高津区版【11月29日(金)号】
募集チラシを手にする小平さん

区内在住小平さん 「ポリ袋でアイデア料理を」 防災テーマにコンテスト

 市民参加型で高津区とプロジェクトを企画・実施する「まちの企画室」の今年度企画として、ポリ袋を使ったアイデア料理コンテストが開催される。現在、レシピを募集中。発案した小平文さんは「家にあるものを使って、これを合わせたら面白いなという視点で応募してもらえたら」と呼びかける。

 まちの企画室は、まちを盛り上げる企画を市民から募り、審査等を経て実施しており、今年度で4期目となる。今回は14企画が集まり、選考を経て小平さんの企画を含む2件が決まっている。

 コンテストは防災がテーマ。耐熱ポリ袋を使って災害時にも活用できる「まぜるだけ」又は「湯せん」でできるアイデアレシピを募集している。洗い物が少なく簡単・時短であること、手に入りやすい食材を使うことなども審査のポイントだ。

 2月2日には、今回のメイン企画となる防災イベント「防災遊園地」も大山街道ふるさと館で予定。当日は授賞式やグランプリのレシピを作る料理体験を行う。

 企画した小平さんは、企業とのレシピ開発や料理イベント等を主宰する料理家。高津区在住10年以上となり「地域との繋がりを」と、まちの企画室に応募した。元々、コンテスト中心の企画を考えていたが、企画室メンバーからのアドバイス等を経て内容を練り上げた。2月の催しも工夫し「防災AR体験など、やってみたい・行ってみたいと思う内容になっているので来て考えるきっかけにしてもらえたら」。

震災時に料理、役立ち

 元々、IT企業に勤めていた小平さん。当時、トラブル対応等で昼食が食べられない日もあり、自宅で作った弁当が無駄になってしまうことも。そこでたどり着いたのが、料理を真空シーラーで密封し、会社の冷凍庫に保管いておくスタイル。必要時に解凍して食べる生活に。

 そんな中、2011年に東日本大震災が発生。仕事で外出していた時、会社から1本の電話がかかってきた。「食べる物が買えなくて困った職場の人たちから、冷凍庫のストック(小平さんが昼食用に作りためておいた料理)が食べたい、との電話でした」。発災直後は首都圏でもコンビニやスーパーで商品が購入できない状況になるなど混乱が続いた当時。料理は、防災でも活用できるのだと気づいた。

 現在は料理家として料理教室も行うが、各家庭により普段使いの食材や味が異なるため、習ったレシピは家庭で応用しづらいと感じることも。コンテストを通し「親子などで楽しみながら、自宅にあるもので何ができるか、考えるきっかけにしてほしい」。

 レシピ応募は12月22日(日)締切。小学生など子ども可(申込フォームは保護者が確認を)。来年1月14日(火)入賞発表。詳細・応募は右記の二次元コードから。詳細は高津区役所地域振興課【電話】044・861・3133

コミュニティーイベント「You↔Go」 好評、当事者間の「お茶会」 発達障がいの悩みを共有

 発達障がいのある当事者同士で悩みや不安を共有できる「お茶会」が、高津区内のカフェで続いている。発達障がい当事者の小川勇悟さん(横浜市在住)が、知人と始めたコミュニティー活動で、参加者の間で「思いを共有できる」と好評を博している。

 コミュニティーイベント「You↔Go」(ユーゴ)を主宰し活動に取り組んでいるのは、自身も発達障がい当時者の小川さんと、知人の秋本ひろみさん(八王子市在住)だ。2023年2月から月に一度、高津区にあるカフェを会場に、10人前後の当事者が集まる「お茶会」を開催。自分にどんな特性があり、どんなことに困ってきたかを個々が語って共有することで、自己肯定を高めることなどを目指している。

延べ200人が参加

 計20回のイベントに、のべ約200人が参加した。参加者からは「同じ思いを共有できてうれしい」「同じ悩みや生きづらさを抱える方がいて、自分だけではないと前向きになれた」などの感想が、ウェブの情報ページに寄せられる。

 小川さんは小学5年生の時に発達障がいと診断された。「上下関係」のコミュニケーションが苦手で、学校や職場で苦しんできたという。22年、同じ障がいのある人と悩みを共有する会に参加し、会の運営には課題を感じた一方で「障がいのイメージが変わった」という。「暗いイメージを持たれがちだけれど(参加していた)みなさんが明るくてホッとした」。一人一人の思いを尊重する自助会が必要と感じ、仕事仲間だった秋本さんに「お茶会」のアイデアを伝えたところ、賛同してくれたという。

