高津区版【12月20日(金)号】
「自分で全て作り上げたい」と、設計のみを担当していた前職から約20年前に伊藤工業に入社した遠藤さん

設計・製作遠藤さん 構想力で機械生み出す 「かわさきマイスター」認定

 川崎市は、今年度のかわさきマイスターを11月に認定し、高津区からは東野川にある有限会社伊藤工業の社員、遠藤豪人(ひでひと)さん(機械設計・製作)が選ばれた。同社からのマイスターは、2010年度に認定された代表取締役社長の伊藤直義さんに続く2人目となる。

 かわさきマイスターは、極めて優れた技術・技能で川崎市の産業の発展や市民の生活の向上などに尽力した人に、市内最高峰の匠として贈られる称号。今年度までに83職種129人が認定されている。今年度は14人の応募があり、新たに5人が認定された。

 遠藤さんが所属する伊藤工業は、さまざまな機械やロボットの設計、製作を手がけている。企業や大学の研究室などから幅広い相談・依頼を受けて1件1件要望に合った機械装置などを受注生産で作っている。今回の認定にあたり、遠藤さんは「自分の好きなことでマイスターに選ばれ嬉しい。今後、(技術・技能の伝承などの)マイスターの活動も気合いを入れてやっていきたい」と意気込みを語った。

 遠藤さんがこれまで作った機械装置は、下水道のひび割れ等を調べる検査ロボットや、電車が走るレールの繋ぎ目に使う電線を作る機械、じゃけんロボットなど多種多様。試作品を含め様々な分野の依頼に応えてきた。遠藤さんの突出した特徴は、顧客の話などから求めているものを把握すると、どのような機械でも頭の中で全体像をイメージし、動作する姿を構想できること。こうした多様な分野のニーズをくんで自分で設計、製作工程を考え、部品も製作したりしながら完成させる一連の能力が評価され認定に至った。

「考えるのが面白い」

 「作るものが一つ一つ違うから、毎回考えるのが面白い」と話す遠藤さん。どう作るか、考えることに興味は尽きず、私生活でもパソコンのマウスやカメラなど自作を楽しむほか、歩いている間もアイデアを考えているというほど。「作るものを探していると、テーマはお客さんが(依頼として)持ってきてくれる。自分も楽しいし、お客さんにも喜んでもらえるこの仕事は、天職」

 かわさきマイスターの伊藤社長のもと、二人三脚で20年以上にわたり、同社で設計・製作を手掛けてきた。今回のマイスターは、元々遠藤さんの推薦を考えていた伊藤社長が、周囲からの後押しの声も受け今年度推薦したのだという。伊藤社長は遠藤さんについて「最近の情報系のロボットもできるので若い人たちから信頼を集めている。私も信頼している」と顔を綻ばせる。

 遠藤さんは「今後も様々なテーマに挑戦し、新しいことを身に付けていきたい。若い人にも、機会があればものづくりの面白さを伝えられたら」と話している。

プログラミングで動きを学習

下作延小学校 「IT」で動き学び、実践 体育の授業 区内企業連携

 高津区にある下作延小学校で12月11日、同校の5年生3クラスを対象に「プログラミング」と「サッカー」を合わせたユニークな授業が行われた。川崎市内に本社を構えるITサービス企業「(株)アルファメディア」(中原区)と川崎フロンターレと連携して企画・実施されたもの。

「サッカー」題材に

 高津区の市民提案型事業に採択され、今年で3年目となるこの取り組み。体育の授業の中で「サッカー」を題材に、攻撃の選手2人、守備の選手1人の状況で、どのように動くとパスがもらえ、シュートを決められるかをGIGA端末を使って学習。その後、実際にフロンターレのスクール普及コーチの指導のもと校庭で実践し、再び教室に戻ってパスの成功確率を上げるために何が必要かをGIGA端末を使って考えるという流れで授業を行った。

 体験した西山遥太さんは「プログラミングと実際は違って難しかった」と話し、井ノ口夏帆さんは「野球とか他のスポーツで同じようにやってみたい」と振り返った。

イメージ共有に効果的

 同校の岡山憂教諭は「サッカーをやっている子は感覚でわかるが、やっていない子は動き方がイメージしにくい。共通理解ができるようにするのがこの取り組み」と説明する。3年かけてこの取り組みをテキスト化し、他の教員も取り組めるようにできたという。岡山教諭は「動き方がわかれば技能を身に付けることで、試合で得点を取れるようになる。これを川崎市全体に広げていきたい」と力強く語る。同社の小湊宏之社長は「今年で3年目。毎年ブラッシュアップしてきて完成度の高いものができた。今後は、他の学校でも使ってもらえたら」と展望を話した。

