高津区版【11月15日(金)号】
若者視点からの質問に応じるパネラー

川崎市 市議と若者が意見交換 「政治参加意識」醸成狙い

 若者視点のテーマを軸に、学生と有識者、市内選出の議員が語り合うイベントが11月3日に行われた。当日は川崎市議会の青木功雄議長をはじめ、五会派の代表がパネリストとして登壇。「開かれた議会運営」などについて学生パネリストらと意見を交わした。

 ラゾーナ川崎プラザルーファー広場で行われたこのイベントは川崎市市制100周年記念事業の一環。「新しい100年をつくる、十代のための”政治”キックオフミーティング」と銘打たれ、若者を代表して4人の学生らと、川崎市議会の青木議長、五会派代表議員が参加。政治学者の岡田憲治氏をゲストに迎え「政治」をメインとしたトークを展開した。

陳情トレンド、解説も

 この日は、選挙権が18歳に引き下げられ、政治の新たなプレイヤーとなった「十代」の若者たちにとって、距離があるとされる「政治」について興味、関心を持ってもらう事などが主な狙い。席上「普段は、どこに行けば会えるの?」といった問いかけに応じた議員パネリストは「議会の控室にいる事が多く、タイミングが合えばアポイントなしでもお話しできますよ」と気さくに回答。また、近年は市民からの陳情についても「手紙等ではなく、議員の持つ公式LINEなどのSNSを通じて寄せられることも多い」といった、即時性のある議員活動の最新トレンドについて紹介する場面もあり、若者パネリストに向けて「開かれた議会」への積極的な参加をアピールしていた。

 青木議長は「各会派から新たなデジタルでの意見集約を取り入れているという意見を聞き、大変良いことだと感じた。こうした、今までの意見集約の仕方とは違う方法を取り入れながら、若者が政治参加しやすい取り組みを今後もより一層、推し進めていければ」などと話していた。

テープカットを行う五十嵐さん(左から2人目)ら

ここから未来プロジェクト 音楽やダンス発信の場に ステージ完成し式典

 溝口駅前キラリデッキの常設ステージが完成し、11月9日にオープニングセレモニーを実施。その後の催しでは地域等で活動する音楽グループや子どもたちがステージに立って演奏やダンスを披露し、観客を楽しませた。

 ステージ設置や今回のイベントは、川崎市市制100周年記念事業の一つで、地元企業等で構成された「ここから未来プロジェクト推進協議会準備会」の取り組み。

 式典では高津区の高橋友弘区長らが出席するなか、準備会の会長を務める元JUDY AND MARY・ドラマーの五十嵐公太さんがあいさつし「本当にたくさんの方の協力のもと、ステージが完成した」と感謝。「ドキドキや興奮を実感できる特別な場所を、いろんな人に体験してもらいたい」と語った。

 その後、さまざまな団体がダンスや演奏を披露。兄弟でボーカルとしてステージに上がった市内在住の男児(小6)は「緊張したが、歌ってみたら気持ちよかった」と清々しい表情。大学3年生の兄も「ライブ経験があまりなかったが、素敵なステージで歌えて楽しかった」と笑顔を見せた。

 2日間を予定していた音楽・ダンスイベントは2日目が雨天の影響で中止となったが、夜には洗足学園音楽大学の前田ホールでロックバンドのLINDBERGによる同取り組みの応援ライブも実施された。

 今後は、地域でのステージ一般利用に向けて準備会で利用ルール等を検討していく予定。五十嵐さんは「このステージをどうしたら誰もが楽しく使えるか、皆で考えていきたい」と話す。

川崎酒販協同組合の理事長を務める 細埜 隆己さん 多摩区在住 74歳

まちの今昔 見守り続ける

 ○…高津区を含む、川崎市内にある約170の中小小売酒販店が加盟し、酒類や物品の共同購買事業の推進、上部組織の全国酒販協同組合連合会が発行するビール共通券の取扱いなどを行う「川崎酒販協同組合」の旗振り役を担う。40年超販売を続けている組合オリジナルの清酒『多摩ほまれ』は「冷やでも燗でもおいしく飲める」と胸を張る。「仲良く楽しく、コミュニケーションをとり、情報交換していきたい」と肩肘張らずに組織をけん引していく。

