高津区版【12月13日(金)号】

NPO法人SELF 「スポーツ縁日」丸10年 冬の風物詩、定着へ

 高津区にある久本小学校(久本3の11の3)の校庭で、あす12月14日(土)に「たかつde笑顔 ファミリースポーツ縁日2024」が行われる。主催は高津区に拠点を構え各種スポーツクラブ事業などを手掛ける「NPO法人高津総合型スポーツクラブSELF」(【電話】044・833・2555)と高津区役所。

 このイベントは、地域住民などと連携し「まちのひろば」を創出しようという取り組みの一環。2014年を皮切りに同小学校などを会場に行われており、今年で丸10年を数える。例年、約3000人が来場する地域の風物詩として人気を博している。

多彩なプログラムを用意

 今回も会場では、地元企業によるVR体験やプロレス、野球やバスケットボール等のスポーツ体験、またダンスや吹奏楽の発表など多彩なプログラムが用意される。参加無料、午前10時〜午後3時まで(雨天の場合は一部会場変更の上決行)。

出張「SDC」も

 さらに当日、会場の一画には「まちのこと」を話しながら参加者同士が気軽に交流できる「まちづくりカフェ」も開設予定。新たな地域活動への参加・交流のきっかけづくりなどをサポートする「SDC(ソーシャルデザインセンター)」のスタッフが各種相談にも応じる。関係者は「ぜひ多くの方に参加頂き沢山のプログラムを楽しんでもらえれば」などと話し、来場を呼び掛けている。

「農家を継ぐことは自然な流れだった」と森さん

高津区で20代続く農家・森さん 「食用花の栽培」に挑戦 新しい農業の形、発信

 高津区で代々農業を営んできた農家の20代目が「エディブルフラワー」(食用花)の生産に取り組み始めた。「キラナ・ファーム」園主の森彰人さん。エディブルフラワーを個人農家が生産・出荷するのは、川崎で初めてという。

 エディブルフラワーは、食用に改良・栽培された花で、レストランや結婚式場で料理をカラフルに彩る食材として人気を博す。観賞用の花とは栽培方法が異なり、人が安全に食べられるように一般的には無農薬や低農薬で育てられる。

 森さんの実家は高津区久末地区で代々続いてきた農家で、父で19代目、自身で20代目という歴史がある。

 「幼いころから農家を継ぐと決めていた」という森さん。大学卒業後にJAセレサ川崎で7年間勤務した後、3年前に退社し、父や祖母を手伝う形で農業に従事し始めた。家族と共に約70haの畑を管理しながら、今年9月から新たな挑戦として、エディブルフラワーの栽培を始めた。

気候変動が契機に

 きっかけは近年の気候変動だった。森家の畑ではキュウリやトマト、ブロッコリーなどの野菜を年間25〜30種類ほど栽培してきたが、猛暑や大雨の影響で収量が安定しなくなったという。森さんは「おそらくこの傾向は今後も続き、そう遠くない将来、この気候が普通になると思う」。気候に左右されない安定的な農業を目指し、考え付いたのがエディブルフラワーだったという。

 エディブルフラワーの栽培方法は様々だが、森さんは専門の業者から、花のタネから養液、栽培機材や栽培ノウハウまでをパッケージで購入した。農地の一角に建てた栽培施設(約36平方メートル)内に機材を導入。温度や湿度、二酸化炭素濃度などを制御した状態で、5色のビオラとアリッサムなどのエディブルフラワーと、バジルなどのハーブを栽培している。

 11月中旬からはJAセレサ川崎の直売所「セレサモス宮前店」で試験販売も始まり、12月からは区内のステーキハウスでエディブルフラワーを使った特製サラダがメニュー入りした。今後は首都圏のレストランや結婚式場などへも販路を広げていくという。森さんは「この方法なら新規就農者も挑戦しやすい。新しい農業のスタイルとして発信し、都市農業を盛り上げていきたい」と意気込んでいる。

「かわさき市民活動センター」の理事長を務める 竹迫(たかば) 和代さん 川崎市内在勤 

アクティブに楽しむ

 ○…本職は、地域の人と人をつなげ、課題の解決に向けて進めていく「まちづくりファシリテーター」。「かわさき市民活動センター」(新丸子東)では市民向けの研修講座の講師として登壇する。同センター理事を経て、理事長に就任して約半年を迎える。「事業の柱であるこども文化センターやわくわくプラザといった子どもの居場所に地域の活動拠点の可能性があると実感した」とその奥深さを噛みしめる日々だ。