エディブルフラワ―を生産するKiranah Farm(キラナ・ファーム)園主の 森 彰人さん 久末在住 32歳

「食用花」で食卓に笑顔を

 ○…川崎市内の個人農家としては初めて、食用の花「エディブルフラワー」を生産・出荷している。温度や湿度などが制御されているクリーンルームの中で、カラフルなビオラや個性的な苦みのあるアリッサムなどを栽培。今年11月から本格的な収穫が始まり、首都圏の飲食店などに出荷している。

 ○…高津区久末で代々続く農家の20代目。自宅前に広がっていた水田で泥んこになって遊ぶ傍ら、歴史ある農業従事者としての両親や祖父母の姿を見て育った。そのため農家を継ぐ選択は「ごく自然なものだった」という。「小学校の卒業文集にも『将来は農業をやる』って書いてましたから。始める年齢も漠然と、30歳ぐらいって決めてましたし」

 ○…大学を卒業すると、まずJAセレサ川崎に就職。市内全域の農家を回りながら、都市農業の厳しい現実を目の当たりにした。高齢化と後継者不足、そして猛暑や集中豪雨などの異常気象。特に気候変動の影響は年々深刻さを増していることから、「いま『異常』と呼ぶ状態が、いつか普通になる日がくる。それならば最先端の技術も取り入れ、持続可能な都市農業の形を考えていこう」と決意。20代最後の年にJAを退社し、農業従事者の道に進んだ。

 ○…自然に左右されない形を考えた結果、室内で通年栽培できるエディブルフラワーにたどり着いた。選択肢は複数あったが、鮮やかな花に彩られた食卓を想像し、「これだ」と直感した。「食べる人が笑顔になり、会話が弾む様子が目に浮かんで、自分までうれしくなった。幼いころから周りの人を喜ばせることが大好きだったから、自分にぴったりだなと」。手掛ける花々で笑顔が広がる日を夢見て、挑戦を続けていく。

講演する江守正多氏

進む、温暖化対策の産業拠点 形成 臨海部の「今」知る講演会

 多くの企業が注目し、脱炭素産業の拠点形成に向けた大転換が始まっている川崎臨海部。

 そんな臨海部の未来について、住民が理解を深める川崎臨海部フォーラムが2025年1月23日(木)、川崎市産業振興会館ホール(京急川崎駅徒歩7分)で開催される。

 気候危機時代のサーキュラーエコノミーを一つの核とした脱炭素産業と、都市の在り方について考えるシンポジウムで、テーマは「気候危機と脱炭素産業都市の未来〜川崎臨海部から進める地球温暖化対策の今」。

 当日は、気候科学者の江守正多氏が「気候危機と脱炭素産業都市の未来」を主題に講演する。臨海部を担当する市担当課長からの取組報告や専門家らによるパネルディスカッションも予定。

 午後2時から4時15分で無料。事前予約制のため、主催の川崎市地球温暖化防止活動推進センターHPから申込を。オンライン参加有。(問)【電話】044・813・1313

プロジェクトのメンバー

「子どもの権利」の学び舎 小中高生「リーカレ」始動

 子ども自身が「子どもの権利」を共に学び、伝えあうためのプロジェクト「Leaf College Project」(リーフ・カレッジ・プロジェクト/略称リーカレ)が本格始動した。子ども自身が「子どもの権利」について啓発活動をしたり、子ども同士で勉強会を重ねることで、子どもから子どもへと、自分たちの大切な権利をつなげていくことを目指している。

 リーカレのリーフレットの「団体紹介」には、こうある。

「活動を通じてひとりでも多くの子どもに子どもの権利を使えるようになってもらうことを目標にしています」 

 リーカレを立ち上げたのは、市の「子ども会議」の子ども委員などを務める小学生から高校生の6人と事務局の大人1人。7月に団体として発足し、秋から市内外のイベントなどで「子どもの権利」の啓発活動を始めた。今後は子ども同士で勉強会を開く予定だ。

