大和版【9月27日(金)号】
こどもミーティングで意見交換する古谷田市長(左)=8月3日・市役所5階で

大和市 小中学生のアイデア形に 11月にごみ拾いイベント

 大和市は「美化推進月間」に位置付ける11月10日(日)・17日(日)に、ごみ拾いをスポーツ感覚で楽しむ催し「スポGOMIやまとカップ2024」を初開催する。古谷田力市長と小中学生が対話する試みとして今年8月に行われた「こどもミーティング」で、市内の美化に向けた取り組みとして児童・生徒から寄せられたアイデアが採用された。

 スポGOMIは、制限時間内に指定されたエリアでごみを拾い、その種類と重量に応じてポイント換算し、順位を競う。日本発祥でこれまでの総開催数は1500大会を超える。世界大会も行われるなど、各地で人気を博している。

忖度ない声市政に反映

 市生活環境保全課によると、古谷田市長が「幅広い世代が楽しめるイベントを」と今年7月ごろから企画を検討していた。

 そんな折、8月に市役所で開かれた「未来のやまと こどもミーティング」で複数の児童・生徒が「大和の良くない所」として「ゴミのポイ捨てを見かける」と指摘。「ゲーム感覚でごみ拾いを行う企画を立ち上げてみては」と提言した。

 これに対し、古谷田市長は「実現に向けて前向きに検討する」と約束し、「子どもたちの忖度ない素直な意見が胸に刺さった。貴重な声として市政に反映したい」と総括していた。

2会場で実施

 第1回目となる今年は11月10日(日)に大和駅周辺、同17日(日)に中央林間駅周辺の2会場で行われる。1チーム3〜5人、各回総勢100人が参加する。同課の担当者は「多くの人に楽しんでもらい、来年以降も継続するイベントになってほしい」と期待を寄せた。

 問い合わせは同課【電話】046・260・5498へ。

手術支援ロボットの操作トレーニングの様子=13日・大和市立病院

市立病院 手術支援ロボットを導入 10月上旬に運用開始

 大和市立病院(石川雅彦病院長)はこのほど、患者の負担軽減などが期待される手術支援ロボットを導入した。泌尿器科や消化器科、産婦人科の手術で使用される予定で、現在、医師らによる操作トレーニングが行われている。運用開始は10月上旬となる見通しだ。

 病院総務課によると、市立病院に導入された手術支援ロボットは、同院が質の高いがん医療を提供する「がん診療連携拠点病院」として国に指定されていることから、導入が検討されていた。

 手術支援ロボットは「鏡視下手術」の支援機能を持つ。鏡視下手術とは、身体に3〜6カ所の小さな穴を開け、モニターを見ながら電気メスや自動縫合機などを用いて行う手術のこと。導入により「さらに細密な手術が可能となり、各臓器の正常部位への損傷も低減され、患者の早期退院が期待される」と担当者は説明する。

 一方、執刀する医師は立ったまま行っていた手術を操作台に座って行えるため、身体の負担軽減にもつながるという。

 支援ロボットの購入費用は約2億2千万円で、2024年度の公営企業会計から支出した。

 10月上旬の運用開始にむけ現在、医師らが操作トレーニングを実施している。同院の診療部長を務める長谷川哲哉医師(48)は「外科手術領域も新しい技術によりどんどん進化している。10月より導入するロボット支援下手術で皆様に貢献していきたい」とのコメントを寄せた。

 市立病院の診療科目数は33科(24年9月現在)。昨年の手術件数は4867件。

大和ハーモニカアンサンブルの「平均年齢80才コンサート」で企画運営を担う 大井 順さん 福田在住 80歳

ハーモニカで夢を叶える

 ○…平均年齢80歳の会員10人が、ハーモニカの練習成果を披露するコンサートの企画運営を担う。会長が多忙を極めるなかでコンサートの旗振り役を務めることに。7月に会場を確保してから3カ月ほどでの開催で、「準備期間が短く苦労したが、会員の皆が協力してくれたおかげ」と感謝を忘れない。当日は童謡や時代劇メドレーなどを披露し「ハーモニカの音色を楽しんでもらえたら」と期待を寄せる。

