大和版【10月25日(金)号】
市川さん(左前列)と古谷田市長(同右)、市川さんの両親

芥川賞作家 市川さんの功績、未来へ 市役所とシリウスに「手形」

 大和市内在住の作家・市川沙央さん(45)の手形モニュメントがこのほど完成した。「芥川龍之介賞」の受賞を称え、その功績を市民に身近に感じてもらいながら、未来に伝えていこうと市が設置した。

 21日に市役所で開かれた除幕式には、市川さんと市川さんの両親も出席した。古谷田力市長は「大和市には図書館のシリウスがあり、本という共通点として大きな勲章ができた。皆さんも手をあてるなどして、幸せを実感できれば」とあいさつした。

 市川さんは昨年、重度の障がいのある女性を描いた作品「ハンチバック」(文藝春秋)で第128回文學界新人賞と第169回芥川賞を受賞した。この功績を称えて、今年2月には市川さんに市民栄誉賞が贈られた。

 モニュメントは青銅製で縦横32センチ。市川さんの右手の手形と、直筆の名前の写しが刻まれている。同日に市役所前「さくら門」に、翌日には文化創造拠点シリウスに設置された。

「いつか大和を」

 式に招かれた市川さんは「先祖代々大和市に住んでおり、大和市民として誇りを持っている。(芥川賞受賞作の)『ハンチバック』はポジティブなアピールにはならないかもしれないが、いつか必ず大和市を舞台にした、ポジティブで明るい話を書いて、恩返ししたい」と話した。

 市が手形モニュメントを制作したのは、市川さんで8人目。これまでノーベル化学賞を受賞した根岸英一さんや、ローザンヌ国際バレエコンクールで1位となった菅井円加さん、直木賞を受賞した青山文平さんらの手形が刻まれている。

大賞作品とコンクールを主催してきた小川さん

やまと子ども絵画大賞 継承は「千本桜」から 「花の咲く風景」入賞作決定

 昨年の終了から一転、継続が決まった第16回「やまと子ども絵画大賞」(主催/ジェイコム湘南・神奈川かながわセントラル局・ギャラリーおがわ)の審査がこのほど行われ、門脇恵衣さん(引地台中1年)の「あの日見た千本桜」が大賞に輝いた。新設された「横濱花博連絡協議会賞」には峯美咲さん(渋谷中2年)の「パッと笑顔が咲く」が選ばれた。

 小中学生の絵画コンクールとして15年にわたり行われてきたが、主催していたギャラリーおがわの小川政男館長(80)が年齢などを理由に昨年の第15回大会をもって「完結」としていた。

 しかし、取材などで小川さんと関わりのあったジェイコムが共催する形でコンクールが復活。3年後に大和市に隣接する横浜市瀬谷区と旭区にまたがる旧上瀬谷通信施設で開かれる「国際園芸博覧会」(花博)にちなみ「花の咲く風景」が作品テーマに決まった。これまでは夏休みの課題として学校単位での応募が多かったが、今年は個人の応募を中心に37点が寄せられた。千本桜のほかクリスマスローズ・ひまわりなど色鮮やかな花を描いた力作がそろった。

 市内在住の日本画家・能島浜江氏ら5人の委員による審査が1日に行われ、大賞のほか新設された「横濱花博連絡協議会賞」「市長賞」、「教育長賞」、「大和商工会議所会頭賞」、「(株)安田物産賞」などが決定。花博賞に選ばれた作品は今後、花博の関連イベントなどでもお披露目される予定だ。

 「数は少なめだったが、気持ちのこもった良い作品が多く寄せられた」と小川さん。「ぜひたくさんの方々にご覧いただければ」と話した。

 その他の入賞作品(一部)は次の通り。▽最優秀賞/井上航(渋谷小3年)「かがやくひまわり」▽同/野末陽莉(南林間小6年)「夏の終わりに〜向日葵の咲く校庭で〜」▽市長賞/荒木はるか(緑野小3年)「大好きな私の家と朝顔」▽市教育長賞/松原妃玖(大和中2年)「いつもの花畑」▽大和商工会議所会頭賞/松下灯里(引地台中2年)「散歩道」▽(株)安田物産賞/山下桜花(大和中2年)「花の海」

