川崎区・幸区版【9月13日(金)号】
回収ボックスに哺乳器を入れる市担当者(左)とピジョン担当者

メーカー6社・川崎市 哺乳器回収し再生化へ 市内7区にボックス設置

 川崎市と哺乳器ブランドオーナー6社は、9月6日から市内各区役所に家庭で使わなくなった哺乳器の回収ボックスを設置し、リサイクルの実証実験を開始した。育児用品メーカーが協働して、哺乳器のリサイクルに取り組むのは今回が初めて。実証実験を通して効率的な回収方法の構築を目指す。

   ◇ ◇ ◇

 今回の実証実験は、川崎市が推進する「かわさきプラスチック循環プロジェクト」の一環として、哺乳器ブランドオーナー6社(ピジョン(株)、コンビ(株)、ジェクス(株)、(株)ズーム・ティー、(株)ダッドウェイ、雪印ビーン・スターク(株))が連携して取り組む。期間は来年2月28日(金)まで。各区役所の入り口付近に回収ボックスを設置し、家庭で使わなくなった哺乳器(容器、乳首、フードキャップでメーカーは問わず)を回収して資源リサイクルを目指す。

 集まった哺乳器は川崎市が回収し、ピジョンが分別して量や品質等のデータを集計。回収した各パーツはリサイクル業者の手で、プラスチックはプランターやパレット、工場の配管などに、ガラスは路盤材などを製造するための原料の一部に再生される。期間中に700本の回収を想定しており、回収の協力、効率的な回収方法などの検証を行う予定だ。

業界でも全国初

 これまで哺乳器は、普通ごみとして回収、焼却されており、リサイクルが進んでいなかった。ピジョンは2022年から関係企業と連携して哺乳器の回収とリサイクルを実施。そこで得た知見等を生かし、業界として推進していこうと他社に働き掛け、プラスチックの循環に積極的に取り組んでいる川崎市で初めて実施することになった。

 今回、参加している6社による哺乳器国内シェアは9割。市の担当者は「6社の取り組みということで協力した。メーカーによって製造が異なるので、今回の取り組みを通じて製品自体を見直し変わっていくことに期待したい」と話した。

市立看護大のキャンパス

市立看護大 大学院設置に認可 川崎駅東口に第2キャンパス

 川崎市立看護大学大学院の設置について、文部科学大臣の諮問機関である大学設置・学校法人審議会大学設置分科会は8月29日、申請を認可した。これを受けて市は来春の開学を目指し、条例改正を市議会にはかる。

 市は複雑化する医療ニーズに対応し、国が進める「地域包括ケアシステム」を担える人材を育成する市立看護大学を、2023年4月に幸区小倉に開学した。そのうえでさらに高度な知識と技術をもつ人材を養成する大学院の設置を今年3月に申請していた。

 大学院では、家族看護や感染看護を学ぶ「基盤看護専攻」▽医療機関と地域社会での小児から老年までの横断的な看護を学ぶ「地域包括ケア専攻」▽出産前後を含め女性のトータルケアを学ぶ「助産学専攻」の3コースを設置する。既存のキャンパスのほか、現役看護師などの社会人が通いやすいよう、JR川崎駅と京急川崎駅から徒歩数分の場所にある川崎フロンティアビル内に「第2キャンパス」を開設し、夜間の授業は「第2」を中心に実施する。

 教育面の最大の特徴は、日本看護協会が認定する「専門看護師」の受験資格が得られる「高度実践看護コース」の教育を夜間に受けられることだ。市担当者によると、既存の看護系大学院の授業は日中のため、現役の看護師が「専門看護師」を目指す場合、いったん退職する必要があった。

 また、国が10万人以上の修了を目指す「特定行為研修」を、「高度実践看護コース」の選択科目で学べることも特徴だ。カテーテルの着脱など医療行為の一部を行う「特定行為」の研修は、医療機関なら50万円前後の受講料がかかるが、授業料に含まれている。

 市の担当者は「大学院での人材育成で、川崎市が目指す全世代の全市民を対象とした地域包括ケアの実効性が高まる」と話している。

日本オストミー協会川崎市支部の支部長として、10月に落語鑑賞会を企画する 坂本 純さん 川崎区桜本在住 67歳

障害は「個性」、笑顔絶やさず

 ○…人工肛門や人工膀胱を設け、排泄物を自動的に体外に出すことができないオストメイト。「この障害を少しでも多くの人に理解してほしい」と、10月に落語鑑賞会を初めて企画した。「落語の笑いで来場者の心身の健康増進につながれば」と思いを込める。