 ○…重視するのは、現場感覚や対話。職員と接する中で、力量がある職員が多いことを感じる。「みんな、一生懸命に取り組んでいますね」。さらなるモチベーションの向上に向けて取り組んでいるのは、人材育成の知見を生かした「ワークショップ」。約1500人の職員が意見をあげやすいボトムアップ型の組織作りを目指す。

 ○…にこやかな笑顔、丁寧でおっとりとした語り口ながら「アスリート気質です」ときっぱり。学生時代はバレーボールでならし、ある親子対抗試合では「つい本気を出し過ぎて」しまい、手首を骨折してしまった経験も。高校時代はバンド活動にも熱中しギターで「REBECCA(レベッカ)」を演奏していた。目下、憧れるのはサーファー。「波乗りはかっこいい。もう少し年をとったら始めたいですね」と目を輝かせる。

 ○…自宅は幸区に隣接する港北区日吉。子育て時期は、ひんぱんに夢見ヶ崎動物公園で遊ばせていたという。「夢見で3人の子どもたちは育ちました」と懐かしむ。当時は自宅から6Km離れた保育園に自転車で30分かけ送迎。「10年間の走行距離は地球4分の3周。自転車5台は乗りつぶしました」。職場まで、今は電車通勤だが自転車通勤を画策している。

大型の望遠鏡を覗き込む参加者たち

恒例「天体ショー」に300人 東高津小「観察企画」、人気に

 東高津小学校の校庭で12月4日「星空ウォッチング」が行われた。「高津第三地区社協」が長きにわたって地域の子ども達に天体ショーを提供しているこのイベント。その、詳細は―。

土星の輪っかに大喜び

 日を追うごとに寒さが厳しくなってきたこの日、夕方過ぎに校庭に集まったのは、同校に通う4年生を中心とした児童らと、その保護者たち。

 会場には「かわさき宙と緑の科学館」からやってきた移動天文車「アストロカー」がお目見えし、まずは「今日、観察する星の名前」や「観察時のマナー」などについてスタッフがレクチャー。その後、大きな望遠鏡が3台、それぞれ違う方向にセッティングされ、約300人の参加者は順番に整列。「土星」を観察した参加者は広く知られている「輪っか」の存在を目の当たりにして、喜びもひとしおといった様子。また各種気候状況に比較的恵まれたこの日は、青白く輝く「プレアデス星団」(和名・すばる)や、天体ショーの世界では人気が高いともいわれる「アルビレオ」まで観察でき皆、冬の星空を満喫。寒さをひと時忘れ、笑顔で帰路に就いていた。

「今後も継続実施を」

 東高津小学校を会場とした「星空ウォッチング」は、地元社協の面々らが長きにわたり企画・実施しているもの。関係者は「この時期は空気が澄んで天体観察に適している。継続的に(企画を)行っていければ」などと展望を話していた。

市内各所にある私有の井戸(写真はイメージ)

川崎市内の地下水 13地点で指針値下回る 「PFAS検査」結果を公表

 人体や環境への有害性が指摘されている有機フッ素化合物(通称PFAS)について、川崎市は12月4日、市内の定点井戸で実施した環境基準の適合調査の結果を発表した。市によると、今年10月に調査した13地点はすべて暫定指針値を下回ったという。

 地下水質の環境基準の適合状況を把握するため、市は18地点の井戸で調査を続けている。人体への影響が懸念されるPFASについては2020年、国が水1リットルあたり50ナノグラムの「暫定指針値」を設定したことから、昨年度から調査を始めた。

 18地点のうち昨年度は5地点(中原区、高津区、多摩区、幸区)を調査し、今年度は残りの13地点(川崎区、幸区、高津区、宮前区、麻生区)を調査した。その結果、8地点でPFASは検出されず、5地点で検出されたものの暫定指針値を下回った。

 一方で、昨年度の調査で指針値を上回った2地点と、下回ったものの数値が高かった1地点について追加調査したところ、3地点で指針値を上回る数値が観測された。ただしどの井戸も飲み水には利用されていない。

水道水「安心して飲んで」

 水道水についても定期的に検査を続けており、PFASは不検出。市は「安心してお飲みいただける」としている。

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タブレット端末を使用する救急隊員=写真はイメージ(市提供)

