川崎区・幸区版【10月18日(金)号】
パレードが行われる旧東海道

東海道川崎宿 和風カワハロを新名物に 和装、妖怪衣装でパレード

 東海道川崎宿を舞台にした、「和風ハロウィーン」が10月20日(日)、旧東海道で開かれる。「長年行われていたカワハロ(カワサキハロウィン)に代わる、新しい川崎名物として、さらにまちに活気を出したい」と主催者は張り切る。

 和風ハロウィーンはこの日開催される「東海道川崎宿場まつり」(同まつり実行委員会/木村教義実行委員長)の一環。「カワサキ百鬼夜行練り歩きパレード」と銘打ち、砂子2丁目交差点から宗三寺前までの旧東海道の約430mを、和装や妖怪コスチュームを身に付けた人たちが練り歩く。沖縄芸能研究会も参加し「ジュリ馬行列」を披露。20人以上による踊りと10人程度で行う三線は圧巻のパフォーマンスという。ジュリ馬行列について主催者は「妖怪・ハロウィーンとは多少趣は異なるが、沖縄との交流の歴史は川崎のまちの受容文化の象徴であり、色とりどりの衣装が目を引く」と見どころを語る。

 川崎区役所によると、旧東海道を全面通行止めにして行う初のイベント。パレードは午前10時30分から午後0時20分を予定。パレード通過後には大道芸などの路上パフォーマンスが行われる。宗三寺駐車場では昔遊びやお茶、版画の体験会のブースが設けられる。イベント全体の開催時間は午前10時から午後4時。関連イベント「東海道川崎宿スタンプラリー」も実施。

幸区民祭もイベント三昧の週末

 10月19日(土)、20日(日)の川崎区、幸区内はイベント三昧の一日となる。東海道川崎宿場まつりのほか、川崎駅東口6商店街(東田アベニュー、平和通り、いさご通り、パレール、たちばな通り、仲見世通)合同イベント「いいじゃんかわさき」が各商店街と東田公園で開かれる。川崎ルフロン前では「連・連・連つなごう川崎」、六郷橋近くでは「六郷の渡しまつり2024」が開催される。銀座街は「秋祭り」を実施。19日には富士見公園がリニューアルオープンし、この日から「全国都市緑化かわさきフェア」が始まる。

 幸区役所では「幸区民祭」を両日開催。同区で最も歴史のあるイベントで、例年約10万人が訪れる。今年は飲食など約60店超が出店。市制100周年を記念し、幸市民館では、幸区の懐かしい街並みを紹介する映像を放映。子ども向けエアートランポリンも設置する。

芝生の感触を確認する假屋崎さん(右)と福田市長

川崎ハローブリッジ 全国初、歩道橋に芝生 緑化フェアに向け

 間もなく開幕する「全国都市緑化かわさきフェア」に向け、フェアのメイン会場・富士見公園までのルートに位置する歩道橋「川崎ハローブリッジ」(川崎区)で、芝生による緑化実験が始まった。10月8日に芝生のお披露目イベントがあり、フェアの「花の応援ボランティア応援団長」を務める華道家の假屋崎省吾さんらが出席した。

 「川崎ハローブリッジ」は、国道15号と川崎市役所通りの交差点にかかる、幅約14mの歩道が交差する大型の歩道橋。10月19日から始まる「全国都市緑化かわさきフェア」のメイン会場となる富士見公園までのアクセスルートのため、川崎市と横浜国道事務所が緑化実験を実施した。

 実験では、「ブリッジ」中央部や歩道の手すり沿いのスペース計約100平方メートルに保水シートを敷き詰め、その上に芝生を敷いた。国道にかかる歩道橋の緑化は、全国で初の取り組みという。

「魅力ある道路空間」

 お披露目イベントでは、横浜国道事務所の宮本久仁彦所長が「多くの方の協力で魅力ある道路空間にできた」と感謝を述べ、川崎市の福田紀彦市長はフェアのテーマ「みどりで、つなげる」に触れ、「この歩道橋はそんなスポットになる」と喜びを語った。