 秋本さんも、2人の娘と孫の子育て経験を生かし、「いま子育てに悩んでいるママと、悩みながら子育てした先輩ママをつなぎたい」との思いがあった。今後の取り組みに加えていくという。

 小川さんは「発達障がい当事者は、家庭や職場で理解されず、苦しんでいる人も多い。このような活動が社会にあることを知り、思いを共有できる人たちとつながってほしい」と話している。

 問い合わせは事務局【メール】you.go.jimukyoku21@gmail.com
いざという時に役立つ様々な訓練に真剣に臨む参加者

「無駄になって」願い込め 子母口北町会 実践的な防災訓練、今年も

 「子母口北町会」(遠藤勝太郎会長)が11月3日、橘樹神社境内で防災訓練を実施した。

 同会が「(大きな災害が起こらず)訓練そのものが無駄になることを祈りながら、いざ災害が起きた時は、この訓練を役立ててもらえば」という思いを込めて定期的に手掛けてるこの取り組み、今回の内容は―。

実践的な訓練を実施

 区の危機管理課や高津消防署子母口出張所、高津区赤十字奉仕団などによる協力で行われたこの日の訓練には、多くの近隣住民らが参加。消防署員から消火器の使い方についてレクチャーを受けた参加者は「まずピンを抜く」「ホースを持つ」「強くグリップを握る」という動作を繰り返し行うことでスムーズな消火行動を習得。赤十字奉仕団による心肺蘇生訓練では実践的な方法を教わり、人形等を相手に皆、真剣な表情で心臓マッサージを体験していた。

給水の重さに驚きも

 また会場の一画には「起震車」もお目見えし、参加者は震度7の揺れを体験。こうした趣向を凝らしたプログラムが用意される中、市上下水道局の協力の下で行われた訓練では「飲料用と調理用だけでひとり1日3リットルの水が必要」という説明の後、発災直後に最低限必要とされる3日分相当(約10リットル)の給水を受け取る体験を実施。給水タンクローリーから注がれた水をポリ容器で持ち運んだ参加者からは「水がこんなに重たいとは」などといった感想が聞かれた。

 遠藤会長は、訓練を総括し「良い訓練ができたと思う。こうした体験訓練は必ずや家族やご自身を守る、ということを、改めて町会メンバーと共有する契機にもなったのでは」と話していた。

納税表彰の授彰者ら

納税の功労者を表彰 川崎北税務署

 川崎北税務署(荒井寿宏署長)は11月14日、中原区内のホテルで今年度の納税表彰式を開催した。毎年、国税申告や納税等の高揚に貢献のあった人や税務行政の推進に功績のあった人を表彰しており、今年は12人に表彰状や感謝状が贈られた。このほか中学生の税についての作文の表彰もあり、2人が受賞した。

 納税表彰者は次の通り(順不同・敬称略)。

税務署長表彰

▷保坂敏江(川崎北青色申告会ブロック役員)▷小林正樹(公益社団法人川崎北法人会理事)▷横山芳春(同)▷小湊宏之(同)▷田中洋平(同)▷岸治男(同)▷山本敏雄(川崎小売酒販組合理事)

署長感謝状

▷大岡一成(川崎北青色申告会ブロック役員)▷渡邊裕子(同)▷安藤 均(公益社団法人川崎北法人会理事)▷吉濱勝行(同)▷菊地和宏(川崎北間税会理事)■租税教育推進校等▷川崎市立西丸子小学校