高津・中原消防署救急隊 タブレット活用で時短へ 医療機関と連携し検証

 川崎市は、12月18日(水)から高津、中原両消防署の7救急隊でICT等のデジタル技術を活用した医療機関と情報連携の実証実験を開始する。来年2月中旬まで。救急活動時間の短縮と救急隊員の負担を軽減することが目的。実証実験の結果を検証し、来年度以降、同システムの導入を検討する意向だ。

出場件数 増加で

 2023年度の川崎市内の救急出場件数は、19年度よりも約1・2万件増加。通信指令センターから派遣要請を受けて、搬送、帰署するまでの救急活動時間は85分(23年度平均)で、19年度よりも約8分延伸しているという。

 今回の実証実験では、1回の出場の活動時間を短縮することで出場可能な救急車を確保すると同時に、救急隊員の負担を軽減することが狙い。

 これまでは現場に駆け付けた救急隊が搬送先の医療機関を探す際に、電話で傷病者の情報を伝え、受入れ可否を確認してきた。今回の実証実験では、救急隊にタブレット端末を配備。端末に傷病者の情報や画像などを入力すると、今回参加する5つの救急告示医療機関と情報を共有でき、搬送先の医療機関の選定や、医師への引き継ぎに要する時間を短縮することができるという。

 市消防局の担当者は「現在、救急隊と医療機関が口頭で傷病者の名前や既病歴といった情報を確認し伝えている。システムを利用することで伝言ではなく、情報共有できるため、時間の短縮が期待できる」と話す。

 ほかの自治体でも救急隊のICT活用が進められており、札幌市では「搬送後の救急隊の事務処理の時間が半分以下になったと聞いている」と同担当者は事例を語る。また宮前、麻生、多摩の3消防署では、11月18日から同じ取り組みを進めており、けがの様子や心電図を画像で共有し、受入れ判断につながった例もあるという。一方で、新しいシステムのため、救急隊が端末の入力に慣れるまで時間を要することが課題にあがる。

 市では、2月中旬まで実証実験を行った後、効果の有無や必要な機能等を検証し、システムの導入を検討していく意向だ。市の担当者は「有効であれば、議会に示し、仕様などを固めていきたい」と話している。

一日警察署長に就任した目代結菜選手

高津警察署 一日署長に空手・目代さん 犯罪被害者への支援、PR

 犯罪被害者週間(11月25日〜12月1日)に合わせて高津警察署は11月22日、空手・新極真会の東京城南川崎支部で活動する、目代結菜選手を一日警察署長に任命。武蔵溝ノ口駅南北自由通路で、犯罪被害者支援や飲酒運転根絶のキャンペーンを行った。

 大学生の目代選手は、10月に行われた第56回全日本空手道選手権大会で準優勝を果たすなど、活躍を続ける選手。当日は目代選手が空手の演武を行い、板割りなどを披露。警察による被害者支援の取り組みについて、駅利用者たちに周知を図った。

各所と連携しサポートも

 犯罪に巻き込まれた場合、被害者が一番初めに接することになる警察。このため、警察は捜査だけでなく、その後の生活が少しでも支障なく送れるよう、被害者のサポートも行っている。

 県警本部にはカウンセラーがいるほか、県警・県・民間支援団体が一体となって、殺人、不同意性交、重大な交通事故事件等の被害者やその家族を支援する「かながわ犯罪被害者サポートステーション」も相談に応じる。サポートステーションでは、カウンセリングや法律相談、裁判所等への付き添い、住宅確保の支援などを行っている。

 高津警察署にも、性犯罪などの被害者らから相談が寄せられており、必要な支援とつなぐほか、男性と話すのが辛ければ希望の性別を聞いて対応したり、目立たないように私服で病院に付き添ったりなどの配慮を行っているという。

 高津署の担当者は「周りに被害に遭われた方がいらしたら、まずは寄り添ってもらい、適切な支援の制度がある事を伝えてもらえたら。そのためにも、警察でも被害者支援を行っているということを知ってもらうことが第一歩」と話す。

 被害者支援について、相談等の問い合せは、高津警察署【電話】044・822・0110(代表)。又は、かながわ犯罪被害者サポートステーション【電話】045・311・4727。