 続いて假屋崎さんが「美しい緑や豊かな色彩が人々を迎えることは、幸せなこと。ぜひ大勢の方に緑化フェアにお越し頂きたい」と、フェアの魅力をアピールした。

川崎酒販協同組合の理事長を務める 細埜 隆己さん 多摩区在住 74歳

まちの今昔 見守り続ける

 ○…川崎区や幸区を含む、川崎市内約170の中小小売酒販店が加盟し、酒類や物品の共同購買事業の推進、上部組織の全国酒販協同組合連合会が発行するビール共通券の取扱いなどを行う「川崎酒販協同組合」の旗振り役を担う。40年超販売を続けている組合オリジナルの清酒『多摩ほまれ』は「冷やでも燗でもおいしく飲める」と胸を張る。「仲良く楽しく、コミュニケーションをとり、情報交換していきたい」と肩肘張らずに組織をけん引していく。

 ○…家業の「石橋屋酒店」は流通の拠点として栄えた多摩区登戸の旧津久井道沿いに立つ明治31年創業の老舗。酒販店になる前は蕎麦店、その前は浴場と、屋号は400年にわたり登戸の地で連綿と受け継がれてきた。「自分は酒屋として生きてきて地域の皆さんに可愛がってもらった。登戸に生まれ育って本当によかった」と相好を崩す。

 ○…川崎小売酒販組合西支部長や登戸土地区画整理事業まちづくり推進協議会、登戸東通り商店会会長ほか20を超える地域団体で要職を務める。「昔から住んでいる人は皆知り合い。何かあってもだいたいのことは丸くおさまる」と気負わない口ぶりで微笑む。登戸再開発が佳境に差しかかる中、「新旧の住民がうまく交わってくれたら」とまちの未来を思う。

 ○…多忙の合間を縫って楽しむのが散歩。朝夕と2万歩、多い時は3万歩以上歩くのが日課だ。市の健康ポイント事業「かわさきTEKTEK」でもランキング上位をキープする。酒量は多くはないが「何でも飲むよ」。特に日本酒のきき酒が好きだ。店は妻と子と一家で切り盛り。「昔は一銘柄をずっと飲む人が多かったけれど、今の人はいろいろなお酒を楽しむね」と酒屋の主人の顔に戻り、笑った。

啓発物を配布する樋口選手

パリ五輪金メダリスト 樋口選手が一日川崎署長 防犯意識の向上呼び掛け

 市民の防犯意識を高める「安全・安心まちづくり旬間」(10月11日から20日まで)が始まり、初日には川崎区日進町の商業施設「川崎ルフロン」前で出陣式が行われた。パリ五輪レスリング男子フリースタイル57kg級で金メダルを獲得した樋口黎選手が川崎警察署の一日署長に就任。子どもや女性が犯罪の被害にあわない環境づくり、特殊詐欺から守るための活動、地域の安全を守るとした宣言文を読み上げたほか、会場に集まった人たちに啓発物を配布した。

 トークショーでは樋口選手は日ごろからの防犯対策としてインスタグラムやX(エックス)などのSNS(交流サイト)を通じてコラボレーションを持ちかける詐欺のような話に対し「周りの人と相談しながら危ない犯罪に巻き込まれないよう気を付けている」と語った。また、安全安心のまちづくりのために「ジョギングや散歩、買い物しながらの防犯活動の実践」するよう呼びかけた。パリ五輪についても触れ「みなさんの応援のおかげで金メダルを取ることができた。いろんなことにチャレンジして記録、感情を更新して人間力や競技力を磨いていきたい」とさらなる飛躍を誓った。

