中本牧リトルシニア ジャイアンツ杯で初優勝 劇的サヨナラで全国制覇
中区本牧の海釣り公園隣のグラウンドを練習拠点とする中本牧リトルシニアが、8月25日に東京ドームで行われた全日本中学野球選手権大会・ジャイアンツカップの決勝戦で橿原磯城(かしはらしき)リトルシニア(奈良県)を3対2のサヨナラ勝ちで下し、日本一となった。前身の大会を入れれば29年ぶり2回目、現名称になってから初の優勝。
同大会には、各地区で行われた予選を勝ち抜いた32チームが出場。中本牧は鈴木陽仁投手(中3)と小林鉄三郎投手(同)の両左腕を交互に先発し、勝ち上がった。
迎えた決勝戦は、投手戦となる締まった展開に。初回で1点ずつ取り合った後、2回に1点を追加した橿原磯城が2対1でリードしたまま、最終回を迎える。村上林吉監督は「2、3点の勝負だとは初めから思っていた。我慢すれば必ずチャンスは来ると言い続けた」と話す。
最後の攻撃となった7回裏、中本牧は四球や犠打、好走塁などを織りまぜチャンスをものにし、逆転した。同点打を放った小林投手は「絶対に後ろにつなげるぞという気持ちでバッターボックスに立った」と振り返った。この日もベンチからチームを支え続けたキャプテンの永山浬選手(同)は、「(リードされても)誰ひとり諦めることなく勝つと信じていたことが優勝につながった」と喜びを語った。
同大会には、各地区で行われた予選を勝ち抜いた32チームが出場。中本牧は鈴木陽仁投手(中3)と小林鉄三郎投手(同)の両左腕を交互に先発し、勝ち上がった。
迎えた決勝戦は、投手戦となる締まった展開に。初回で1点ずつ取り合った後、2回に1点を追加した橿原磯城が2対1でリードしたまま、最終回を迎える。村上林吉監督は「2、3点の勝負だとは初めから思っていた。我慢すれば必ずチャンスは来ると言い続けた」と話す。
最後の攻撃となった7回裏、中本牧は四球や犠打、好走塁などを織りまぜチャンスをものにし、逆転した。同点打を放った小林投手は「絶対に後ろにつなげるぞという気持ちでバッターボックスに立った」と振り返った。この日もベンチからチームを支え続けたキャプテンの永山浬選手(同)は、「(リードされても)誰ひとり諦めることなく勝つと信じていたことが優勝につながった」と喜びを語った。