 入賞作品は10月30日(水)〜11月10日(日)まで、ギャラリーおがわ(上和田1777/午前10時〜午後6時)で展示される。

大和市倫理法人会の12代目会長を務める 橋本 奈義(なよし)さん 南林間在住 50歳

街を照らす「燈(あかり)」に

 ○…大和や海老名、座間、綾瀬などの経営者が集い学び、切磋琢磨する団体のかじ取り役を担う。会長職の打診が来た時は「正直驚きや戸惑いがありましたが、会員の方々に期待してもらっていると思い喜んで引き受けました」と笑みを浮かべる。今年度のテーマに「一燈照隅」を掲げ、「会員が家庭や職場を照らす『燈』になれるようなパワーあふれる会にしていきたい」と熱い思いを語る。

 ○…東京都板橋区出身。子どもの頃に没頭したのはゲームだったという。「母に呆れられるほど夢中だった」と苦笑い。大学では飲食店のアルバイトに打ち込み、仲間と話す閉店後が好きだった。「バイトでの出会いは人生の幅を広げたと思う」と懐かしむ。31歳の時に伯父の紹介で自然食品事業へ。「経営を学びたいのであれば会社を経営すること」という伯父の教えもあり南林間に店を構えた。

 ○…添加物不使用の食材を取り扱う店舗を約15年間経営する一方で、「食材を販売するだけでは生き残れない」と一念発起。手作り惣菜の店「4DELI」を3年前にオープンさせた。「地域のつながりが経営には重要」と考え、2年ほど前には倫理法人会に入会。「入会したことで経営者としてのあり方や心構えを再認識でき、考え方や視野を広げることができた」と振り返る。

 ○…長女の巣立ちを見送り、現在は妻と次女の3人で暮らす。趣味はオートバイ。愛車にまたがり風を感じながら、今後を見据える。「会は地域のリーダーを養成する場でもある」。自身も南林間で汗を流すメンバーの一人として「地域に貢献したい」と意気込む。「会員一人ひとりが地域を照らす大きな光となり、大和市全体を盛り上げていきたい」

思い思いの格好で参加した子どもたち

子ども2千人が仮装 ハロウィンフェスタ盛況

 秋の恒例イベントとして知られる「中央林間ハロウィンフェスティバル2024」(主催/同実行委員会)が20日、中央林間駅周辺を会場に開催された。

 例年土曜日に行われていたが、実行委員会が学校行事と重ならないよう配慮し、14回目となった今年は日曜開催となった。

 早朝は雨足が心配されたものの、定刻を迎えるころには天候が回復。仮装したおよそ2千人の子どもたちが元気よくチェックポイントをまわり、各所でお菓子を受け取っていった。今年はフラワーアレンジなどのワークショップのほか、駅東側の広場にはキッチンカーも駆けつけ、クレープや焼きそば、タコスなどが販売されるなどお祭り気分を盛り上げた。担当者は「一日楽しんでいただけたと思います」と振り返った。

優勝した大和中央クラブ(上)と桜森ベアーズ

コスドンカップ開催 2チームが優勝

 「コスドンカップ(令和6年度秋季第58回大和市学童軟式野球大会)」が、9月1日から10月6日まで開催された。今回から株式会社小菅不動産(小菅貴春代表取締役)が特別協賛となり、大会名も「コスドンカップ」と命名された。

 同大会はAクラス(4年生以上)が16チーム、Cクラス(4年生以下)が12チームの計28チームが参加。つきみ野野球場、桜森スポーツ広場、深見歴史の森スポーツ広場で実施された。両クラスとも4チームに分かれてリーグ戦を行い、Aクラスは1位と2位が、Cクラスは1位が決勝トーナメントに進んだ。

