茅ヶ崎・寒川版【12月20日(金)号】
展示室で13日から16日まで開催された大島泰毅写生画展

茅ヶ崎市民ギャラリー 展示室など年内で廃止 創作室は当面存続

 JR茅ケ崎駅そばの茅ヶ崎市民ギャラリーの会議室と展示室が、年内いっぱいで廃止される。市が進める公共施設再編の一環で、利用者からは「茅ヶ崎の文化活動の中心と言える場所だったので残念」と惜しむ声が上がる。創作室については当面は維持されるが廃止の方針。跡地は来年度中にも民間に貸し出される予定だ。

 市民ギャラリーはJR茅ケ崎駅に隣接するネスパ茅ヶ崎ビルの市が所有する部分に設けられており、3階は会議室と受付、4階が展示室、5階が創作室となっている。

 展示室は12月21日、22日に行われる企画展が、会議室は28日が最終の利用日となる。

 創作室は年明け(1月4日)以降も利用できるが、夜間利用(午後5時30分〜9時30分)は行わない。4月以降は3階の受付を創作室Aの一部に移転させるほか、3階と4階を改修する予定。市では「跡地は2025年度中にも民間への貸付を行いたい」とする。

公共施設再編の一環

 ネスパ茅ヶ崎ビルは1992年にオープン。市民ギャラリーは、証明書等の交付を行う市民窓口センターとともに開設された。

 多くの文化・芸術団体が利用し、市民に親しまれてきた同施設の廃止方針が示されたのは22年2月。市は市議会全員協議会に「23年9月に市民窓口センターと市民ギャラリーを廃止し、跡地を民間に貸し出す」とする方針を示した。

 近隣に類似機能を有する施設があることや利用率が減少していることに加え、市が進める公共施設見直しも理由の一つ。市は「このままでは公共施設の改修・更新にかかる費用が、21年度から55年度までの35年間で2419・2億円(年平均68・9億円)になる」として今後、総延床面積で9%縮減させる目標を示している。

 しかし、同年6月から7月にかけて実施したパブリックコメントでは異論が相次ぎ、市議会にも再考を求める陳情が出されたことなどから、市はパブリックコメントの結果公表や廃止に関する条例案の提出を延期した。

 市はその後、オープンハウス(展示型意見提案会)の実施や市民ギャラリーの利用団体に対する説明会も行うなどして、市の公共施設に対する考えや市民ギャラリーの類似機能を持つ近隣施設の説明などを続けてきた。

 そして23年8月、「24年3月末で市民窓口センターを、12月末で市民ギャラリー会議室と展示室を廃止する」方針を改めて公表。昨年12月に開催された市議会定例会に条例の改正案を提出し、可決されていた。

 5階の創作室については「同様の施設が少なく希少」という意見が多いことから、当面は維持されるが廃止の方針については変わらないという。

 13日から16日まで、自身3度目となる個展を展示室で開催した大島泰毅さん(86)は「駅直結で友人たちも招待しやすかった。個展以外にも家族での作品展を開催するなど個人的にも思い出が多い場所なので、廃止は残念」と話していた。

力走する鈴木選手=本人提供

茅ヶ崎市出身鈴木大海選手 ニューイヤー駅伝出場へ 北陸代表「セキノ興産」所属

 茅ヶ崎市円蔵出身で新潟県を拠点とするセキノ興産陸上競技部所属の鈴木大海(ひろみ)選手(25)が、来年1月1日に群馬県で開催されるニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝競走大会)に初出場する。鈴木選手は「陸上選手として目標としていた舞台。自分らしい走りをしたい」と意気込んでいる。

 鈴木選手が所属するセキノ興産は、11月に開催された北陸実業団対抗駅伝競走大会で2位に入り出場権をつかんだ。

 「ニューイヤー」は7区間全長100キロで争われ各区間の距離も長いため、現在は「より長距離を走るトレーニング」を重ねているという。「いい練習が積めて調子は上向き」と手応えを口にする。チームとしては「30位以内」が目標だ。