 創設メンバーの一人、高校2年の高木萌伽さん(幸区)は活動の目標について「子ども自身が『これが私の権利が守られている状態なんだ』と実感でき、何かあった時に『自分の権利が侵害されている』と気付き、意思表示できることが大事。そのためにも大人任せではなく、子どもから子どもへ、この権利を伝えていけるようになりたい」と語る。

権利を使えるように

 発端は2022年に那覇市で開かれた「子どもの権利条約フォーラム in 那覇/沖縄」だった。川崎から共に参加した高木さんと中学2年の柴田ももさん(多摩区)、そして多摩区で菅中学校区地域教育会議の議長を務める羽鳥祥子さんが、福祉のために寄付を集める法人を立ち上げた沖縄県の高校生の話に刺激され、「自分たちも何かやろう」と一致団結。高木さんが「子どもから子どもへ、この権利のことを脈々と伝えられるようにしたい」という自身の思いをプロジェクトの素案に組み入れた。

 中学1年の内村愛望(あいみ)さん(多摩区)は「自分たちの大切な権利なのに、実際に使えている子どもは少ないはず。『へー、こんな権利あるのか』で終わらずに、実生活の中でしっかり使える力を身に付けたい」と語る。高木さんは「子ども同士が安心して失敗しながら学ぶ『学び舎』のような活動にしたい。そして私たちの権利を、主体的に意味のあるものにしたい」と意気込みを語る。問い合わせは【メール】leafcollegeproject2024@gmail.com

<PR>
【FPの家・建築のプロフェッショナル】(株)春日建設の松田敏治さん
【FPの家・建築のプロフェッショナル】(株)春日建設の松田敏治さん
北海道発祥、「高気密・高断熱」の先駆けで、最高峰とも言われる住宅性能が、住む人だけでなく建築家からも高く支持されている『FPの家』。断熱性や気密性のレベルについ... (続きを読む)
品評会に力作を送り出した地元農家関係者の面々

JAセレサ川崎久末支部 由緒ある「農産物品評会」 地元小での開催、5年ぶり

 12月6日から2日間、高津区にある久末小学校アリーナで「第108回久末農産物品評会」が開催された。主催はJAセレサ川崎久末支部。

今年で108回目

 この品評会は、地域農業の発展や技術の研鑚、観覧や販売を通じて地域住民との交流を深める場として長年親しまれているもの。その歴史は古く、1916年12月に始まり戦争や災害、さらにはコロナ禍を乗り越え、一度も中止されることなく続けられており、今年は5年ぶりに同支部ゆかりの久末小学校での開催が実現。地元農家18軒から128点の農産物が出品され、厳正な審査の末、最高賞に相当する「川崎市長賞」には森清行さんのブロッコリーが選ばれた。森さんは「近年の気候変動に対応し、防除等の日々の管理を徹底した結果だと思う。今後も地域の皆さまに喜んでもらえる農産物作りに励んでいければ」などと喜びを語っていた。

家庭系可燃ごみ  「有料化」導入は21% 県内自治体アンケート

 家庭系可燃ごみの有料収集(※1)を行う神奈川県内の自治体は2024年11月14日現在、6市1町あり、県内33自治体に占める割合は21%であることが、タウンニュース社のアンケート調査で分かった。国は有料化を推進しており、22年時点で全国の実施率は62%(※2)。

 アンケート調査は、11月1日から11月14日までの期間で実施。家庭系可燃ごみの有料収集の実施状況や開始時期などを問い、全ての自治体から回答を得た。

 全33自治体のうち、有料回収しているのは11月14日現在で7自治体で、全体の21%だった。

「排出量減少した」

 県内で最も早く有料化に踏み切ったのは、二宮町で1997年。2006年以降は有料化を始める自治体が増え、近年では、茅ヶ崎市が22年に有料収集を開始した。7自治体はいずれも指定のごみ袋を使い、有料化で得られた収入を指定ごみ袋の製造や処理施設の運営費などに活用している。

 また、今回のアンケート調査では有料化導入後のごみ排出量は、全自治体が「減少した」と回答した。

「予定ない」48%

 有料化していない26自治体のうち、10自治体が「有料化を検討中」と回答。検討理由について「ごみの減量化・資源化を進めるための効果的な施策の1つ」(相模原市)、「ごみ減量が想定通りに進まない場合の対応策の1つ」(松田町)などが上がった。