 ○…新潟県新潟市出身。近くの田んぼでザリガニやオタマジャクシ、イナゴなどを捕まえて遊ぶ活発な子どもだった。音楽への憧れは強く、紙にピアノの鍵盤を描き遊んでいたという。ハーモニカを始めたのは18年前。アンサンブルの10周年コンサートで演奏を聴いた時に「こんなに音色が綺麗なんだ。私も一緒に演奏してみたい」と感銘を受け、講習会に参加したことがきっかけだった。

 ○…入会後は初心者クラスで練習を続け、その後に行われるベテランクラスの演奏を毎回居残りして聴いていた。先輩と一緒に練習に参加できるようになったのは2年が経ったころ。「先生から参加してもいいと言われた時はとてもうれしかった」と振り返る。現在は趣味の国内旅行を楽しんでいる。次男が住む沖縄に旅行がてらに足を運び、孫の顔を見るのは大事な時間。

 ○…今年は毎年出演しているコンサートに加え、ボランティアコンサートを開催した。笑顔の来場者を見て「この活動を広げていきたい」と思うように。「会場まで来られない人たちのために出向いて一緒にハーモニカを楽しむことで笑顔になれたら」と考える。会は28年目を迎え、2年後の30周年を見据えながら、ハーモニカの音色を伝えていく。

公共工事やり直し 賠償請求の上積みも 2施設を追加調査へ

 前市長の指示による公共工事の不要なやり直し問題を巡り、大和市はこのほど、「やまと公園」(中央)と隣接する「こどもの城」の第三者調査を行う方針を固め、開会中の市議会定例会に323万8千円の補正予算案を追加上程した。

退職金返還求めず

 実現すれば、弁護士らによる外部調査は2度目となる。

 前回は、5件の調査対象のうち▽ポラリス(中央林間)に併設する「星の子ひろば」で行われた複合遊具の色変更▽大和ゆとりの森(福田)の「仲良しプラザ」の床材変更▽高座渋谷駅前複合ビルIKOZA(渋谷)の外壁塗り直しの3件が「合理性のない変更で、無駄」と認定された。

 古谷田力市長は8月23日の記者会見で、大木哲前市長とIKOZAの工事で主導的役割を果たした井上昇前副市長に対し、3件の工事費用と調査費をあわせた2200万円の返還を要求する意向を表明した。

 9月18日の定例会で井上貢議員(4期/自民党・新政クラブ)の一般質問に応えた古谷田市長は「まずは賠償額を支払うよう納入通知書を送付する。仮に納入がなく督促にも応じない場合は、裁判所に訴えを提起していくことを念頭に調整している」と説明した。

 井上議員からは前市長らの退職金の返還を要求する提案もあったが、古谷田市長は諸条例の要件に該当しないことから「返還請求はできない」と判断した。

「速やかに行う」

 2度目の外部調査は、市議会の「前市長による公共工事のやり直しに関する調査特別委員会」(井上貢委員長)から疑義を指摘された2施設の調査を盛り込んだ要望書が8月22日、青木正始議長から提出されたことを受けて行われる方針。

 調査時期について古谷田市長は「補正予算案を承認いただき、速やかに実施する」と語った。

強権化を懸念

 一般質問で井上議員は「『お人柄の古谷田』と言われても、市長という絶対的な権力を持つ立場にいると前市長のようにモンスター化する可能性は否定できない」と指摘。これに古谷田市長は「私も市長になって自分の意識が変わる所もある」とした上で「決して権力に溺れず、襟を正してやっていく。市民、市議会、市職員の力を結集して新たな大和市を作っていきたい」と話した。

=9月25日起稿

ホーム公式戦 冠試合が3連戦 大和シルフィード

 なでしこリーグ2部を戦う「大和シルフィード」が10月6日(日)・12日(土)・26日(土)にホームで公式戦を行う。いずれも午後1時試合開始の予定。

 第19節の6日は「ノバ・ファーマシーDAY」。ac福島と対戦する。来場者にはナルゲンボトルなどが進呈される。20節は「TM平田DAY」(対R湘南)、22節は「三機工業DAY」(対FC今治)と、市内企業の冠試合としてホーム3連戦を予定。