紆余曲折の陸上人生

 鈴木選手が陸上を始めたのは円蔵中学校時代。当時指導した葛西威志さん(現・浜須賀中学校教頭)は「入学当初は特別目立つ選手ではなかった」という。

 しかし地道に練習に取り組むうち、徐々に才能が開花。中学3年時は1500mと3000mで全国大会にも出場した。鈴木選手は「練習はきつかったけれど、いい記録が出るともっと頑張ろうと思えた」と振り返る。

 藤沢翔陵高校時代には1、3年時に全国高校駅伝の舞台を経験。創価大学時代も主力として活躍した。

ただ、順風満帆の競技生活ではなかった。高校2年時は「自分のミスで」全国高校駅伝出場を逃したことも。

 大学卒業後に入団した埼玉県の実業団チームは、会社の方針で陸上部の廃止が決定。「聞いた時は頭が真っ白になった」と振り返る。

 その後、当時の先輩選手の紹介で、富山県を本社とする屋根・壁材メーカーのセキノ興産に2022年から所属。仕事と両立させながら競技に打ち込んでいる。

 現在でも親交がある葛西教諭は「どんな経験をしても走り続ける芯の強さこそが彼の陸上選手としての特徴」と話す。

 大舞台を前に鈴木選手は「自分がいい結果を出すことで地元の若い選手たちにもこの大会の価値を知ってもらえたら」と話している。大会は元日の午前9時15分スタート。

ねんりんピック2024のグラウンド・ゴルフ大会で8位入賞した 金澤 純一さん 寒川町一之宮在住 78歳

グラウンド・ゴルフで活力

 ○…鳥取県で今秋開催された、高齢者を中心とする交流大会「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」のグラウンド・ゴルフ競技で、参加者231人中8位に入賞した。神奈川県代表の中で唯一の入賞だった。実は、大会の数カ月前から神経痛に悩まされていたが、起床後、時間が経つと痛みが軽減することに気づき、毎朝5時に起きてストレッチするなど準備した。当日は「じいたんがんばってね」と孫から贈られた手紙を胸ポケットに入れ、競技に挑んだ。好結果に「驚いた」と言うが、孫にいいところを見せられたかな」と満面の笑みを見せる。

 ◯…67歳の時に妻を亡くし塞ぎ込んでいたところ、隣人から誘われ本格的に始めた。現在は、寒川町グラウンド・ゴルフ協会の会長も務め、週4回練習に励むなど生活の中心に。スポーツとしての面白さはもちろん、「友人と冗談を言いながら過ごす時間が楽しい」と笑う。他にもスポーツ吹矢寒川南支部長や新町自治会長、町シニアクラブ連合会副会長や子どもたちの登下校を見守る交通指導員など、充実した日々を過ごす。

 ◯…青森出身。15歳で上京し、仕事をしながら夜間学校に通った。製造業に従事し、ベアリングの設計などを担当。定年まで勤めた。30代後半で「いい物件があったから」と寒川町へ。一男一女を育て上げた。現在は近くに住む孫を自動車で保育園まで送迎することが毎日の日課だ。「80歳で免許を返納する」と決めており、「車でいろいろな場所に出掛けていたからさみしさはあるけれど、安全第一だからね」とほほえむ。返納後はグラウンド・ゴルフ大会への遠征などは控え、近所で楽しむ予定だ。「でもね、もう一回ねんりんピックに出たい。2年後の出場を狙ってる」

茅ヶ崎・寒川 市町職員に冬のボーナス 総支給額は増加

 茅ヶ崎市は12月13日、寒川町は12月10日に、冬のボーナスにあたる期末勤勉手当を支給した。

茅ヶ崎市

 同市の総支給額は20億9041万2872円で前年より1億3181万981円増加した。一般職員の平均支給額は89万8898円、支給率は2・35カ月分だった。職員数は2245人(前年比36人増)。平均年齢は41歳3カ月で平均勤続年数は13年5カ月。