東京国税局長表彰

 また、当日は遠藤章さん(川崎北青色申告会会長)の東京国税局長表彰受彰も紹介された。
表彰式に参加した受賞者と関係者ら=鷺沼小

川崎北法人会 「絵はがきで税の理解を」 高津区内から3人入賞

 川崎北法人会(中原区)女性部会主催の「税に関する絵はがきコンクール」の表彰式が11月11日に鷺沼小学校(宮前区)で開かれた。

 小学生への租税教育活動の一環として、税の大切さや役割を学び、知識や感想を絵はがきで表現し、税に対する理解を深めてもらうことを目的に毎年開催している。

 今回の応募総数は、311点。7つの賞に対し、12人が表彰を受けた。税務署長賞の服部さんは「税のことを楽しく知ってもらえるように心を込めて描いた」と話した。

 受賞者は以下の通り(全員小6・敬称略)【税務署長賞】服部友奏(鷺沼小)【会長賞】巖春樹(鷺沼小)【川崎市長賞】日比野柚希(高津小)【神奈川県高津県税事務所長賞】鈴木萌々香(西野川小)【女性部会長賞】丹野真結(末長小)【優秀賞】外口媛梨(上作延小)、尾園莉紗(鷺沼小)、今井みやび(平小)、中里庄之介(西野川小)、【努力賞】鈴木ありす(鷺沼小)、市川佳希(西野川小)、佐久間実菜(西野川小)

資格確認書のイメージ(市のホームページより)

マイナ保険証 川崎市「正確な情報確認を」 本格移行を前に呼び掛け

 マイナンバーカードと健康保険証を一体化した「マイナ保険証」への移行に向け、現行の健康保険証の新規発行が12月2日に停止される。国民健康保険証を交付する川崎市では移行に向け、「正確な情報を確認してほしい」と呼びかけている。

 12月2日から本格的移行が始まる「マイナ保険証」は、健康保険証の登録をしたマイナンバーカード。医療機関や薬局の顔認証付きカードリーダー、セブン銀行ATMなどで利用登録を済ませば、現行の健康保険証の代わりになる。

 国はマイナンバーカードの利用推進を図る目的で、「マイナ保険証」への切り替え措置に踏み切った。そのメリットとして国が挙げるのは、複数の医療機関に分散する医療情報が一本化されること。一刻を争う救急医療や、的確な薬の処方などに役立つとされる。

 医療保険制度は、会社員を対象とする「健康保険」と、企業に所属しない地域住民の「国民健康保険」(国保)、そして75歳以上のすべての人を対象とする「後期高齢者医療制度」に大別される。

 このうち国保の保険証を交付する川崎市によれば、国保加入者約22万5千人(10月末時点)のうち55%の約12万4千人が、マイナ保険証の利用登録を済ませたという。

 市の担当者は、「今回の移行は、加入者が何か新たな手続きをしなくてはいけないものではない」と語る。今回の移行措置では、12月1日までに加入手続きを終えた国民健康保険証は最長で来年の7月末まで有効で、これまで同様に使うことができる(健康保険証は1年間有効)。

 加えて、マイナ保険証の利用登録をしていない人や、今後も登録をしない人、またそもそもマイナンバーカードを持っていない人やカードの有効期限が切れた人、マイナ保険証の利用登録を「解除」した人などには、「資格確認書」が交付される。こちらは現行の保険証と同じ機能を持つ事実上の「代替保険証」となるだけに、市の担当者は、「市としてはこの『資格確認書』を、対象者に漏れなく交付することが最も重要」と語る。

 一方でマイナ保険証に利用登録を済ませた人には「資格情報のお知らせ」が交付される。マイナ保険証に記されていない保険者番号などの資格情報を記したもので、マイナ保険証と合わせて持ち歩くことを前提としている。市の調べでは、11月時点でマイナ保険証に対応可能な医療機関や薬局は約86%。対応できない機関では、保険適用を受けるうえでこの「お知らせ」が必要になる。

 市の担当者は「加入する保険者ごとに『資格確認書』も『お知らせ』も扱いが異なる。市内の国保加入者の窓口は基本的に市だが、国保以外は各保険者に確認してほしい」と話している。

 国民健康保険と後期高齢者医療制度に関する問い合わせは市保険コールセンター(【電話】044・200・0783)。

準備を進める平間小6年3組の8人

ブレイブサンダースの催し 市内小学生がコラボ SDGsの大切さ伝える

 川崎ブレイブサンダースのホームゲームに合わせ、11月30日(土)と12月1日(日)に川崎市とどろきアリーナ(中原区)で開催のSDGsイベント「&ONE days Supported by 味の素(株)」に向け、平間小学校(中原区)の6年3組の児童が準備を進めている。このイベントへの小学校の参加は初めて。

 「&ONE days」は、2020年にブレイブサンダースが始めたSDGs推進プロジェクト。バスケットではシュート時にファウルを受けながら得点できた場合、さらに1本フリースローを投げられることを「&ONE」と呼ぶことから、「人と人のつながりがビックプレーを生む」との意味を込めたという。