 Aクラスの決勝は9月29日、桜森スポーツ広場で実施され、大和中央クラブと南林間ファイターズが対戦。大和中央クラブが1点を先制し、2回以降も打線が噛み合い、9対2で優勝した。

 Cクラスの決勝は10月6日に実施され、桜森ベアーズと南林間ファイターズが対戦。桜森ベアーズが相手の隙をついたホームスチールで決勝点を獲得し、1対0で優勝となった。

 小菅代表取締役は「皆さんの一生懸命で元気な姿を拝見し、特別協賛として本大会を応援することができたことは、地元企業として大変嬉しく思います」と話した。

イベント告知のリーフレット

行ってみたいお店大賞 洋菓子店・美容室が首位 途中結果を発表

 投票で各部門の大賞を決める「やまと街中行ってみたいお店大賞2024」(主催/同実行委員会・大和商工会議所)の途中結果が18日に公式SNSなどで発表された。

 9店がエントリーした「飲食業部門」では、高座渋谷駅近くにある手作りパイナップルケーキの店「GOHOUBI LABO」(渋谷)が、11店が争う「小売・サービス業部門」では、鶴間の美容室「HAIR SALON FI:NE(フィーネ)」がそれぞれ暫定首位となっている。

 行ってみたいお店大賞は今年で5回目。過去最多となる20店舗がエントリーして行われており、現在、投票を受け付けている。大和商工会議所(中央5の1の4)のほか、ウェブ(『やまと街中行ってみたいお店大賞』検索)、ファックス(【FAX】046・264・0391)でも投票できる。SNSの「いいね」も1票となる。

 途中結果は次の通り。

【飲食業部門】▽1位/GOHOUBI LABO(渋谷)▽2位/EN別邸 中央林間店(中央林間)▽3位/カラアゲサカバ スミチャン(中央)・ヴィーガン料理のお弁当・お惣菜 BIOLA(中央)

【小売・サービス業部門】▽1位/HAIR SALON FI:NE(鶴間)▽2位/リラクゼーションサロン 癒し IYASHI(中央)▽3位/リアクタント(中央林間)

 投票は11月30日(土)まで。

(問)大和商工会議所【電話】046・263・9112。

公共工事やり直し 木村弁護士らを推薦 前回調査と同じ顔ぶれ

 前市長による公共工事の不要なやり直しを巡り大和市は11日、第三者調査の受託者に木村保夫弁護士、金谷達成弁護士、梅澤典雄一級建築士が、県弁護士会と県建築士事務所協会から推薦されたと発表した。

 外部調査が行われるのは2度目。前回はポラリス(中央林間)の「全体」、やまと防災パーク(南林間)の「芝生の張替えに関する部分」、大和ゆとりの森(福田)の「仲良しプラザの床材に関する部分」、IKOZA(渋谷)の「壁の塗り直しに関する部分」、シリウス(大和南)の「全体」の5件を対象に、今回推薦された3氏が調査を行った。

 2度目の外部調査は、市議会の調査特別委員会が疑義を指摘した「やまと公園」(中央)と隣接する「こどもの城」を対象に行われる。

 調査費用の323万8千円を盛り込んだ補正予算案が9月定例会で審議、可決された。古谷田力市長は外部調査の速やかな実施を明言している。

2989人が来場 聖セシリア祭2024

 聖セシリア女子中学校・高等学校(森永浩司校長)で19・20日、「聖セシリア祭2024」(益子芽依実行委員長)が開催された=写真。昨年と同様、入場制限は行わずに一般公開され、保護者や卒業生、受験生ら2日間で2989人(同校発表)が来場した。

