでもここあるよ」を8月19日に開設した。学校や自宅以外で安心して過ごせる「居場所」の情報が集められている。川崎市内でも順次、居場所の情報を掲載する。

 子どもたちが学校に行きづらくなるタイミングの一つに「夏休み明け」がある。そのため2019年、全国のフリースクール関係者が連携し、フリースクールやカフェ、子ども食堂といった学校と自宅以外の「居場所」の情報を集めた特設サイト「#学校ムリでもここあるよ」を、期間限定で開設。毎年、子どもたちの夏休みが終わる8月下旬から9月初めにかけて続けてきた。

区内NPOが主催

 6年目の今年は高津区の「多様な学びプロジェクト」が主催し、「#学校ムリでもここあるよキャンペーン実行委員会」の共催。サイトでは全国のリアルな「居場所」が検索できるほか、近場に見つからない場合の相談窓口も紹介。これまでに「居場所」を利用した子どもたちの声も多数掲載し、子どもの心のSOSに寄り添う情報を集めた。

不登校増加、市内でも

 学校に居場所を見いだせず不登校の状況にある子どもは全国の傾向と同様、川崎市でも増えており、22年度の調査で小学生1144人、中学生1672人。5年間で小学生が714人、中学生が430人増えている。

 実行委員会事務局の高橋利道さんは「毎年、子どもたちの自死が増えるのが、夏休み明けのこの季節。学校に行けなくても『自分にも行ける場所があるんだ』と思ってもらうことがまず先決」と話している。

 掲載は9月9日まで。サイトに関する問い合わせは、事務局へメール(【メール】info@cocoaru.org)を。

右から今市さん、福田市長、前田本部長=同学園提供

洗足学園 100周年フェスで賑わい 今市隆二さんが式典 登場

 高津区久本にある学校法人洗足学園(前田壽一理事長)は8月17日、同学園を会場に創立100周年と川崎市市制100周年を記念した「KAWASAKI・SENZOKU 100th FESTIVAL」を開催した。

 今年は同学園と市が100周年にあたることから、それぞれの節目を地域で祝うイベントとして企画したもの。当日はキッチンカーの出店や縁日なども行われ、家族連れなどで賑わった。

楽曲を市に提供

 また、同大の前田ホールでは記念式典も実施。川崎市や同学園に縁あるアーティストが出演したほか、ダンス&ヴォーカルグループ「三代目 J SOUL BROTHERS」の今市隆二さんがゲストとして登場した。福田紀彦市長も出席し、市制100周年を記念して今市さんにより川崎市に楽曲「REALLY LOVE」の提供が行われた。

 川崎市出身の今市さんは「川崎市民の方にこの曲を聴いて口ずさんでもらったり、踊ったり歌ったりして聴いている方の場所が明るくなったら」とコメント。その後、今市さんにより同楽曲の歌が披露された。

 100周年の節目に、同学園法人本部の前田英三郎本部長は「川崎市と洗足学園の歴史と未来を祝う、このような式典を開催できることを大変嬉しく思う」と語った。

ミニトマトすくいを楽しむ子どもたち

「夏まつり」で地域身近に 町会とJA、協力し初企画

 千年町会と新作第一町内会、JAセレサ川崎橘支店が協力し、地域の子どもたちに楽しんでもらおうと8月10日、「千年新作JA夏まつり」を同店駐車場で開催した。

 今回、初めて企画されたこの催し。両町内会とJAが協力して準備や地域への周知を図り、当日は親子連れなど700人以上が参加し大盛況となった。会場では輪投げやかき氷のほか、ミニトマトすくいやスイカ割りなど、農産物も生かしたコーナーも用意され、訪れた人々が楽しんだ。

 主催関係者らは「夏まつりを楽しむ子どもたちの笑顔が見れてうれしい。地域が一体となり良い活動になった」「イベントを通じ、町会とともに地域のJAとして身近に感じてもらえたら」などと語っていた。

川崎市環境局減量推進課の職員

高津区役所危機管理担当 防災を学ぶ「備える。たかつ」 今回は「ごみ」Webで配信

 高津区役所危機管理担当は、従来の川崎市としての情報発信に加え、災害を自分事として捉える事をコンセプトとしたWeb情報「備える。たかつ」の定期配信を、今年1月から行っている。

 ライフラインに関わる各専門家などを招いて「災害時の対応」「事前の備え」といった、いざという時に知っておくと役に立つ情報を届けて、区民の防災意識を高めてもらおうというもの。

今回は「ごみ」

 前回は「避難」に関わる情報を配信したが、第6弾の今回は防災の備えとして普段はあまり意識しない「ごみ」がテーマ。たとえ災害時でも生ごみ等の「生活ごみ」は出続け、さらに壊れた家具といった「片付けごみ」も発生する。災害後はすぐに収集できない場合もあるため、対処について確認しておくと安心だ。