 ○…家業の「石橋屋酒店」は流通の拠点として栄えた多摩区登戸の旧津久井道沿いに立つ明治31年創業の老舗。酒販店になる前は蕎麦店、その前は浴場と、屋号は400年にわたり登戸の地で連綿と受け継がれてきた。「自分は酒屋として生きてきて地域の皆さんに可愛がってもらった。登戸に生まれ育って本当によかった」と相好を崩す。

 ○…川崎小売酒販組合西支部長や登戸土地区画整理事業まちづくり推進協議会、登戸東通り商店会会長ほか20を超える地域団体で要職を務める。「昔から住んでいる人は皆知り合い。何かあってもだいたいのことは丸くおさまる」と気負わない口ぶりで微笑む。登戸再開発が佳境に差しかかる中、「新旧の住民がうまく交わってくれたら」とまちの未来を思う。

 ○…多忙の合間を縫って楽しむのが散歩。朝夕と2万歩、多い時は3万歩以上歩くのが日課だ。市の健康ポイント事業「かわさきTEKTEK」でもランキング上位をキープする。酒量は多くはないが「何でも飲むよ」。特に日本酒のきき酒が好きだ。店は妻と子と一家で切り盛り。「昔は一銘柄をずっと飲む人が多かったけれど、今の人はいろいろなお酒を楽しむね」と酒屋の主人の顔に戻り、笑った。

専門家が厳選した地元産野菜

「伝統と革新」融合したDS(ドラッグストア) 老舗薬局の「新業態」話題に

 区内溝口に本社を構え、260年もの歴史を誇る老舗薬局「灰吹屋」(鈴木孝寛代表取締役)が、健康を追求した新しい業態のドラッグストアを開店した。価格や利便性のみならず自律的なセルフメディケーションをも推進しようというこの店舗。その、詳細は―。

 11月11日、東急田園都市線宮前平駅そばにプレオープンした「ベジタブルドラッグストア」の目玉商品は、同社の野菜ソムリエが厳選した「採れたての川崎市内産の健康野菜」。販売部長の石川学さんは「おいしいだけでなく、栄養価が最も高い状態で契約農家から直接、仕入れています」と話す。また、菓子やスナック類には無添加の商品を取り揃えるなど、食品、化粧品、医療品、日用品の品揃えにもこだわり、灰吹屋の伝統を生かし「からだに良い」と判断した商品を中心に陳列。自然派やオーガニック商品等を強化し「個々の利用客の健康に寄り添い、予防からセルフメディケーションまで幅広くサポートすること」を標榜している。

「地域の健康パートナー」に

 またこの店舗には、一般用医療品を扱う登録販売者のほか、前出の野菜ソムエ、管理栄養士もいるため、日々の食事や健康に関する各種相談に対応可。「地域の健康パートナーとして活用して頂ければ」と石川さん。こうした新業態のドラッグストアは今後、高津区をはじめ、各所に展開していく構想もあるという。

イベントのチラシ

地域の団体、集まり交流 24日「まちかつフェス高津」

 高津区で活動している市民団体等が集まり、パネル展示や体験ワークショップなどを行う「まちかつフェス高津」が11月24日(日)、ノクティプラザ2の12階・高津市民館で開催される。

 「ここから街がちょっとおもしろく、好きになる〜地域と人と・つながる・つなげる」をテーマに据えたイベントで、昨年まで「どんなもんじゃ祭り」の名称で開催されてきた。

 今回は大ホールを中心に開催し、見本市のスタイルで文化、教育、ボランティア、健康など、さまざまな分野の42団体が参加し、ブース出展等を行う。工作や占い、スマホ講座などのワークショップや活動紹介などを行うほか、大会議室では、紙芝居や人形劇団などの団体らによる舞台も。特別企画として、昭和20年代から現在までの高津区にちなんだ短編映像も上映する。