 大和シルフィードは17節までを消化し、6勝7敗4分で7位。次戦は9月29日(日)、アウェーで8位のⅤ三重と対戦する。

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大和市南林間に園舎を構える「聖セシリア幼稚園」は1953年設立で70年以上子どもたちの教育に貢献してきた歴史ある幼稚園だ。挨拶やありがとう、ごめんなさいが自... (続きを読む)

大和市人事 10月1日付

【課長級】

▽総務部コンプライアンス推進課長(総務部契約検査課長)大竹洋子▽総務部契約検査課長(総務部市民税課長)渡辺一博▽総務部市民税課長(総務部市民税課諸税係長)伊藤勝裕▽健康福祉部障がい福祉課長兼健康福祉部福祉事務所障がい福祉課長(総務部資産税課家屋償却資産係長)首藤修

申込受付中 大和市デジタル商品券 プレミアム率50%

 大和市は、物価高騰の影響を受けている市民や事業所を支援するため、PayPayアプリを使って利用できる、市内在住者を対象とした「市プレミアムデジタル商品券」を発行する。申し込みは11月14日(木)まで。

 発行は5万9千口で、一口5千円。7500円分使用でき、プレミアム率は50%。一人につき4口まで申し込みが可能(多数の場合抽選)。申し込みはPayPayアプリから。

 当選発表日は11月15日(金)夕方ごろ。商品券の購入期間は同日〜2025年1月14日(火)。利用期間は同日〜1月15日(水)。

 問い合わせは市産業活性課【電話】046・260・5134。

 

「DABISUKE ZOO YAMATO」のメンバー

モルックで世界上位に 日本で初開催

 このほど「2024モルック世界大会in函館」が行われ、「DABISUKE ZOO YAMATO」がベスト32の上位入賞を果たした。

 モルックとはフィンランド発祥のスポーツ。円柱状の棒を投げ、スキットルという数字が書かれた木製のピンを倒した本数などから得点を加算し、先に50点ぴったりにすると勝利となる。

 同大会はこれまでヨーロッパで実施されており、日本での開催は初。今回は15カ国から選手が出場し、672チームが競うこととなった。

 同チームは今回の大会のために結成された。メンバーは、大和市内に住む徳元昌美さんと夫・富昭さん、北海道に住む高橋大介さんと妻・佳奈枝さん、山口県に住む林亮さんで構成されている。

 予選リーグはブロック別の総当たり戦で、7チーム中1位になった。本戦はトーナメントで実施。3回戦まで進出し、32強に進出した。昌美さんは「お互いを信じあい、今の実力を出し切ることができました」と話していた。

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「本物」を見て、実際に体験する【学校法人西山学園 大和幼稚園(大和市大和東)】
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小田急線・相鉄線「大和駅」から徒歩3分の場所にある「大和幼稚園」(大和市大和東1-7-16)。1950年に創立し、70年以上の長い歴史を誇る自然豊かな園庭と園舎... (続きを読む)
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真剣な眼差しで審査に臨む会員ら=24日・大和商工会議所

児童絵画コンクール 今年も力作ずらり 11月17日シリウスで展示

 奉仕団体の「大和ロータリークラブ」(松川健治会長)が主催する第6回「やまと児童絵画コンクール」に出品された作品の審査会が24日、大和商工会議所で行われた。

 同コンクールは「子どもたちに絵画を通して学びを得てもらおう」と、毎年開かれてきた。

 市内の小学校に通う1〜3年生から「楽しい学校の風景」をテーマに作品を募集し、今年は昨年より15点多い、過去最多を更新する510点が寄せられた。

 この日は大和RCの会員らが1点1点を真剣な眼差しで審査。投票による1・2次選考を行い、最終的に入賞作品を決定した。同クラブの松川会長は「子どもたちの絵画からは元気をもらえる。ぜひ多くの方にご覧いただきたい」と話した。

 入賞作品は11月17日(日)、シリウス1階ギャラリーで展示される。午前11時〜午後3時。表彰式は同日3時から行われる予定。

神奈川県選挙管理委員会の衆議院議員小選挙区別選挙人名簿登録者数と在外登録者数より試算

本紙が試算 「1票の格差」県内で1.5倍に 次期衆院選

 衆院選が現時点で実施された場合、神奈川県内の「1票の格差」は最大1・5倍となることがわかった。タウンニュース社が県選挙管理委員会の9月2日時点の衆議院議員小選挙区別選挙人名簿登録者数と在外登録者数を基に試算した。