 一方、「導入予定はない」と回答したのは16自治体で、全体のほぼ半数の48%だった。「ごみの排出量が計画どおり、減少しているため」(厚木市)、「ごみ減量対策の最終手段と捉えているため」(綾瀬市)などを主な理由としている。

 川崎市も「導入予定はない」と回答。その理由について「市民の協力により、1人1日あたりごみ排出量が政令指定都市最少となるなど、減量化・資源化に向け順調に推移していることから、粗大ごみを除く家庭系ごみについては、現状、導入予定はない」とする。ただ「国や他都市の動向・実施状況等の調査研究を進めているところ」ともしている。

 ごみ問題に詳しい東洋大学の山谷修作名誉教授(経済学)は神奈川県内の状況を「総排出量が減っている模範的な例」とした。その上で有料収集については「近年開始した自治体も多いが、導入前の審議や調整に壁を感じている場合もあるのでは」と分析している。

(※1)ごみの有料収集とは、自治体へ処理手数料を支払っていることを指す。単に自治体がごみ袋を指定している場合とは異なる。

(※2)全国の家庭系可燃ごみの有料収集率は「一部有料」としている自治体を除く。

1月5日からの大会を前に健闘を誓う選手ら

市立橘高校男子バレーボール部 「春高」前に、新たな決意 黒岩知事を表敬訪問

 「第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会」(通称・春高バレー)への出場を決めている川崎市立橘高校の男子バレーボール部メンバーが12月13日に神奈川県庁を訪問。黒岩祐治知事に晴れ舞台での健闘を誓った。

 高津区選出の県議会議員らの働きかけで実現したこの日の表敬訪問。共に全国大会に出場する慶應義塾(男子)、横浜隼人、大和南(共に女子)の4チームが一堂に会し知事に大会への抱負などを報告した。

ゲン担ぎの記念撮影も

 「春高バレー」は知事ゆかりのテレビ局で長きにわたって放映されているだけに「皆さんの健闘を心から期待している」と、ひと際心のこもったエールが贈られると皆、決意を新たにした様子。記念撮影では「ビクトリー!」という掛け声と共にガッツポーズをとる、県庁では縁起が良いとされるスタイルでフレームに収まり、晴れやかな表情をみせていた。

<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
  毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)

不定期連載コーナー SELFフレンドシップ(船)へようこそ! Vol.12「ソラスト高津保育園」について

 今回は「ソラスト高津保育園」について紹介します。



 田園都市線「高津駅」から徒歩9分の所に2020年4月に開園した認可保育園です。施設はビル2階の1フロアにあり、0歳児から5歳児まで定員60名の園児がのびのび園生活を送っています。

 明るい先生と園児達の元気な声が園内に響き渡り、とてもいい雰囲気で、子ども達が、すくすく育つ環境が整っている保育園です。

 私たちSELFは、園の取組でもある体操プログラムで繋がりをもち、2歳児から運動教室を開園当初から毎週実施しております。園児達の成長過程を私たちも微力ながらお手伝いさせてもらっています。また園の季節行事や運動会など、SELFが出来る事は惜しみなく協力しています(むしろ積極的に参加してます。笑)。

 お家の方々にも近所で会うと、気軽にお声をかけてもらったり、良好な関係を築かせてもらい感謝に尽きません。多くの園児達は卒園後、近隣の小学校に通う子が多く、SELFと縁が切れることなくお付き合いしています。これからもソラスト高津保育園のプログラムにご協力しつつ、繋がりを保っていきたいです。

忘年会の様子

不定期連載 市民健康の森だより 第166回 大切にしている「会員間の懇親」について

 私たちの会員は高齢者が多いのが特徴です。これは高齢化社会となった現代で、ボランティアで緑の活動を志す高齢者の受け皿となっている面があり、意味があると考えています。そこで会を運営する上では緑の活動だけに集中するのではなく会員間の懇親も大事にしています。