 ○…証券会社で働き、定年を目前に控えた57歳の時、3年ぶりに受けた検診で大腸がんが発覚。「医師から『これはヤバいぞ』って言われて」。手術は8時間にも及び、直腸と肛門を摘出。「初めはお腹のストーマ装具を見るのも嫌で、仕事にも集中できなかった」。そんな虚脱状態から救ってくれたのが協会の会員だった。初めて参加した総会で、「初心者マークか。楽しく生きよう」と掛けられた言葉で気持ちが晴れた。「オストメイトにならなければ、そこに偏見を持っていた人間だったと思う。今まで見えなかった景色を見ることができて良かった」。

 ○…長野県諏訪市で生まれ、地元の進学校を卒業。両親共に教員という厳しい家庭で育った反動もあり、上京し就職。家族は妻と娘2人。「子育ては家内に任せていたから、娘からは『世話にはなっていない』って嫌味ばかり。性格も似ていて叱れないよ」と苦笑い。今は時々故郷を訪れ、高校の同級生とも連携し、歴史的資源をいかした地域おこしにも力を注ぐ。

 ○…オストメイトは全国に約20万人、川崎市内には2千人弱いるとされるが、会員は100人に満たず高齢化も課題の一つ。「悩んでいる若者も多いはず。同じ境遇にある人の生き方や働き方を知る機会になる」と呼び掛ける。笑顔溢れる共生社会の実現に、教育の必要性も説く。「個性や多様性を尊重する教育課程が大切。家庭でも話したり、子どもが親に教えることがあってもいいね」

コグニサイズの説明リーフレット

世界アルツハイマー月間 予防や改善の取り組み

 9月は世界アルツハイマー月間。川崎市でも、認知症が気になり始めた市民を対象とした予防教室や、認知症高齢者を支える家族や介護事業者向けの実践講座などの取り組みが続いている。

 高齢化社会が進む日本では現在、65歳以上の高齢者が人口の約3割を占め、このうち5人に1人が認知症になると国は推計している。2023年10月時点の川崎市の高齢者人口は31万7678人で、国の推計に照らし合わせると、23年時点で約6万3500人の認知症高齢者が生活している。

 認知症研究を続ける国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)は、認知症の前段階といわれる「軽度認知障害(MCI)」 の段階で軽い運動と計算やしりとりなどの課題を組み合わせたトレーニングによって、認知機能の低下が抑えられることを明らかにした。同センターはこのトレーニングを「コグニサイズ」と名付け、全国の自治体と連携して普及している。

 市でも昨年度からこの「コグニサイズ」を取り入れた講座「アタマとカラダのケンコウチャレンジ」を、市内在住の60歳以上を対象に、市内各地で開催。今年もこれまでに計約1千人以上が参加した。

 市は認知症当事者を支える家族や介護事業者に対しても、認知症を改善するとされる生活実践を学ぶ講座「認知症あんしん生活実践塾」を12年から開催してきた。「自立支援介護」を提唱する国際医療福祉大学大学院元教授の竹内孝仁氏らを講師に招き、散歩や水分補給などの適切な生活習慣を実践しながら、半年間の効果を検証する。

 「生活実践塾」の今年度の受付は終了したが、「ケンコウチャレンジ」は川崎区で9月25日(水)、幸区で27日(金)に開催予定。申し込みは電話で1週間前まで(【電話】050・8882・2649)。

谷さん一家に記念品を渡す北沢館長(同館提供)

東海道かわさき宿交流館 来館者50万人突破 中原区の谷さん一家

 東海道かわさき宿交流館(川崎区本町/北沢仁美館長)の来館者が50万人を突破した。50万人目は9月8日午前10時20分ごろ訪れた中原区在住の谷浩行さん一家となり、北沢館長から記念品が贈呈された。

 谷さんは妻と3人の子どもたちと初めて来館したという。「川崎の歴史を知りたくて東海道沿いに交流館があることを知って来た。家族で50万人目になってとてもうれしい」と話した。