 解散・総選挙の時期に注目が集まるが、次の衆院選は全国的な「1票の格差」を是正する「10増10減」の新たな区割りとなり、神奈川県は2増の20区で実施される。

 「1票の格差」は、選挙区によって有権者の数が違うため、議員1人を選ぶ票の価値に差が生じる問題のこと。

 県内で最も登録者数が多いのは15区(平塚市、茅ヶ崎市、大磯町)の45万3601人。最も少ないのは7区(横浜市港北区)の29万9595人で、「1票の格差」は最大で1・51倍となる。言い換えると県内では7区の1票が最も重いといえる。大和市を含む13区は37万3933人で、1・213倍だった。

前回より格差拡大

 前回2021年の選挙で「1票の格差」を有権者数で試算したところ、旧15区(平塚市、茅ヶ崎市、大磯町、二宮町)と旧4区(横浜市栄区、鎌倉市、逗子市、葉山町)間で1・42倍だった。試算上、新区割りで県内格差は広がることになる。

【選挙人名簿登録者と有権者】「選挙人名簿登録者数」は、選挙人名簿に登録されているすべての人の数。この記事では国外に在住する「在外登録者数」も含めて試算した。「有権者数」は、選挙人名簿登録者のうち、投票当日にその選挙で実際に投票ができる人を抽出し、失権者、基準日以降の死亡者など投票できない人を除いた数。

楽しいひと時を過ごした

5年ぶりに歌声響く 大和童謡の会が出張公演

 市内を中心に活動している「大和童謡の会」(飯田末子会長)が20日、西鶴間にある特別養護老人ホーム「サンホーム鶴間」(天野宏一施設長)で出張コンサートを行った。

 同会が地域交流などを目的に企画し、当日は施設の入居者やデイサービスの利用者らおよそ50人が参加した。同会からは15人ほどの会員が訪れ「ちいさい秋みつけた」「赤とんぼ」などこれからの季節にちなんだナンバーを皆で合唱した。

 このコンサートは毎年行われていたが、新型コロナウイルスの影響により中止が続いていた。5年ぶりとなったこの日を楽しみにしていた参加者たちは、計11曲を笑顔で歌い、楽しいひと時を満喫した。

 天野施設長は「来年もぜひ楽しい時間を作っていただきたい」と話していた。

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神奈川なでしこブランド募集 9月30日まで

 県では、女性が開発に貢献した優れた商品・サービス「神奈川なでしこブランド」を9月30日(月)まで募集している。

 認定されると県が商品をPRするほか、メディア露出増や社内外へのアピール、人材獲得などのメリットが期待される。

 応募書類等は下記二次元コードを読み取るか、県雇用労政課【電話】045・210・5867へ。
優雅な踊りを披露する

海老名で越中おわら節 四季の会が発表会

 海老名市を拠点に風の盆で知られる「越中おわら節」の練習に取り組む海老名おわら四季の会が、10月29日(火)に海老名市文化会館(海老名駅西口から徒歩5分)で発表会を開く。午後1時開演(正午開場)、3時30分終演。入場無料。

 越中おわら節は富山市八尾地域の郷土芸能。公演は相模の情景を歌詞に織り込んだ唄と演舞を合わせた創作おわらを披露する。(問)【電話】046・232・8182若山さん。

委嘱状を受け取るダレノガレさん

ダレノガレ明美さん 一日警察署長に 交通安全を呼びかけ

 大和警察署(森田仁志署長)は9月23日、秋の全国交通安全運動キャンペーンを実施し、モデル・タレント・起業家のダレノガレ明美さんを一日警察署長に委嘱、イオンモール大和で委嘱式が行われた。

 ダレノガレさんは普段自動車を運転する際、特に子どもに注意しているという。「お母さんやお父さんはなるべくお子さんと手をつないで歩道を歩いてほしい」と語った。右折する際は対向車や横断中の歩行者がいないか安全確認を行うとともに、自転車も自動車と同じく交通ルールを順守するよう呼びかけた。