 また、特別職は市長に227万6208円、副市長(2人)に191万9412円、教育長に174万1146円、病院事業管理者に229万596円が支給された。

 同日、市議会議員にも期末手当が支給され、議長は164万4450円、副議長は142万2150円、このほか市議会議員の平均は133万4370円だった。

寒川町

 同町の総支給額は2億8913万8240円で前年より1011万7639円増加した。一般職員の平均支給額は78万6263円で、支給率は2・25カ月分だった。職員数は335人(前年比2人増)で平均年齢は43歳8カ月、平均勤務年数は15年3カ月。

 また特別職は、町長に230万7785円、副町長に187万3509円、教育長に172万399円を支給した。

 同日、町議会議員にも期末手当が支給され、議長は125万190円、副議長は103万6170円、このほか町議会議員の平均は96万480円だった。

毎回の公演で観客を楽しませている劇団・えぼし座

えぼし座が出演者募集 1月8日・12日に説明会

 湘南の素人役者劇団「湘南えぼし座」では来年4月公演のオリジナル芝居「大岡さばき2025」の出演者やスタッフら100人を募集する。それに伴い1月8日(水)・12日(日)に茅ヶ崎市勤労市民会館で説明会を行う。時間は各日午後6時30分から約1時間。初参加者が対象で予約不要。どちらかの日に直接参加を。

 同劇団は「大岡越前祭」当日に公演を行っている。踊りあり、殺陣あり、涙あり、笑いありで出演者も楽しめ、年齢、性別、経験など不問。芝居は初体験の人も重要な役どころに挑戦できる。

 公演終了後は解散し翌年改めて参加者を募る形式の劇団のため、所属の必要はないが、毎年参加する人もいるという。

 参加費は一般2000円、中学3年生以下は1500円。参加経験者で出演希望者は直接劇団へ。募集締切は1月25日(土)。今後は茅ケ崎駅周辺の施設で2月〜4月の間に週1・2回の稽古を予定。問い合わせは湘南ちがさき屋【電話】0467・26・0565(1月1日〜3日は休み)、または公式ホームページへ。

後列右から亀井泰人サザンビーチフェスタ実行委員長、佐藤光市長、紀伊智裕理事長

茅ヶ崎JC 未来”手”想図 173枚を追加 6年ぶりの開催

 サザンビーチ交差点そばの「サザンビーチちか道」で12月14日、子どもたちのカラフルな手形タイル173人分が新たに設置され、除幕式が行われた。コロナ禍を経て6年ぶりの開催。

 手形タイルの設置は公益社団法人茅ヶ崎青年会議所(紀伊智裕理事長、以下茅ヶ崎JC)が、子どもたちに愛郷心を持ってもらうことを目的に市と協力して2008年から実施。7月27日に開催された「サザンビーチフェスタ2024」で手形を採取、集められた手形はタイルに焼き付け、市へ寄贈された。

 式に参加した同フェスタ亀井泰人実行委員長は「まちに愛情と誇りを持ってもらえる素晴らしい事業」、佐藤光市長は「手形を作った子どもが大人になり、またその子へと続いていけば」と話した。手形を提供した子どもたちや保護者らも参加し、カラフルな手形を前に家族で記念撮影する様子なども見られた。

Broadway Dance Communications(ブロードウェイ ダンス コミニュケーションズ)