 昨年10周年を迎えた同館。川崎宿の歴史などの資料展示を行っており、市民の交流場や街歩きの立ち寄りスポットにもなっている。

 北沢館長は「これまで来ていただいたすべての方に感謝したい。現在は地域の方々と東海道を生かした街づくりを進めており、その拠点となるよう取り組みたい」と語った。

小林清親「東京新大橋雨中図」(前期)=画像上、「新橋ステンション」(後期)〈画像は全て(公社)川崎・砂子の里資料館所蔵〉

光と影の絵師、清親展 浮世絵ギャラリー 14日から

 川崎浮世絵ギャラリー(川崎区駅前本町)で「光と影の絵師 小林清親展」が9月14日(土)から11月17日(日)に前後期に分けて開催される。

 小林清親は明治時代に活躍した絵師で、伝統的な浮世絵に西洋画の光線や陰影の表現を取り入れ、独創的な洋風木版画を創案し、近代版画の基礎を築いた。同展では「光線画」と呼ばれる清親の風景版画を中心に展示する。

 前期(9月14日〜10月14日)は天候や時間帯によってさまざまな様子を見せる風景表現に着目し、光線画の世界に迫る。後期(10月19日〜11月17日)は文明開化によって変わっていく東京の街並みと江戸の懐古的風景の作品が並ぶ。

 同ギャラリーの山本野理子さんは「闇に揺らめく幻想的な光、天候や時間によって魔法のように変化する空の表現にご注目ください」と話す。

追悼する参加者

関東大震災から101年 朝鮮人虐殺、記憶に刻む 川崎区内で追悼集会 

 1923年の関東大震災時に日本人民衆によって虐殺された川崎の朝鮮人を追悼する集会が9月4日、川崎区旭町の徳泉寺前で行われた。在日コリアンの歴史と文化の記録や学習、発信に取り組む市民団体「川崎在日コリアン生活・文化・歴史研究会」が呼び掛け、20人余りの市民有志が参加。在日コリアン高齢者らでつくる「ウリマダン」に通うハルモニ(おばあさん)6人も献花を手向け、朝鮮民謡「アリラン」を歌い、犠牲者を慰霊した。

 現場はかつて、富士瓦斯紡績川崎工場(現・川崎競馬場)があった場所付近。同工場には、多くの沖縄出身の女性労働者が働いていた。震災では建物倒壊によって154人が圧死し、このうち、沖縄出身の犠牲者は48人(女性46人、男性2人)に上る。工場のがれき撤去作業に朝鮮人労働者が動員されたが「朝鮮人が井戸に毒を投げ入れた」とのデマにより、朝鮮人5人と朝鮮人と誤認された日本人1人が自警団の集団暴行で死傷した。新聞報道と県の調査報告書によると、関東大震災時に川崎区内では8人が殺害され、富士瓦斯紡績川崎工場は犠牲者の最も多い場所だ。

 集会では「穏やかな暮らしを営んできた日本人が豹変してむごい殺人を犯した街の歴史に、私たちは向き合う必要がある」「今まで、私たちが、あなたたち一人ひとりの無念な思いに寄り添えなかった事実を猛省し、決して忘れることなく記憶に刻むことを誓います」との追悼文が読み上げられた。

 集会は今回が初開催。同会の三浦知人さんは「歴史の真実をなかったことにしてはいけない。川崎も犠牲になられた方々のことをしっかり記憶に届める活動を諦めないでやっていこうという思いから追悼集会を開いた」と説明。来年以降も続ける予定だ。

市民団体発行の資料集希望者に販売

 同会は昨年発行した資料集『朝鮮人虐殺 川崎調査の記録集』を300円で販売。発行後、県の調査報告書で確認された新たな犠牲者名を増補部分を挟み込んだ。希望者は三浦さん【電話】080・4656・6014。

9〜11月号の表紙

神奈川県 文化芸術の情報冊子を発行 特集は「かながわ県民文化祭」

 神奈川県は、県内の魅力的な文化芸術イベント情報をまとめた冊子、「イベントカレンダー」の9月〜11月号をこのほど発行した=写真。

 文化芸術の魅力で人を引きつけ、地域のにぎわいをつくり出すマグネット・カルチャー(マグカル)の取組みを推進している県が発行する冊子で、毎号、県内文化施設の公演や展示情報などがカレンダー形式で紹介されている。今号では、9月から県内各地で行われる「かながわ県民文化祭2024」を特集。県、各市町村で開催される主なプログラムを紹介している。また、アンケートに答えてチケットやカレンダーが当たるプレゼント企画も実施している。