チーム側からオファー

 今回、平間小の参加は2日目のみだが、イベントに加わるきっかけを作ったのも同校の6年生だった。8月の「平間なかよし祭」に向けて市内のプロスポーツチームに「一緒に活動しませんか」と呼びかけた。8月には実現しなかったが、「&ONE」の準備を始めたブレイブサンダース側から、「ぜひ一緒に」とオファーがあった。

 児童たちは10月中旬から、チームの広報担当者らと打ち合わせを重ねるなど準備を進めてきた。イベントでは、コロナ禍で量産されたアクリル板を、業者の協力を得てキーホルダーにアップサイクルしたり、来場者に「SDGs宣言」を付せんに書いてもらうコーナーや、古着や古本のリサイクルブースを構えたりする。能登半島地震の募金ブースも設け、一定金額以上の寄付者には、卒業生が地域への思いを込めて作った歌のCDをプレゼントする。

 当日は6年3組と希望者が参加する。大橋創太さんは「SDGsの宣伝とブレイブサンダースの応援を頑張る」、小嶋友人さんは「多くの課題を解決できるよう、地域の人に関心をもってもらいたい」と意気込みを語る。担任の武富布美教諭は「準備も楽しむ児童たちの取り組みも持続可能な姿勢。ぜひ応援してほしい」と話している。

署員を前に、感謝の気持ちを伝える園児たち

川崎めぐみ幼稚園 「いつもお仕事ありがとう」 警察・消防に園児ら感謝

 11月23日の「勤労感謝の日」を前に日頃の感謝を伝えようと、久末の川崎めぐみ幼稚園(鈴木健之園長)に通う年長クラス代表の園児6人が高津警察署と高津消防署を22日に訪問した。

 「いつも皆のために、お仕事をしてくれてありがとうございます」

 最初に訪れた警察署で子どもたちが声を合わせて感謝を伝えると、署員らも笑顔に。このほか園児たちは防寒対策としてマスクなどをプレゼントとして手渡した。

 同署の多田敦副署長は「子どもたちに元気をもらったので、管内の治安維持のため、これからも頑張っていきます」と語っていた。その後は、同署敷地内でパトカーなどの乗車体験もさせてもらった園児たち。消防署でも消防車などに興味津々と、地域の安全や安心を守る職業に触れる1日となった。

 同園では、24時間体制で市民の生活を守る仕事をしている人に感謝を伝えようと、長年にわたり、勤労感謝に合わせた訪問を行っているという。鈴木園長は「警察・消防の仕事を間近にし、子どもたちは大満足な様子だった。これをきっかけに事故や火事にも気を付けようと意識してもらえたら」と語った。

<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
  毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)

教えて!職人さん vol.58 外壁塗装でDIYする方法を解説します!【3】

 Q...外壁塗装を「自分で行いたい!」という方へのアドバイスの3回目。今回は「作業手順」について教えて下さい。

 A...ご自分で外壁塗装を行う場合は、適切な手順を押さえておく必要があります。具体的には「洗浄」→「養生」→「下地補修」→「下塗り」→「中塗りと上塗り」となります。

 Q...まず洗浄ですね?

 A...ええ。外壁の汚れは塗料が剥がれる原因てす。ワイヤーブラシや剥離剤を使用して汚れや古い塗装を剥がします。次の養生とは塗装時に塗料が飛び散らないようにカバーやシートを設置する事です。ご近所トラブル防止のために必須です。

 Q...次は下地補修?

 A...最も重要な手順のひとつが下地補修です。ひび割れを見かけたら、しっかり補修し、浸水させないようにしましょう。補修が完了したら、下塗りしましょう。下塗りすることで、中塗りと上塗りとの接着剤のような働きをしてくれます。

適量の塗料が塗り終わったら必ず十分に乾燥させる時間を設けて下さい。

 Q...そして最後が中塗りと上塗りですね?

 A...これは外壁の見栄えを左右する大切な作業手順です。色ムラが発生しないように塗膜を厚くしながら塗りましょう。また上塗りによってさらに塗膜が厚くなるため、耐久性が高まります。

「自分では無理かも?」と思った方はプロへの依頼するのも一案です!