 今回は「『やればできる』という経験を積んでほしい」「一人ひとりの個性が輝き、”自由”に自分の道を切り開き、未来をカラフルに彩ってほしい」という思いから、「CANvas」をテーマに行われた。各教室では、世界のお化けを調べて作成、展示したお化け屋敷や、修学旅行で訪れるハウステンボスのメリーゴーランドを再現した教室などもあり、来場者を楽しませた。

 野外ステージでは、執行部によるイベントや吹奏楽部の演奏も。皆が参加して歌って踊ることができる企画などが繰り広げられ、会場は大いに盛り上がった。

経営者の在り方を学ぶ 毎週金曜6時30分から

 大和市倫理法人会(橋本奈義会長=人物風土記で紹介)は、毎週金曜日にK―sax Music Support(大和東)で「経営者モーニングセミナー」を実施している。午前6時30分〜7時30分まで。要予約。参加費無料。

 同セミナーは、朝型の生活習慣を身につけ、経営者としての生き方や心の在り方を学び、実践することを目的として行われている。

 来週の11月1日(金)に開かれる第1237回のセミナーは「倫理で気付いた『自分のありかた』」をテーマに株式会社サニタ調剤事業部エリア長の岡上博美氏が登壇する。

 参加希望者は前日までに電話で申し込みを。問い合わせは神奈川県倫理法人会【電話】045・315・2433へ。

「ほたて入りポテトグラタン」(中央)

給食にホタテ料理 小中学校に1万9千食

 青森県産のホタテを使ったメニューがこのほど、大和市内の公立中学校9校で提供された。

 日本の水産業支援などを目的とした、(公財)水産物安定供給推進機構による補助金を活用し「ほたて入りポテトグラタン」が生徒に振舞われ、好評だった。

 11月11日〜15日には公立小学校19校でも提供予定。提供食数はあわせて約1万9100食。

落語にチャレンジ 参加者を募集

市文化創造拠点「シリウス」などを指定管理する「やまとみらい」では、小学4年生〜高校生を対象にした「やまと寄席〜特別編〜落語にチャレンジ!」と題するワークショップの参加者を募集する。

落語家が指南

 ワークショップは12月22日(日)・1月12日(日)・19日(日)・26日(日)・2月1日(土)・2日(日)の全6回。オリエンテーションに始まり、大和市出身の落語家・柳家あお馬さんによるレッスンが行われ、最終日にはシリウス1階サブホールで「成果発表会」も予定されている。全日程に参加した人には修了証書が進呈される。

 柳家さんは林間小学校卒。一般社団法人落語協会所属。2014年に五代目柳家小せんに入門。19年に二ツ目昇進。21年には大和市文化芸術賞、文化芸術未来賞を受賞している。

 定員は10人で申し込み多数の場合は抽選。11月1日(金)午前10時〜同30日(土)午後6時まで受け付ける。

 問い合わせは、やまと芸術文化ホールチケットデスク【電話】046・263・3806(午前9時〜午後6時)。
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裏話も交えて講演した高橋氏

賑わい創出のヒント紹介 万葉倶楽部(株) 高橋氏が講演

 大和商工会議所(本田誠一会頭)の不動産業部会(栗城健部会長)が22日、万葉倶楽部株式会社の取締役副社長を務める高橋眞己氏(63)を招き、講演会を開催した。

 同社は、温浴施設で知られる「万葉の湯」「万葉倶楽部」を全国展開するほか、2020年12月に小田原駅に隣接してオープンした「ミナカ小田原」や今年2月、豊洲市場(東京都江東区)に併設して開業した商業施設「豊洲 千客万来」などを手がけてきた。

 当日は「『豊洲 千客万来』『ミナカ小田原』から見るまちづくり講演会」と題して行われ、大和商工会議所の会員らおよそ40人が出席した。

 高橋氏は、大規模事業を進める上で経験した行政や地権者、関係者との折衝の日々を振り返り「開業にむけ新型コロナウイルスもあり苦労は絶えなかったが、広く親しまれる施設ができた」と述懐。事例を交えながら街のにぎわい創出にむけたヒントを披露した。