 午前10時から午後2時30分まで。参加無料(別途材料費がかかる場合有り)。(問)高津区役所地域振興課【電話】044・861・3133

千人以上が訪れた会場

河川敷、親子らにぎわい 自然の中で子どもフェア

 外遊びが減っている子どもたちのため、自然の中での遊びや創作活動の楽しさを体験してもらおうと11月10日、多摩川二子河川敷で高津区子どもフェアが開催された。今年も親子ら千人以上が会場を訪れ、盛況だった。

 34回目となる地域の恒例イベントで、投網体験や昔遊びなどのコーナーが登場。また、衆議院総選挙の影響で中止になった区民祭に出演予定だった子どもたちのためにとステージも用意され、小中学生4組の団体がダンスや太鼓を披露した。

 同イベント運営委員会の石橋明彦委員長は「昨年よりも来場者が増えて、今年は活気のあるイベントとなった。今後も子どもたちのために続けていきたい」とコメントした。

(上)キラリデッキ中央の電飾(左)式典でスイッチを押す関係者ら

イルミネーション今年も 溝口駅前で

 溝口駅前の冬の風物詩となっているイルミネーションが始まり、今年も通行人の目を楽しませている。

 初日となった11月8日の点灯式では、溝口駅前キラリデッキイルミネーション実行委員会顧問の大島明氏や高津区の高橋友弘区長らがカウントダウンに合わせてスイッチをオン。一体に金色やブルーの煌めきが浮かび上がると、見ていた人々から歓声が上がった。

 約28万球の電球が使用されているが、全て再生可能エネルギーだけで賄われているのが特徴。駅前の歩行者通路スペース「キラリデッキ」やバスターミナル周辺の植栽などに装飾されている。このほか溝ノ口駅前商店街・ポレポレタウンでもイルミネーションを点灯。ノクティでも電飾が灯り店頭にはクリスマスツリーも登場している。  式典では、KADOKAWA DREAMSによるダンスのほか、高津中学校・吹奏楽部による演奏も行われ、集まった人々が手拍子をしながら聴き入る様子も見られた。イルミネーションは午後4時から夜0時、年明け1月末まで行われる。

梶ヶ谷 楽しもう「キッズまつり」 11月17日に開催

 区内にある大型家電量販店「コジマ×ビックカメラ梶ヶ谷店」で11月17日(日)に「エルカジキッズまつり」が開催される。

 この催しは、区民有志らで構成された実行委員会が、梶が谷駅前通り振興会や会場となる家電量販店の協力の下、実施しているもの。キッズの祭典に相応しく当日は、子ども向けのプログラムを多数用意。「体験」「ステージ」「飲食」と3つのエリアが設けられ、ステージエリアでは「川崎の歌姫」の異名を持ちソプラノ歌手として活躍する桜井純恵さんが指導を手掛ける児童合唱団なかよしくらぶなどが登壇。日頃の練習成果を披露する。またバク転や和太鼓、空手の体験、さらに近隣会場でのフリーマーケット等も目玉プログラムとなっている。詳細は元井事務局長【携帯電話】080・5054・3548。

出演する桜木華子さん

「御免なすって、三尺もの」 23日に高津市民館で講談

 古き良き時代の寄席の雰囲気と本格的な講談の醍醐味を味わってほしいと、社会人講談師らが出演する「講談くらぶ のくち亭」。11月23日(土)、第16回目の口演が高津市民館の和室で開催される。午後2時開演。

 今回のテーマは「御免なすって!三尺ものの世界」。三尺ものとは、賭博で世渡りしている人や侠客を主人公にした、講談や浪曲のジャンルのこと。今回は特に人気の高い「清水次郎長伝」「天宝水滸伝」「国定忠治」から選りすぐりの話を3席用意。出演は冨田はま松さん、桜木華子さん、下神田克紫さん。

 無料(寄付歓迎)、申込不要で直接会場へ。

(問)【携帯電話】090・6497・2422(こびつさん)