不定期連載コーナー SELFフレンドシップ(船)へようこそ! Vol.10「ノクチ基地」について

 今回紹介させて頂くのは「ノクチ基地」の皆さんです。

 溝口をベースに活動するクリエイターたちが「ジモトをもっと楽しく、住みやすくしたい!」と、自然発生的に集まった集団です。

 ジモトを愛し、ジモトの役に立ちたいと想っているメンバーが、それぞれのスキルを融合し、ジモトをもっと元気に、そして自分の住んでいる町が好きになり、暮らしやすくするような環境作りに取り組んでいます。代表の山本美賢さんは、徹底したジモト目線を強みとし、ノクチ基地クリエイティブ集団による仕掛けによって、「こんなに生活が楽しくなる!」ということを、ジモトの皆さんに肌で感じてもらうような活動を行っています。

 より良い地域づくり・まちづくりにSELFも積極的に活動しており、山本さんとは、共感する事が多く、一緒にいてワクワクする人です。

 ノクチ基地とSELFは、家族みたいな感じで、多種多様なメンバーが和気あいあい、仕事なのになんだか遊んでいるような感覚で楽しくなります。それぞれが企画するイベントにも連携・協力をし合いながら、ジモトを盛り上げています。

 ノクチ基地と共にSELFもジモトを愛し、楽しいまちづくりに貢献していきます。これからも一緒に盛り上げていきましょう!ワッショイ!

不定期連載 市民健康の森だより 第163回 CATVでも放送「竹細工教室」について

 11月14日に今年の「竹細工教室」2回目を実施しました。今回はシャモジ作りの1回目で、似た形状で大きさが違うバターナイフやヘラも対象です。最初に講師が予め用意した、制作物に合わせて大まかな形状にまで加工済の竹材料を参加者の皆さんにいくつか選んでもらいました。そこから小刀や各種ヤスリの使い方を教えながら、講師が作った見本を参考に参加者が各自削っていくという作業内容です。

 今回は地元ケーブルテレビ・イッツコムさんの取材が入りました。イッツコムさんは年に1〜2度、私たちの「体験教室」中心に取材に訪れ「地元ニュース」で放映してくれます。私たちとしてはいい広報となりますので有難い取材です。

 今回の取材は11月19日午後6時からの地元ニュースで放映されました。講師が小刀を使った削り方のコツを指導している所や別の講師が竹材に鉛筆で下絵を描き、竹の繊維に沿って削ることを教えている所が紹介され、加えて参加者の皆さんが「愛着がわくので長く使えると思います。大事にします」「自分で作った物が調理など実用的に使えるのがとても楽しい」と話している所が紹介されていました。

竹細工への関心深めるきっかけに

 今回、講師を務めている会員は竹細工の名人です。自分でシャモジ、ヘラ、スプーンなどを制作し、お祭りなどのイベントで出店する時には出品してくれます。彼によると、使う人の手の形や使い方を反映させて削るととても使い易いその人専用の道具が作れるそうですがとても難しそうです。

 講師によると来月の最終回で今回作ったシャモジなどの仕上げを行って完成させる予定だそうです。参加者がこの教室を切っ掛けに竹細工を継続し、制作した作品を愛用してくれることを願っています。

街を彩るフロンターレカラーのタペストリー

GO!GO!!フロンターレ

参加者募集タペストリー付け替え

 市内をフロンターレカラーに染めるとともに、商店街の活性化も目的として掲出されているフロンターレタペストリーの付け替え作業が行われる。デザインを変更しながら10年以上にわたって掲出されている身近な存在だ。作業は通常、各商店街の人々の手で行われるが、枚数が多い場合はサポーター有志が作業に参加する。色鮮やかな新しいタペストリーに変え、気分も街も明るくしよう。希望者は【メール】info@bluefriends.jpに「タペストリー付け替え作業参加」の件名を入れ、参加希望日時、名前、参加人数、緊急連絡先を入力して連絡を。日時は以下の通り(雨天延期)。

▷12月1日(日)新丸子駅周辺午前9時〜午後0時▷15日(日)鷺沼駅周辺午前10時〜午後1時▷22日(日)平間駅周辺午前10時〜午後0時、向河原駅周辺午後1時〜3時▷1月11日(土)百合ヶ丘駅周辺午前10時〜午後1時▷12日(日)稲田堤駅周辺午前10時〜午後1時。

 屋外での作業のため暖かい服装推奨。参加の際はフロンターレをアピールする服装やグッズを着用すること。

画像はいずれも川崎フロンターレ