 講演会の終盤には「大和の阿波おどりとも連携したい」と語る高橋氏に対し、神奈川大和阿波おどり振興協会の会長代行を務める栗城部会長が「ミナカ小田原や千客万来の会場でぜひ踊らせていただきたい」と要望する一幕もあった。

 栗城部会長は「大和のまちづくりを考える上でも参考となるお話を伺えた」と話した。

ポスターを紹介するチアメンバー

「歩行者優先」訴え 啓発ポスター完成

 大和市交通安全対策協議会と大和警察署交通課がこのほど、横断歩道での歩行者優先を自転車、自動車に呼びかける啓発ポスターを完成させた。

 ポスターのモデルには、サッカーJリーグ横浜F・マリノスのオフィシャルチアリーダー「トリコロールマーメイズ」のメンバーを起用した。

 メンバーらは今年7月に大和駅前で実施された「夏の交通事故防止運動キャンペーン」で「一日警察署長」を務めるなど、マリノスのホームタウンである大和市の交通安全に協力している。

 ポスターには「横断歩道は歩行者優先」と大きな字で書かれているほか、「一時停止」の標識を持つチアメンバーらの姿が並んでいる。

 ポスターは10月中に市役所や交番など市内各所におよそ100枚掲出される予定。

音楽情報 湯原昌幸ライブ 東海大学前タウンニュースホール

 今年デビュー60周年&喜寿を迎えた歌手・湯原昌幸さん=写真=が、東海大学前タウンニュースホール(小田急線東海大学前駅南口徒歩2分、秦野市南矢名1の5の13)で12月7日(土)「湯原昌幸ハッピーLIVE」を行う(午後3時開演・2時30分開場)。予定曲は「雨のバラード」「冬桜」「たそがれロマン」「GSメドレー」ほか。昭和〜令和の名曲を歌い紡ぐ貴重なライブとなる。タウンニュースホールは希代のボーカリスト・湯原昌幸の歌声を間近で堪能できる全150席のサロン感あふれる会場。

 チケットは全席指定5000円。購入はチケットぴあ(Pコード281―249)で。会場窓口でも直接購入可能(予約制)。問合せは同ホール【電話】0463・77・0025へ(水曜休館・午前10時〜午後5時まで)。

音楽情報 湯原昌幸ライブ 東海大学前タウンニュースホール

 今年デビュー60周年&喜寿を迎えた歌手・湯原昌幸さん=写真=が、東海大学前タウンニュースホール(小田急線東海大学前駅南口徒歩2分、秦野市南矢名1の5の13)で12月7日(土)「湯原昌幸ハッピーLIVE」を行う(午後3時開演・2時30分開場)。予定曲は「雨のバラード」「冬桜」「たそがれロマン」「GSメドレー」ほか。昭和〜令和の名曲を歌い紡ぐ貴重なライブとなる。タウンニュースホールは希代のボーカリスト・湯原昌幸の歌声を間近で堪能できる全150席のサロン感あふれる会場。

 チケットは全席指定5000円。購入はチケットぴあ(Pコード281―249)で。会場窓口でも直接購入可能(予約制)。問合せは同ホール【電話】0463・77・0025へ(水曜休館・午前10時〜午後5時まで)。

音楽情報 湯原昌幸ライブ 東海大学前タウンニュースホール

 今年デビュー60周年&喜寿を迎えた歌手・湯原昌幸さん=写真=が、東海大学前タウンニュースホール(小田急線東海大学前駅南口徒歩2分、秦野市南矢名1の5の13)で12月7日(土)「湯原昌幸ハッピーLIVE」を行う(午後3時開演・2時30分開場)。予定曲は「雨のバラード」「冬桜」「たそがれロマン」「GSメドレー」ほか。昭和〜令和の名曲を歌い紡ぐ貴重なライブとなる。タウンニュースホールは希代のボーカリスト・湯原昌幸の歌声を間近で堪能できる全150席のサロン感あふれる会場。