 冊子はA4判で、オールカラー32ページ。県内各文化施設や一部の商業施設、自治体等で無料で受け取ることができる。

9月28日 恒例の喜楽寄席 東海道かわさき宿交流館で

 「第36回かながわ喜楽寄席」が9月28日(土)、東海道かわさき宿交流館(川崎区本町)で開かれる。県内在住在勤の素人の寄席演芸愛好家でつくる「かながわ楽笑会」が主催。演目は落語5席、講談1席、南京玉すだれ。トリを務める太尾亭狸久さん=写真=は60年以上のキャリアを誇るベテラン。当日は「付馬」を演じる。出演はこのほか、おととと・おと奴、市川留五郎、下神田克紫、相模家端王、浦鐘家清五楼、麹家白石。

 午後2時開演(1時半開場)。入場無料。問い合わせは、同会池田さん【電話】080・5883・3280。

開催を告知するチラシ

9月21日 科学と遊ぶ一日 新川崎・創造のもりで

 先端技術の研究開発拠点で科学実験を楽しもう―。幸区役所と慶應義塾大学、かわさき新産業創造センターは小中学生を対象にした「第16回 科学と遊ぶ幸せな一日」と題したイベントを9月21日(土)、新川崎・創造のもり(幸区新川崎)で開催する。

 光を使って音を伝える光糸電話作り、うちわでアンテナを作り、テレビの電波を受信する実験、海洋プラを使ったアクセサリーやストラップ製作、小型ドローンを自動飛行させるプログラムを作り実際に飛ばす体験などが行われる。スタンプラリーや消防車、パトカー、バスも展示。レストランや売店、軽食コーナーもある。

 対象は主に小・中学生。午前10時から午後4時まで。事前申し込み不要。一部プログラムでは開始30分前に整理券を配布。詳細は幸区役所ウェブサイトで確認できる。

不登校を「卒業」するには 15日 教育文化会館で

 講演会「不登校をみんなで考える〜ひとりで悩まないで〜」が9月15日(日)に教育文化会館(川崎区富士見)で開かれる。

 講師を務めるのは、ユニバーサル服飾高等学院の学院長・栗田佐穂子氏。56年間服飾教育に携わる中で、ボランティア活動にも尽力。さまざまな環境を乗り越え「不登校を卒業」できた事例を伝え、笑顔になれるヒントを提案する。

 参加無料。午後2時〜4時。先着50人(市内在住・在勤・在学者が優先)。筆記用具持参。終了後は交流会を予定。申し込みは同館【電話】044・233・6361へ。

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講演する坂上さん

pena代表坂上さん リトルベビーを知って 川崎南LCで講演

 奉仕団体・川崎南ライオンズクラブ(LC/坂本治子会長)は9月5日、体重2500g未満で生まれたリトルベビー(低出生体重児)について考える講演会を川崎日航ホテルで開催した。神奈川県で当事者家族会「NPO法人pena」を設立した坂上彩代表が登壇し、母親が抱える不安や孤独感などを語った。

 リトルベビーは世界で約10人に1人の割合という。坂上さんは妊娠24週で体重370gの娘を出産。初めて対面した際、「『ごめんね』と声を掛けたようで、今でも後悔している」と語った。坂上さんは当時記憶がなかったといい、夫からその話を聞いた。子育てでは、知らない人から「何でこんなに小さく産んだの」といった何気ない言葉に、外に出るのが怖くなったという。

 母子手帳は正期産で生まれた発達を基準につくられていることから「次第に開くのも辛くなった」と振り返った。その後、低出生体重児の成長を記録する「リトルベビーハンドブック」の存在を知り、神奈川県でもつくってもらいたいとの思いで会を立ち上げたと語った。リトルベビーの家族は気持ちを分かち合える仲間や支援者との出会い、地域社会からの理解やエールが悩みや不安を乗り越えるための心の支えで、家族の孤立を防ぐと指摘。笑顔で過ごせる社会を願って会の活動をしていると述べた。