シニア向けスマホ教室 受講者を募集中

 来年1月から麻生市民交流館やまゆり(麻生区)で「シニア向けスマホ教室」が開催される。川崎市と認定NPO法人かわさき創造プロジェクトが主催する。

 対象は、スマホの操作に意欲のある市内在住、在勤、在学のいずれかで40歳以上の人。iPhoneコースは1月17日から2月7日までの毎週金曜、全4回。Androidコースは2月28日から3月21日までの毎週金曜、全4回(2月21日に事前講座)。両コース、2千円(資料代)、午前10時から正午で12人(応募多数の場合、抽選)。

 申し込みは、氏名、住所、年齢、電話番号、希望コース、スマホ歴を記載の上、郵便はがき(往復)は、〒210-8577川崎市川崎区宮本町1番地川崎市健康福祉局高齢者在宅サービス課。12月13日(金)消印有効。抽選結果は、返信用はがきで通達。二次元コードでも受付。詳細問合せなどは【電話】044・200・2638。

石川勝之さん

第53回川崎市文化賞 ブレイキンの石川さん 「シネコンの祖」チッタも

 川崎市の文化芸術や地域貢献への功績をたたえる「市文化賞」など各賞の贈呈式が11月8日、川崎市役所で開かれた。2024年度の文化賞は、JR武蔵溝ノ口駅を中心にブレイクダンス(ブレイキン)の文化を築き上げた石川勝之さん(43、中原区)と、映画館やライブホール運営などで川崎の文化振興に尽力した「チッタグループ」(川崎区)に贈られた。

 市は政令市となった1972年から、文化芸術や社会福祉、スポーツなどの各分野で顕著な活躍や功績のある個人や団体に、功績をたたえる各賞を贈呈してきた。

 第53回川崎市文化賞を受賞した石川さんは、JR武蔵溝ノ口駅の構内を拠点にブレイキンの技を磨き、ブレイキン仲間とダンスコミュニティーを作り上げた。そのうえで国内外の様々な大会で優勝し、「溝ノ口」をブレイキンの聖地として世に知らしめた存在だ。

 同じく文化賞に選ばれた「チッタグループ」は昭和12(1937)年の創業以後、川崎の文化振興を支えてきた。川崎駅前を「映画街」として発展させ、国内初のシネコン「チネチッタ」やヒップホップの聖地となったライブホール「クラブチッタ」などの文化商業施設を次々と開業。「カワサキハロウィン」などの集客イベントも主催してきた。

 市民生活や地域社会の発展に尽力した個人と団体に贈る「社会功労賞」には、視覚障がい者支援団体「水車の会」を1964年に立ち上げ、出版物の音訳ボランティア活動を続けた齊藤準(しとし)さん(80)と、川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンターのセンター長を務める片岡一則さん(73)が選ばれた。

 文化芸術分野で今後の活躍が期待される若手アーティストに贈る「アゼリア輝賞」には、2人が選ばれた。クラシックギター奏者の斎藤優貴さん(27、多摩区)は、世界的なギターコンクールで最高賞を受賞するなど、国際コンクールで55回の受賞歴をもつ。サクソフォーン奏者の渡邉瑠菜さん(21、麻生区)は、昭和音楽大学音楽学部の現役大学生ながら、プロのジャズミュージシャンとしてステージ活動を続けている。

福田市長が祝辞

 贈呈式には石川さんら5人が出席。福田紀彦市長は「市制100周年に相応しい方々にご受賞いただいた。それぞれの道を貫き通し、活躍されてきたと思う。皆様の受賞をお祝いするとともに、今後ますますの御活躍を期待しております」と祝辞を述べた。

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高津区役所内の区民課付近にある「おくやみコーナー」

市内7区役所 おくやみコーナー開設 遺族の手続き負担を緩和

 川崎市は先頃、家族の死去に伴う複雑な手続きをまとめて支援する窓口「おくやみコーナー」を7区役所に設置し、運用を開始した。

 市では高齢化社会に対応するため、今年4月には「おくやみガイドブック」を大幅リニューアルし、各区役所に配布。今回新たに開設された「おくやみコーナー」では、故人に関する手続きの確認▽手続きに必要な持ち物の案内▽遺族による申請書の作成支援などを、遺族の来庁時に一括して行う。