 そこで今回は「災害時のごみの対処法」や「情報の入手方法」について、川崎市環境局減量推進課の職員が解説。今からできる備えとしてトイレ対策等の説明もあるため、慌てないためにぜひチェックを。

 詳細は左記二次元コードへ(第1弾〜第5弾も同ページから閲覧可)。

「多職種連携」高津区でも 医療・福祉の分野でタッグ結成へ

 医療や福祉の場において、患者や利用者に日々携わる専門家らがタッグを組み、患者一人ひとりを包括的にケアする「多職種連携」。様々な職種が連携し、それぞれの専門性を発揮しながら職務にあたることで、よりスムーズで質の高いサービスを提供しようというこの取り組みが、高津区内でも始まりつつある。

まず区内三者が合意

 これは区内で医療を手掛けている「オーキッドJOYデンタルクリニック」(齋藤大輔院長)と「椿クリニック」(野中勇志院長)、さらに介護・看護サービスを展開する「有限会社 七樹」(武笠太朗代表)の三者などが先頃この連携に合意したもの。互いに「顔の見える関係」の下、意思疎通を図りながら情報共有や研修などを行い、患者の課題解決に向けた適切な支援や効果的な治療などを実施する。また「今後は看護師、理学療法士などの医療従事者、ケアマネジャーや介護職などの介護従事者、さらには地域の民生委員など、領域が異なる職種の方が意見を交換し患者や利用者を支援できる場にしていければ」といった方針を打ち出している。

<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
  毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)

かかりつけ医を持つ意味とは いざという時、慌てないために

 充実した医療設備や専門的技術をもった「中核病院」と、地域に根付いて医療サービスを提供する「開業医」が、お互いの長所を生かして、地域で最適な医療サービスを提供する「医療連携」。それを進める上でも「かかりつけ医」を持つ重要性が高まっている。

 中核病院と開業医がその特徴を最大限に生かし、地域一丸となることで患者によりよいサービスを提供可能とする「かかりつけ医」。そのメリットは多く【1】待ち時間が短く、しっかり診療してくれる。【2】自分や家族の健康状態を把握しているので突然の身体の異変、緊急事態にも安心して判断を任せられる。【3】入院や検査が必要な場合、専門の医師や病院を紹介してくれる【4】健康管理のアドバイスをしてくれる等々が挙げられる。

 さらに、かかりつけ医は専門性に合わせて持っておくと、より心強い。いざという時のためにも、自分の「かかりつけ医」を持っておこう。

教えて!職人さん vol.55 知って損ナシ!「塗料の選び方とポイント」【3】

 Q...塗料の選び方とポイントをプロに伺うシリーズの3回目。今回は人気塗料ランキングの2位と1位の発表です!

 A...前回は「当店での人気塗料ベスト5」のうち3位までの商品名を発表しました。今回はその続きとなります。

 Q...では、第2位は?

 A...当店人気第2位は「プレミアムシリコン」です。この商品は従来のシリコン塗料よりも約2年も長く、人気のある塗料として知られています。またコストパフォーマンスが良いので価格を重視したい方はこの塗料を選ぶと良いでしょう。

 Q...いよいよ1位の発表、お願いします!

 A...1位は「パーフェクトトップ」という商品です。実はこの塗料は、先ほど紹介した2位の「プレミアムシリコン」の後続製品となります。

 Q...製品の特長は?

 A...この塗料も「プレミアシリコン」と同様、従来の同じ価格のシリコン塗料と比較しても、耐用年数がおおよそ2年長いことから、コストと耐久性の両方を重視する方にとって最適な塗料といえます。当店でも常に高い人気を誇っています。この「パーフェクトトップ」のベースはアクリルなのですが、アクリル塗料であっても劣化を促進する不純物を取り除いており、結果的に長寿命を実現しています。一方でこうした塗料の価格にも値上げの波が押し寄せています。より適切な商品を選ぶことも重要です!

GO!GO!!フロンターレ

富士通スタジアムでグラウンドゴルフ大会

 富士通スタジアム川崎(川崎区富士見)で9月27日(金)、「第103回富士通スタジアム川崎グラウンド・ゴルフ大会」が開催される。対象は50歳以上で先着100人。参加賞のほか、男女上位入賞者に賞品を用意。お楽しみ抽選会もあるので、参加者全員に賞品を手に入れるチャンスがある。

 赤・青8ホール2ラウンドを2回まわる、計32ホールの個人戦で競う。26日(木)には前日練習として午前9時から11時30分まで、大会と同じコースで自由に練習できる参加費1人300円。

 時間は午前9時〜午後1時(受付8時30分)。小雨決行、荒天中止。参加費1540円。参加希望者は【1】氏名(ふりがな)【2】〒住所【3】電話番号【4】生年月日【5】グラウンド・ゴルフ歴を記入の上、【メール】fujimi-info@frontale.co.jp【FAX】044・276・9144【電話】044・276・9133(午前10時〜午後8時)で申し込む。申込締切は9月22日(日)必着。25日(水)まではキャンセル無料(翌日からキャンセル料全額発生)。