川崎市役所

職員の減少傾向受け 川崎市 退職者に復職制度

 川崎市は、介護や育児などを理由に退職した元市職員を再雇用する「ジョブ・リターン制度」を創設した。公務員離れを背景に復職制度を新設する動きが全国に広がっており、退職者の増加傾向が続く市でも即戦力の人材確保を目指す。

 市の「ジョブ・リターン制度」では、出産や育児、介護などを理由にやむを得ず退職した職員のほか、留学や転職のために退職した職員も対象に採用選考を実施する。2025年度の募集は行政事務、土木、電気、機械、建築の5職種。

 受験資格は、今回の採用職種で市の正規職員として継続して5年以上勤務した経験があり、25年4月1日時点で退職から5年以内であること。対象年齢は25年4月1日時点で定年退職となる年齢未満とし、退職時に「課長補佐・係長級以上」だった場合は対象外となる。

 市の担当者は「若い世代の公務員離れは全国的な課題。市で経験を積んだ人材に、即戦力として再び活躍してほしい」と話している。

 申し込みは市のホームページから電子申請で9月16日午後5時まで。9月24日から10月4日の間に面接試験を行い、結果は採否にかかわらず10月中旬に全員にメールで通知する。問い合わせは市人事課(【電話】044・200・2129)。

多くの愛好家が参加=協会ウェブサイト

市協会主催 トライアスロン練習会 9月22日 橘高校でスイム

 川崎市トライアスロン協会(嶋崎嘉夫会長)は9月22日(日)に橘高校(中原区)で開催するスイム練習会の参加者を、20日(金)まで募集している。

 開催当日の前半はストローク効率を向上させる姿勢づくりやスカーリングなどを繰り返し練習。後半はタイム設定を行ったサークル練習に取り組む。時間は午前10時から正午まで。

 対象は中学生以上の初心者から上級者まで、定員は30人で最少催行人数は10人。ウエットスーツやスポーツウォッチの着用可。参加費は2500円。申し込みは同協会ウェブサイト(https://www.kn-tu.or.jp/kta/)内の専用フォームで受け付けている。

瓜生和徳さん

シニアライフ講演会 江戸に学ぶ、粋な生き方 10月24日 多摩市民館で

 第16回シニアライフ講演会が10月24日(木)、川崎市多摩市民館大ホールで行われる。主催は認定NPO法人かわさき創造プロジェクトと川崎市。

 江戸案内人・瓜生和徳さんが「江戸に学ぼう『粋』な生き方」と題して講演(午後1時から2時45分)。3時からは市民団体の活動紹介も。

 市内在住、在勤、在学の40歳以上、定員450人(事前申込み制)。郵便はがきは【1】「シニアライフ講演会受講希望」【2】代表者と他の参加者氏名・電話番号(5名まで)【3】代表者の郵便番号・住所を記載の上、〒210―8577川崎市川崎区宮本町1番地川崎市健康福祉局高齢者在宅サービス課。ファクスは【FAX】044・200・3926。二次元コードでも受付。10月4日(金)必着。応募多数の場合、抽選。(問)【電話】044・200・2638

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フロンタウン生田健康長寿フェスタ

 川崎フロンターレとAnker フロンタウン生田(多摩区生田)はシニア向け健康促進イベント「健康長寿フェスタ2024 人生100年時代〜こころも体もハッピーライフ〜」を9月16日(月・祝)に開催する。

 健康をテーマにした、シニアが"主役"となるイベント。ゴルフ初心者でも楽しめるスナッグゴルフ体験やポールウォーキング歩き方教室、和太鼓フィットネスなど楽しく体を動かせるプログラムが盛りだくさん。

 また、健康について知識を深めてもらおうと、補聴器メーカーによる聞こえチェックと体験型セミナーや、筋肉量や体内の老化度などを調べる「からだ測定ミュージアム」もある。理学療法士による「ちょこっとからだメンテナンス」では身体の機能チェックを行い、おすすめの体操やエクササイズを提案してくれる。

 ほかにもJAセレサ川崎による季節の野菜販売、和太鼓演奏なども。絵本読み聞かせキッズスペースもあるので、幼児も楽しめそうだ。

 雨天時は室内で開催。参加無料(一部有料あり)。時間は午前10時〜午後0時30分、各プログラムの時間や詳細はAnker フロンタウン生田公式ウェブサイトで。