 コーナーを利用できるのは各区に住民登録があった故人の遺族などで、専用のコールセンター(【電話】044・200・1500)で予約が必要だ。予約時に故人の情報をヒアリングし、コーナーの担当スタッフが関係部署と調整のうえ、来庁時までに必要な書類や情報を整えて手続きを支援する。

 市は窓口業務とコールセンター業務を、「ガイドブック」の制作を手掛けたITメディア企業「鎌倉新書」(東京都中央区)に委託。同社では想定される相談内容を担当課と共有し、遺族の来庁時に速やかに手続きが完了するための研修を重ねたという。同社の自治体DX推進グループマネジャー・川口慶真さんは、「例えば幼子を抱えて夫に先立たれた女性が来庁する場合、必要なら児童手当の窓口などにもつなげられるよう、不安に寄り添う窓口サービスを目指す」と語る。

 市の担当者は「各課に分かれていた手続きを一カ所で行うことで、行政サービスの向上も目指したい」としている。

 コーナーの開設時間は平日の午前9時〜正午、午後1時〜午後4時。

GO!GO!!フロンターレ

試合観戦で限定ニットキャップ

 川崎フロンターレは12月4日(水)に等々力陸上競技場で行われるAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ山東泰山(中国)戦で、すべての来場者に「ニットキャップクリスマスバージョン」をプレゼントする(ビジター席を除く)。

 リーグステージ全8試合のうち4試合を終えた現時点で、フロンターレは全12チーム中8位。次の決勝トーナメント(ラウンド16)に進めるのは上位8チームのみ。4日の対戦相手である山東泰山は現在9位と、熾烈な戦いになるのは確実だ。たくさんの来場者で選手を鼓舞したい。

 声援をさらに盛り上げるべく、4日の試合では寒さ対策に最適な限定ニットキャップがプレゼントされる。デザインはフロンターレブルーを基調としながら、クリスマスをイメージ。ふろん太、カブレラ、ワルンタが等々力で遊んでいる絵柄にも注目。

 チケットはチケフロ(Jリーグチケット)で先着販売。午後7時キックオフ。

不定期連載 市民健康の森だより 第161回 橘地区のイベント支援について

 区内久末にある「プラザ橘」は、1階に高津図書館分館、2階に各種研修室があり地元区民の文化活動拠点となっています。毎年11月初旬に「プラザ橘祭り」を開催しており、私たちもここ10年程は出店参加しています。第25回を数えた今年は11月2日に行われ、私たちは会員9名で出店。出品物は竹炭竹酢液から各種竹細工品、観葉植物から手作りの飾り物などを多彩に用意しました。

「ウォークラリー」のお手伝いも

 当日は朝から雨模様で、人出は昨年の半分くらいの感じでしたが幸い私たちの出品物はお買い求めいただけました(写真上)。昨年の8割程の売り上げとなりました。お祭りは例年同様、2階でオカリナ合奏や絵本読み聞かせ、簡単ヨガなどが行われ、絵手紙や書道絵画の展覧が行われました。

 橘地区ではこの時期、他にもイベントが催されます。プラザ橘祭りの翌日11月3日には「橘散歩道ウォークラリー」が開催されました。対象は小学校3年生から6年生のグループです。このイベントも私たちはウォークラリーのチェックポイントでの支援を要請され毎回参加しています。

 今回も「ふれあいの森」で会員5名に加えて橘中学校の生徒2名がボランティアとして通過チェックとゲームを担当しました。主催者は橘地区青少年指導員会なので参加の小学生と中学生の交流促進を狙っているようです。中学生には私たちに割り当てられた「連射ゲーム」を担当してもらいました。連射ゲームとは10秒間でカウンターを何回押せるかを競うものです。50回以上押せると満点の10点、それ以下では回数に応じて点数を貰えます。チェックポイント7カ所でそれぞれゲームがあり各所での点数合計で賞品が出たようです(写真下)。

 当日は前日とは打って変わって絶好のウォーキング日和となり、参加した35組82人の子ども達は約4キロのウォーキングを満喫したことでしょう。