 昨年は自動車の盗難被害にあったというが、「大和警察署の方が車と犯人を見つけてくれました」と話す。感謝の気持ちを述べるとともに、「ハンドルロックだと犯人は嫌がるらしいので、使用することをおすすめします」と語った。

 森田署長は「交通ルールを守って思いやりと譲り合いの気持ちを持ち、交通事故を一件でも減らせるようにご協力いただければ」と話した。 

街中をいく神輿

神輿が街を練り歩く 例大祭にぎわう

 熊野神社(上草柳)で9月23日、例大祭が執り行われ、多くの人でにぎわった。

 この日は、市内各地7基の神輿が集結し、神輿の渡御が行われた。御霊入れが終わると、担ぎ手の威勢の良い掛け声とともに境内を出て街中を練り歩いていた。

 夕方になると、境内で縁日グルメなどの屋台が出店したり、プロ歌手が出演した「お楽しみ演芸大会」が行われるなど盛り上がりをみせた。

 今年は同神社の氏子総代が着る法被が新調された。和歌山県にある熊野本宮大社に許可を取り、ヤタガラスが印刷された法被をまとい、例大祭を取り仕切っていた。

「渋祭」の告知チラシ

初の「渋祭」でにぎわいを 高座渋谷駅前で10月6日

 渋谷地域を盛り上げようと、「渋祭(しぶさい)」が、10月6日(日)に小田急線高座渋谷駅西側ロータリーで初開催される。主催は大和市で、市イベント観光協会が協力。

 渋祭は地域のにぎわいを創出するために企画されたイベント。同地域では「渋谷よさこい」や「桜まつり」などが行われていたが、コロナ禍による自粛などの影響を受け、近年は開催できていなかったという。こうした背景のもとで、渋祭の初開催が決まった。

 イベント観光課の担当者は「高座渋谷駅周辺のにぎわい作りのきっかけになってもらえたら」と期待を寄せている。

ステージや縁日も

 当日は特別企画として海老名市めぐみ町にあるロマンスカーミュージアムのオリジナル缶バッジの試作コーナー(1回300円、現金のみ)や日光猿軍団のさる回しショーなどが実施される。ヨーヨー釣りや射的が楽しめる縁日も行われ、地元の人気店のグルメやスイーツを味わえるブースも出店する。さらに下福田中学校の吹奏楽部やT.O.Hダンススクールなどが出演するステージ企画もイベントに花を添える。

 午前10時〜午後4時。雨天決行、荒天中止。

 問い合わせは同課【電話】046・260・5167、渋祭当日は【携帯電話】090・4174・3670へ。

空手教室の様子=提供

親子でスポーツ体験 1245人が参加

 さまざまなスポーツを体験できるイベント「エクスポ2024」が9月14日、ゆとりの森の大規模多目的スポーツ広場と軽スポーツ広場で開催された。地域住民ら1245人が来場し、厳しい暑さの中、子どもたちはバスケやバドミントン、キックボクシング、空手などに打ち込み笑顔で汗を流した。子どもたちからは「初めて参加したけど楽しかった」などの声が聞かれた。

 エクスポを担当した大和青年会議所の籾山健さんは「イベントを通してたくさんの笑顔や普段経験することが少ないスポーツ体験の機会を提供できて良かった」と話していた。

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ハーモニカの音色で魅了 10月2日シリウスで

 大和市内で28年間活動している「大和ハーモニカアンサンブル」(五十嵐重勝会長)は、10月2日(水)にシリウス6階生涯学習センターで練習成果発表会を開催する。午後1時〜2時30分。

 当日は会員10人がクラシックや童謡など日頃の練習の成果を披露する。「新世界より」、「うれしいひなまつり」、「こいのぼり」、時代劇メドレーなど個人演奏を含めた18曲を演奏する。

 先着60人。参加希望者は10月1日(火)までに電話で申し込み。

 主催者は「日頃の練習の成果を披露させていただきます。童謡や唱歌、クラシックなどを演奏します。ぜひお気軽にお越しください」と話している。

(問)大井さん【携帯電話】080・8714・5662