 チケットは全席指定5000円。購入はチケットぴあ(Pコード281―249)で。会場窓口でも直接購入可能(予約制)。問合せは同ホール【電話】0463・77・0025へ(水曜休館・午前10時〜午後5時まで)。

展示される院内の様子

絵画や写真を募集 大和徳洲会病院で

 医療法人徳洲会「大和徳洲会病院」では現在、院内で展示する絵画や写真を募集している。

 寄せられた作品が展示される場所は、病棟デイルームや外来ロビー、待合室など。応募資格は不問。作品はA4〜A3サイズで、院内展示にふさわしいものに限る。

 同院の広報によると、来院した人たちに憩いのひと時を過ごしてもらおうと企画したという。担当者は「関心のある方はぜひお問い合わせを」と話している。

 作品の送付先は、〒242―0021大和市中央4の4の12大和徳洲会病院 広報担当宛て。

 問い合わせは同院【電話】046・264・1111(代表)。

古郡会長(左)と森田署長

懸垂幕で交通安全

 大和綾瀬交通安全協会(古郡保正会長)が15日、大和警察署(森田仁志署長)に懸垂幕を寄贈した。「安全は 心と時間の ゆとりから」と書かれ、同日、大和署の正面高くに掲げられた。

 同会では、これまでも啓発物品の寄贈だけでなく、交通キャンペーンへの積極的な協力などを通じ、地域の安心・安全に貢献してきた。懸垂幕の寄贈を受け、大和署の森田署長は「交通死亡事故ゼロを目指し、これからもお力添えをお願いします」と謝意を述べた。

防犯を呼び掛ける参加者

犯罪防止を呼び掛け 大和商業とLPガス協会

 大和警察署(森田仁志署長)は10月15日、大和駅前広場で大和商業高等専修学校(窪田正仁校長)、LPガス協会と協力し、防犯キャンペーンを実施した。

 この日は年金支給日だったこともあり、金融機関に向かう高齢者の足も多かった。ボランティアらの「振り込め詐欺防止」、「薬物乱用ダメ。ゼッタイ」などの呼びかけに大勢の人が耳を傾けていた。

 同署の担当者は「管内では息子や孫、警察を騙る詐欺などの通報が多くなっている。そのような背景の中、学生や地元団体とキャンペーンを行えた事はとても意義がある」と話していた。

 

 

芝生の上で体操を披露する園児たち

芝生の上で運動会 松原学園幼稚園

 松原学園幼稚園(徳重裕士理事長)は10月15日、相模カンツリー倶楽部で運動会を開催した。

 当日は天候に恵まれ、ゴルフ場ならではの広々とした芝生の上で、園児約130人が体操やかけっこなど、のびのびと体を動かしていた。

 同園の運動会は約50年ほど前から同倶楽部で行われている恒例行事。徳重理事長は「転んでも痛くない広大な芝生で、子どもたちが楽しそうに運動をしている姿が見られて良かった。保護者の方も満足いただけたと思う」と話していた。

秋祭りにサンバ登場 26日に福田の里で

 社会福祉法人福慶会「福田の里」(福田74)で10月26日(土)、「ふくよし祭り」が開催される。午前11時から午後2時。

 今年で24回目を迎える恒例の秋祭り。今年は「ワールド」をテーマに飾りつけ来場者を迎える。本場ブラジル仕込みのサンバダンサーや下福田中吹奏楽部が登場し、ステージイベントを盛り上げる。カレーや焼きそばなどの定番メニューから、甘味まで楽しめるキッチンカーも出店する。予約不要。入場無料。会場は中庭で、雨天の場合は施設内。

(問)【電話】046・267・8425