ばら苑で行われた説明会

新ミュージアム基本計画 生田緑地に31年にも開設 12月27日まで意見募集中

 2019年の令和元年東日本台風で被災した「川崎市市民ミュージアム」の移転に関する「新たなミュージアムに関する基本計画案」がこのほどまとまり、開設地を生田緑地(多摩区)内に確定し、開設時期を最短で2031年としている。12月27日まで市民からの意見を募集している。

 基本計画案によれば、市がこれまで「候補地」としてきたミュージアムの移転先を、生田緑地を「開設地」として確定。その上で、ばら苑の駐車場への移転を想定した当初案から、老朽化が進むばら苑一帯をミュージアムと合わせて再整備する計画へと変更した。

 また開設時期は、管理運営に民間事業者のノウハウを活用する前提で算出した結果、事業者公募や事業設計を経て工事が始まる時期を最短でも29年度とし、施設が開館するのは最短で31年と想定している。

被災収蔵品の扱いは

 一方で19年の台風で被災した収蔵品約24万5千点のうち、修復が完了した作品は昨年12月末時点で約7万5千点。現在も修復作業が続いているが、これらの新たな施設での扱いについて、市の担当者は「展示が厳しいものは調査研究に生かしていく。まず修復を急ぎ、全ての収蔵品を安全に保管することが先決」とした。

 旧ミュージアムが残した課題の一つに「認知度不足」がある。被災翌年の20年に市が実施した市民アンケート(回答数1861人)では、「行ったことがある」の37・8%に対し、「知っているが行ったことがない」が32・7%、「知らない」は28・9%。6割以上が「行ったことがない」結果となった。

 生田緑地には、岡本太郎美術館や「かわさき宙と緑の科学館」などの人気施設がある。そのため基本計画案策定に向けた議論でも、ミュージアム開設に伴う「緑地全体の魅力向上」や「施設間の回遊性の向上」などの意見が集まった。

 市の担当者は「まず新たなミュージアムができることを知ってほしい。そして意見や要望を寄せてほしい」と訴える。基本計画案は各区役所や支所、出張所、各市民館、各図書館などで閲覧できる。意見(文書)の提出は【1】電子メール【2】ファクス【3】郵送【4】市の市民文化振興室「新たなミュージアム準備担当」に持参のいずれか。詳細は市HPへ。詳細問合わせは市民文化振興室(【電話】044・200・0918)。12月14日には川崎市総合自治会館(中原区)で説明会も開かれる。

12〜2月号の表紙

文化芸術情報を一冊に 県内イベントを紹介

 神奈川県は、県内の魅力的な文化芸術イベント情報をまとめた冊子、「イベントカレンダー」の12月〜2月号をこのほど発行した。

 文化芸術の魅力で人を引き付け、地域のにぎわいをつくり出すマグネット・カルチャー(マグカル)の取組みを推進している県が発行する冊子で、毎号、県内文化施設の公演や展示情報などがカレンダー形式で紹介されている。今号は県がすすめる共生共創事業の一環で設立された3つのシニア劇団の紹介や県営団地でシニアの合唱を指導している陶旭茹(とうしゅーる)さんのインタビューを掲載。チケットが当たるプレゼントも実施している。冊子は県内各文化施設や一部の商業施設、自治体等で無料で受け取ることができる。

出演予定の飴治郎さん

区役所が寄席に 12月15日、社会人落語 

 社会人落語家が中心となって開催する落語会「やかん寄席」が12月15日(日)、冬の高津区役所特別編として落語会を開催する。今回の会場は高津区役所1階の市民ホール。区役所が寄席に変身し、ほっこり和む笑いを届ける。

 当日は、江戸の風吹く古典落語に加え、陽気な音楽演奏も。特別コーナーとして合間に足の健康講座も挟み、運動やクイズも予定している。出演は木家木凛さん、川之家河童さん、ウクレレえりかさん、風林亭飴治郎さん、湊家波馬さん。「年末にぴったりな古典落語の名作『芝浜』の口演も。今年1年の感謝を込め渾身の市民演芸をお届けします」と同団体。

 午後1時開演(開場30分前)で3時45分頃終演予定。入場無料・申込不要。席に余裕はあるため(定員100人)、時間に合わせて直接会場へ。(問)保坂さん【電話】090・1777・4718

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TOPIX No.40 溝ノ口劇場 人気企画「モーニング&アフタヌーンコンサート」来年1月17日(金)に開催します!