 具体策の一つは毎年秋に実施する一泊旅行です。今年は11月12日と13日に、伊豆の熱川温泉へ行ってきました。参加は男性9名女性3名、全員高齢者です。朝9時に登戸駅集合、新百合ヶ丘から小田急ロマンスカーで小田原を経由して東海道線伊東線と乗り継いで伊豆急熱川駅まで電車の旅です。高齢者の団体旅行ですから昭和を思い出す旅です。幹事が飲み物おつまみを用意して電車の中でも喉を潤します。熱川駅到着し昼食後は駅から歩いて2分程のバナナワニ園を観光してからホテルへチェックイン。ホテルでは大いに歓談を楽しみました。活動日には顔を合わせているとはいえ、それほど言葉を交わす暇はないことが多く、纏まった時間歓談できるのは貴重な機会です。

お楽しみの「一泊旅行」、12月5日には「忘年会」も

 もう一つ、最近の懇親機会は忘年会です。今年は12月5日に実施しました。幹事には初めて女性会員にお願いした所、これが大正解。大活躍してくれました。場所の選定から参加者募集、当日の運営まできめ細かく丁寧に遂行してくれました。

 極めつけはビンゴの賞品選びです。忘年会ではビンゴは結構盛り上がり、楽しめますが賞品を選び会場まで運ぶのは幹事の負担となります。今回の幹事はまず武蔵新城のプレミアム商品券を1時間近く並んで入手、これを原資に加えて賞品を購入、おかげで豪華賞品のビンゴ大会となりました。楽しめたのは言うまでもありません。忘年会の参加者は高齢者が主体ではあるものの20代の最若手会員も参加してくれました。

トークショーやビンゴ大会などイベントが盛りだくさんの「2024川崎フロンターレ展」

GO!GO!!フロンターレ

1年間の戦いをイベントで振り返ろう

 川崎フロンターレは今シーズンの戦いを振り返る「2024川崎フロンターレ展」を12月26日(木)から2025年1月17日(金)まで、JR川崎駅前の商業施設川崎ルフロンで開催する。午前10時〜午後9時。入場無料。

 12月28日(土)午後1時開始のオープニングセレモニーでは、お笑いコンビ「アルコ&ピース」の酒井健太さんが出演。酒井さんは川崎市出身でフロンターレとも縁が深い。スタジアムMCの小森すみ恵さん、クラブスタッフとのトークショーに登壇する。

 1月12日(日)午後1時には、クラブ特命大使の中西哲生さん、鄭大世(チョンテセ)さんの両OBによるスペシャルトークショーを開催する。

 3階ポップアップスペースでは、川崎フロンターレ写真展「戦いの軌跡」を展示。クラブオフィシャルフォトグラファーの大堀優さんによって厳選された迫力ある写真で今シーズンを振り返る。

 他にも同展示会ではフロンターレグッズが当たるビンゴ大会などイベントが盛りだくさん。詳細はオフィシャルウェブサイトまで。

画像はいずれも川崎フロンターレ

教えて!職人さん vol.59 この年末年始、「外壁塗装」考えませんか?

 Q...いよいよ今年も残すところあとわずか。新しい年を迎える前に、大掃除を兼ねてマイホームの老朽化などしっかりとチェックして、外壁や屋根の塗装について考える方も多いのでは?

 A...そうですね。私たち外壁塗装の業界では毎年、新年早々から外壁や屋根に関する問合せや見積り依頼が増加する傾向にあるともいわれます。

 Q...最も気になるのはやはり「費用」ですが?

 A...以前も当欄でお話しましたが、ズバリ外壁塗装にかかる費用は、もちろん塗装面積ごとに変わってきますが坪数が20坪のお家は一階あたり「約40〜90万円」、坪数が30坪のお家は同様に「約60〜100万円」かかります。一般的なお家の延床面積は約30坪とのいわれているので少なくとも60万円〜、となります。また、外壁塗装に加えて屋根の塗装を行う場合は、外装塗装の費用に20〜40万円を加えた金額が必要です。ただし、外壁と屋根を別々に塗装するよりは安くなるので、屋根も塗装するつもりの方は一緒に塗装することをおすすめします。

 Q...費用の内訳は?

 A...外装塗装にかかる費用の主な内訳は「材料費」「足場代」「人件費」などです。使われる塗料の種類によっても費用は変化します。

 Q...費用を抑えるコツやヒントはありますか?

 A...雨漏りなど不具合が生じる前、早い段階での相談はマストですよ!