川崎商議所主催 婚活で「いい出会いを」 12月14日開催 参加者募集

 川崎商工会議所と東京商工会議所大田支部は会員企業の独身者向けの婚活イベント「いい出会いCCI“愛”」を12月14日(土)に開催する。

 川崎から貸し切りバスで川崎マリエン10階展望室や羽田イノベーションシティを訪れる。夜景を楽しみながら距離を縮める。フリータイムのほか、1対1のトークタイムも設けられている。

 主催者によると、例年、複数のカップルが成立。男性からの申し込みが多数あることから「多くの女性にも参加していただきたい」とも語る。対象は20代から40代で定員は男女20人ずつで計40人。開催時間は午後1時30分から6時30分まで。参加費は1人4000円で軽食、ドリンク付き。申し込みは11月15日(金)まで。詳細は川崎商議所ウェブサイトから。

川崎大師を巡ろう 27日 ウォークラリー

 大師地区の名所や旧跡を巡る「かわさき大師ウォークラリー」が10月27日(日)に開催される。

 27カ所あるポイントのスタンプを10個以上集めると1回、15個以上だと2回、若宮八幡宮での抽選会に参加でき、景品が当たる。ほかにも、俳句作りやお楽しみくじ、昔遊び、クラフト作りなどのイベントも。

 スタート受付は午前9時から午後1時、スタンプ捺印は午前9時から午後2時(各チェックポイントにて)。小雨決行。詳細は川崎区ウェブサイトへ。

多摩川河川敷にあった集落と2021年に解体された ヨルダン寮=提供

市民団体主催 戸手にあった集落を歩く 10月26日、学習会

 幸区戸手の多摩川河川敷にあった、在日コリアンを中心とした集落の暮らしの記憶を語り継ごうと、市民団体「ことばすけっと」が10月26日(土)にフィールドワークを開催する。主催者は「自分と異なる他者と生きることについて考える機会に」と参加を呼び掛ける。

 「聞いて、歩いて、話して考える『隣人と生きるって?』〜幸区戸手フィールドワーク〜」と題し、講師を務める川崎戸手教会の孫裕久さんから、当時の暮らしについて話を聞き、多摩川河川敷を一緒に歩く。

 同地は戦後行き場の無かった在日コリアンらを中心に、様々な人々が助け合いながら生活をした集落があった。「醤油が切れたら気軽に借りられる仲」といった関係が築かれていたという。川崎戸手教会は土手の中と外をつなぐコミュニティーの中心でもあった。集落は2006年からのスーパー堤防(高規格堤防)の整備により、姿を消したが生活の記憶は残り続けている。

 開催当日は午後1時に川崎戸手教会(幸区戸手3-8-12)に集合。終了時間は4時予定。募集は15人程度で先着順。要申込で専用フォームで受け付けている。費用は18歳以上が500円で子どもは無料。

紙芝居を披露する池田さん(左)と望月さん(中央)、手前は市長

おむすび伝説、紙芝居に 池田さん、市に寄贈

 川崎区在住の池田ハルミさんが、東海道川崎宿が三角おむすび発祥の地というエピソードを題材にした紙芝居を制作。市に寄贈したことに対し、福田紀彦市長が10月8日、感謝状を贈呈した。

 池田さんは「おむすび音頭」を広める「おむすびーZU」のリーダーや東海道川崎宿2023代表などを務め、三角おむすびによる地域活性のため活動している。

 紙芝居は21枚で構成。コロナ禍のオンラインイベントで知り合った紙芝居師「紙しばいや もっちぃ」こと望月晶子さんが脚本と絵を担当し、完成させた。池田さんは市長室でクイズなども交えながら紙芝居を披露した。

 福田市長は「紙芝居で伝説を伝えていただき、ありがたい。おむすび音頭を踊るのは難しいが、紙芝居なら読むことができる」と笑顔を見せた。池田さんは「子どもから大人まで楽しめる紙芝居になった。三角おむすびを通して、「川崎は楽しいまち」ということをPRしたい」と話した。