 平日のお昼に音楽を通して心を癒し、特別な時間をお届けする当劇場の人気企画「モーニング&アフタヌーンコンサート」。来年1月17日(金)に開催する第8弾は「朝の連ドラ主題歌特集」と銘打ち、テレビでおなじみの朝ドラ主題歌やCMで使用された名曲を演奏。溝口や界隈の皆さまに贈る、優雅で特別なひととき―、ぜひご堪能下さい(主催:溝ノ口劇場、協力:ミュージション、タカギクラヴィア株式会社、キモノハーツ、トサカーナ/後援:「音楽のまち・かわさき」推進協議会)。

■開催時間

•モーニングコンサート/11時〜11時45分(開場10時30分)

•アフタヌーンコンサート/13時〜13時45分(12時30分開場)

■出演者

•山川 寛子(サクソフォン)

•門馬 由哉(ギター)

•畑野 圭慧(ピアノ)

 チケットは各回とも全席自由(50席限定)で前売り券1000円(税込)。チケット予約はカンフェティ チケットセンター【フリーダイヤル】0120・240・540(携帯電話からは【電話】03・6228・1630/受付時間:平日10時〜18時)。

 皆さまのご来場を心よりお待ちしております!

不定期連載 市民健康の森だより 第165回 盛況でした!「親子大根抜き体験」

 素晴らしい秋晴れに恵まれた11月30日に4回目を迎えた「親子大根抜き体験」を実施しました。今回も区民からの関心は高く、63組168人から応募があり、抽選で選ばれた9組21人の親子が参加してくれました。

趣向を凝らしたゲームやジャガイモ掘りも

 今回は、過去3回とは異なる運営としました。大根抜きをイベントとして実施する場合、大根抜きそのものは短時間で終了する為にいわゆる「間が持たない」状況になりかねません。そこで今回から担当することとなった会員が考えたのが春日台を生かした「ゲーム」を行うことです。サツマイモの蔓を使って作った輪を投げる「いもづる輪投げ」やクルミを竹のトイに転がす「クルミコロコロ」など5種類の競技を考えて準備してくれました。競技の一つ「グランドゴルフ」ではホールインワンを達成したパパを誇らしげに見上げる子どももいて、家族の絆強化にも一役買えたかもしれません。

 全ての家族に大人も子供も全競技に参加いただいた後はジャガイモの収穫体験です。この日の為に育てた秋ジャガイモを掘ってもらいました。6月のジャガイモに比べると少し小粒ですが中々にいいジャガイモが出来ていました。

 最後がメインの大根抜きです。ゲームの優勝家族に始球式(初大根抜き)を務めてもらって開始です。大人も子供も一人2本抜いてもらい、抜いた大根を持ち帰ってもらいます。今年は青首大根と聖護院大根を育てました。聖護院は栽培数が少ないので1家族で1本までと制限を付けました。京野菜で有名な聖護院、今年は良く出来ていました。自分の頭と同じくらいの大きさの聖護院を抜いた子どももいました。

 10時から開始したイベント、ほぼ予定通りの11時30分頃には終了です。終了後に何人かの親御さんに話を聞いてみました。皆さん、満足度はかなり高かったようです。

「Aroma Candle Yoga」の様子

GO!GO!!フロンターレ

心落ち着く癒しのヨガを

 気軽にヨガを楽しむスペシャルイベント「Aroⅿa Candle Yoga」が富士通スタジアム川崎(川崎区富士見)で開催される。

 文字通り何かと気忙しい師走のこの頃。気づいたら年末、という方も多いかもしれない。

 同イベントではそんな方に、普段の緊張やストレスを忘れて、特別な時間を参加者とシェアする機会を提供。キャンドルの優しい光とアロマの香りに包まれ、五感を開放すると、普段気づかなかったことや新しい自分が見つかるかも。室内開催なので寒さ対策もバッチリ。自分へのご褒美にぜひ。

 日時は12月27日(金)と1月10日(金)の午後7時30分〜8時30分。富士通スタジアム川崎かわQホールにて。16歳以上が対象。難易度は初心者向け。定員各25人。1回1000円(当日払い)。申し込みは富士通スタジアム川崎ウェブサイトの専用フォームから(開催日前日午後5時まで受付)。持ち物は水筒、タオル、ヨガマット(希望者には無料貸与あり)。

画像はいずれも川崎フロンターレ