 紙芝居は4冊寄贈され、中原図書館で一般貸し出しされるほか、東海道かわさき宿交流館の企画で活用予定という。

高齢者の就労を支援 川崎市シルバー人材センター

 「川崎市シルバー人材センター」は、高齢者の経験と能力を活かした働く場を確保・提供する公益法人。家庭や企業、公共機関などから受託した仕事を会員に提供する事により、地域社会の発展や福祉の増進に寄与すると共に、高齢者が社会の担い手としての責任と自覚を持って、生きがいを感じながら豊かな生活を送れる事などを主な目的として設置されている。

 会員登録は男女問わず市内在住で60歳以上、元気で働く意欲のある人が対象。登録後は求人情報を探すために自ら事務所に出向かなくても、自宅でセンターからの自分に合った仕事の紹介を待つだけで良いのも特長的。また仕事を開始してからもセンターの担当職員がフォローしてくれるから安心。詳細は下欄参照。

ステージに上がる舞姫(小倉神社舞姫提供)

浦安の舞を奉納 小倉神社で例大祭

 小倉神社(幸区小倉/岩澤具治宮司)で9月28、29日に例大祭が行われ、小学4年生から6年生の女児7人の「舞姫」が平和を祈り、浦安の舞を奉納した。

 舞姫は来場者の注目を集め、その姿を写真に収めようとカメラを掲げる人の姿も見られた。氏子会会長の土倉護曜会長は「多くの方が参加してくれてよかった」と振り返った。例年は8月に開催しているが、酷暑の影響で今年は9月の開催となっていた。

巨大な「おばけかぼちゃ」

銀座街 巨大かぼちゃ、重さ当てて 10月26、27日にクイズ大会

 京急川崎駅前の商店街・川崎銀座街(小林一三理事長)は秋祭を開催中。10月26日(土)と27日(日)には商店街に巨大なサイズの「おばけかぼちゃ」を置き、重さ当てクイズを行う。応募箱を設置し、重さを記して投函。正確に重さを当てた人に贈られる「ピタリ賞」には、銀柳街・銀座街の買い物・食事券2000円分を10人にプレゼント。該当者が満たない場合「ニアピン賞」として買い物・食事券1000円が贈られる。ピタリ賞が多数の場合は抽選となる。賞品は12月中旬頃に郵送予定。詳細は同商店街ウェブサイトを参照。

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本を手にする関係者(上)とムック本の表紙

川崎の魅力を収録 ぴあ、ムック本発行

 川崎市市制100周年を記念し、市内のグルメや、レジャー、産業、スポーツ、カルチャーなどの魅力を紹介したムック本『まるごとぜんぶ川崎の本』がこのほど発行された。10月9日には出版した(株)ぴあ関係者が福田紀彦市長を訪問し、完成を報告。市内の市立学校や図書館に役立ててもらおうと、250冊を寄贈した。福田市長は返礼として感謝状を手渡した。

 「食を味わう」「街を楽しむ」「歴史と文化財を巡る」「スポーツ・カルチャーを楽しむ」「産業を知る」の全5章で構成。川崎ゆかりのアーティストでEXILE・松本利夫さん、ヒップホップアーティストのT-PablowさんとYZERRさんが川崎愛を語るインタビューも収録。

 同社担当者によると、本の作成にあたり、この夏1000人ほどを取材。「区それぞれ色が違ったが、みんな川崎愛に満ち溢れていた」という。表紙は、川崎の多彩な魅力をちりばめ、川の文字を川崎市のブランドメッセージカラーを使用した。「未来を担う子どもたちに、自分の住むまち川崎を知ってもらい、川崎への知見や愛着を深めるきっかけになれば」と願いを込めた。

 福田市長は「多くの市民、市外の方に手に取っていただければ。市民にとっては地域の魅力再発見につながる。様々なイベントでPRしたい」と語った。

 A4判、100ページ。価格は1100円税込。主要書店で販売中。

福祉の集い 10月20日 大島小で

 田島地区社会福祉協議会は10月20日(日)、大島小学校で「福祉の集い」を開催する。午前10時から午後3時まで。雨天決行。参加費は無料。

 ゲームコーナーや健康相談コーナーを開設。ニュースポーツのペタンクや人気の高まるボッチャも楽しむことができる。ステージイベントでは東鋼姫鼓、のんべーず、JFE吹奏楽団の演奏、輪踊り、健康体操が行われる。模擬店では焼きそば、からあげ、パン、ドリンクなどを販売する。

ポスターを手にする片桐委員長

川崎JC 宇宙に触れる一日に 27日 小・中学生向け

 小・中学生を対象とした宇宙について学ぶイベント「川崎から宇宙へ〜宇宙行こうぜ!〜」が10月27日(日)、AIRBIC(幸区新川崎)で開催される。

 川崎市市制100周年事業の一環として、(一社)川崎青年会議所青少年育成委員会(JC/片桐貴也委員長)が主催。JAXAの若月孝夫氏やユーチューブで宇宙の魅力を発信するタレント・黒田有彩さんを講師に招き、宇宙の魅力や現状を対談形式で語る。講話の内容をもとにした宇宙クイズも出題され、優勝チームに景品が贈呈される(参加賞あり)。

 また、当日の写真はNASAに届けられ、写真を搭載したロケットがアメリカから宇宙へ発射される一大プロジェクトも企画。その後、国際宇宙ステーションで動画を撮影後、地球に帰還するという。撮影された動画は後日、公開・配布される予定。

 同委員会の片桐委員長は「世界規模で開発が進行している宇宙産業は、今の子どもたちが大人になったときは当たり前になっているかもしれない。これからを担う子どもたちに、宇宙教育を届けたい」と話している。

 参加無料。午前10時から正午(9時30分受付)。対象は小学4年生〜中学3年生。先着50人、要事前申し込み。詳細、申し込みは下記の二次元コードから。

飯田遼選手

川崎ブレイブサンダース ひとり親家庭を招待 飯田遼選手が発案

 プロバスケットボールBリーグ1部の川崎ブレイブサンダースが、川崎市在住のひとり親家庭を対象に、無料で試合観戦できる企画を実施する。発案した飯田遼選手は「試合会場には楽しいことがたくさん。この機会にスポーツに興味をもってもらえたら嬉しい」とコメントを発表した。

 飯田選手はかねて「様々な事情でバスケットボール観戦に来ることが難しい市民を試合に招待したい」と考えていたといい、クラブスタッフと協議の上で、ひとり親家庭を対象とした。企画名も「飯田遼シート」とし、当初は飯田選手が「自分が招待チケットを用意する」と意気込んでいたが、同選手の思いに共感したメインスポンサーの(株)ミツトヨ(高津区)から申し出があり、招待分の資金協力を得た。

 対象は川崎市在住のひとり親家庭で、子どもが18歳以下の親子。実施日はいずれも川崎市とどろきアリーナ(中原区)でのホームゲームで、11月30日(土)と12月1日(日)のアルバルク東京戦と、12月14日(土)のレバンガ北海道戦。各1組(最大5人まで)を招待する。

 応募方法は下記の二次元コードからか、市のサイト上の応募フォームから、11月10日(日)まで。

イベントのチラシ

高校生バンドの頂点へ 10月20日 7組が出演

 川崎市にゆかりのある高校生バンドの頂点を決めるコンテスト「高校生バンド王」が10月20日(日)、川崎ルフロン(川崎区日進町)1階野外ステージで開催される。午後1時開演。入場無料。

 「コロナ禍で失われた時間を取り戻し、未来をつくる若者を応援したい」との願いを込め、かわさきFMら4社の共催で開催される同コンテスト。今回で5回目。事前審査を通過した7組のバンドが出演。グランプリを獲得したバンドには、かわさきFMでの冠ラジオ番組の放送権など総額100万円相当の豪華賞品が用意されている。

 また今年は、同日夜に「大人のバンド祭」も開催。詳細については、「高校生バンド王」特設サイト。

資器材の取扱方法の指導を受ける団員ら(臨港消防署提供)

災害備え、技術磨く 臨港消防団

 首都直下地震や南海トラフ地震などの大規模災害に備えようと、臨港消防団は9月28日、厚木市の神奈川県消防学校で震災対応研修を行った。同消防団に配置されている資器材を活用し、重量物の「持ち上げ(リフティング)」「移動(ムービング)」「安定(クリビング)」と呼ばれる技術を磨いた。

 研修は同学校の「災害救助訓練場施設(倒壊建物等対応訓練ゾーン)」で行われ、消防職員が講師を務めた。大規模災害時では、倒壊した建物等に要救助者が下敷きになっている場合や建物内への進入口の確保などの安全に救助活動を行うため「重量物の排除や安定化が不可欠」と消防署職員。迅速化を図るには活動要領などの知識の習得や技術の向上が大切であることから、「より実践的な訓練ができる同校で研修を行った」と説明する。

 研修に参加した消防団員は、「いつもの研修環境とは違い、このような施設で研修ができて良い経験になった。配置されている資器材だけでも活動の幅を広げることができた」と振り返った。

記念写真に納まる出席者ら

川崎区選出議員団 来年度予算編成へ要望書 (仮)川崎市民館・労働会館の早期完成など

 川崎区選出市議会議員団は10月11日、2025年度の市の予算編成に対する要望書を福田紀彦市長へ提出した。

 要望書は「安全・安心のまちづくり」「歴史・産業・文化を活かしたまちづくり」「都市基盤の整備と臨海部の再生」「区民が主役のまちづくり」の4項目。

 現在整備中の「(仮称)川崎市民館・労働会館」については、区民の活動の幅が狭まっている現状を指摘し、早期完成を求めた。また、六郷の渡しと東海道川崎宿との回遊性を生むまちづくりの推進や富士見公園や大師公園の分煙化の強化を要望。ソーシャルデザインセンター(SDC)の本格実施に伴う地域コミュニティーの活性化と地域課題解決の推進についても盛り込んだ。一方、要望内容のうち、横浜川崎国際港湾(株)との連携強化と集荷支援の推進強化は、共産党を除く8人が求めた。

 この日は、浜田昌利氏、林敏夫氏、本間賢次郎氏、山田瑛理氏、浦田大輔氏、後藤真左美氏、長谷川智一氏、仁平克枝氏が出席。嶋崎嘉夫氏は公務と重なり欠席した。=議員名は当選回数、会派勢力順で紹介。

フロンターレが提供する「2024 1stユニフォーム Lサイズ」(3人)=写真上、「PUMA×FRONTALE トレーニングジャケット Lサイズ」(5人)

GO!GO!!フロンターレ

バーチャル健康エコウォーキング

 今年も川崎市、川崎フロンターレ、明治安田川崎支社の共催で「バーチャル健康・エコウォーキング」が10月7日から始まった。期間は来年1月14日(火)まで。

 開催期間中にスマートフォンアプリ「かわさきTEKTEK」を使ってウォーキングを行い、総歩行距離「50Km」達成を自己申告。するとイベント終了後、合計353人にフロンターレグッズをはじめ、地元・地域企業から提供された豪華賞品が抽選で当たる。

 フロンターレはユニフォームやトレーニングジャケット、バックパック、ロゴキャップなどを提供!

 市内の名所をバーチャルウォーキングで巡り、運動の秋、健康の秋を盛り上げよう。ウォーキングの際は、熱中症予防も忘れずに。

 右記の二次元コードからアプリをダウンロードし、アプリ内の応募URLからイベントに参加できる。賞品は1人1点ずつ選択。当選連絡は来年1月下旬以降に決定、賞品の発送をもって通知。

画像はいずれも川崎フロンターレ