◆活動内容

 ダンスとバレエを通して多くのことを学ぶことができます。一人ひとりの個性をつぶさず、伸ばしていきながら、みんながひとつになり協力してダンス作品を作ります。

◆メッセージ

 仲間を思いやり、認め合い、助け合い、みんなが楽しくレッスンするステキな場所です。明るくて元気で個性的なあなたの心と踊りに触れるのを楽しみにしています。

コールマンのスタッフがテント設営をサポートした

うみかぜテラスで防災キャンプ 体温保持やトイレの重要性学ぶ

 キャンプと防災のプロから、災害時のクッキングや心得などを学べる1泊2日の防災キャンプが14日と15日、うみかぜテラスで行われた。

 同イベントは、能登半島や3・11の震災など、寒さが厳しい中での災害が発生していることを受けて企画されたもの。「SDGs防災キャンプ」を提唱するアウトドアフードコーディネーターの三宅香菜子さん(CAMMOC)と、防災士の古島真子さんらが講師を務めた。テントはコールマンジャパン(株)、焚火やワークショップのアイテムはカインズそよら湘南茅ヶ崎店から提供された。

 当日は、家族連れや夫婦など8組24人が参加。南側広場に宿泊用テントを設営後、凝固剤を使った災害トイレの体験、段ボールパーテーションづくり、缶詰や乾物などを活用したポリ袋クッキング、焚火を囲みながらのペットボトルライトのワークなどを行った。

 三宅さんは「参加者もスタッフも力を合わせ楽しみながら防災を学ぶ事ができ、とても良い2日間でした」、古島さんは「笑顔あふれる充実の時間でした。防災は地域に根ざしてこそ真の意味を持ちます。皆で高めていきましょう」と話した。
イベントのチラシ

1月2日サザンビーチ 新春祭を初開催 市内グルメ エンタメ集合

 「第1回 サザンビーチ新春祭」が1月2日(木・祝)、サザンビーチちがさきで初開催される。午前10時から午後3時まで。

 「ビーチは市民の共有財産」という理念のもと、老若男女、障害の有無に関わらず、「ともに生きる」新しい年のスタートを楽しむ市民のための祭りとして企画された。今年10月に初開催された「キッチンカーグランプリ」受賞者を中心に、市内の名だたる飲食店が集結する。

 一方、ステージでは「ともいきかかり ゆうとりんズwith葉琉歌」やハンサム判治さん、フラ ハウオリ、塩川ゆう子さん、ちがさきプロレスが盛上げ、エンターテインメントを発信する。

 主催する同実行委員会は「箱根駅伝往路観戦後は、ぜひサザンビーチで遊んでいって」と来場を呼び掛けている。

詳細は茅ヶ崎グリーンライオンズクラブ事務局【電話】0467・87・0682

圧巻の歌唱力を堪能 1月31日、BENIさんライブ

 茅ヶ崎グリーンライオンズクラブは2025年1月31日(金)、歌手・モデルとして活躍するBENIさんを招いたチャリティーライブを茅ヶ崎市民文化会館大ホールで開催する。午後6時開演。収益は茅ヶ崎市に寄付され、青少年育成のために活用される。

 当日は圧巻の歌唱力で話題のBENIさんが、自身のヒット曲のほか、カバー曲などを多数披露する。「素敵な音楽を楽しみながら、子どもたちの未来にも貢献しませんか」と主催者。

地元ゆかりダンサーも

 また茅ヶ崎出身のダンサーuskさんがステージを盛り上げる。uskさんはダンサーとして活動するかたわら、自身の体験をもとに小・中・高校でコミュニケーション法やいじめとの向き合い方の授業を行い「踊れる教育家」としても知られている。

 uskさんの呼びかけで国内外で活躍するハウスダンスチーム『LUCIFER』のMOMOCAさんも登場。ダンサーとBENIさんがコラボする企画もあるという。

 uskさんは「BENIさんとのステージを通じて、ダンスの楽しさも発信していけたら」と話している。

 チケットは全席指定で5500円(税込、2歳未満は大人1人につき1人まで膝上無料)。申し込みは左の二次元コードから。

黄色いたすきを着用して集合

交通安全訴え 無事故で年末 笑顔で新年を

 JR茅ケ崎駅北口ペデストリアンデッキで12月11日、交通事故防止運動キャンペーンが行われた。茅ヶ崎市交通安全対策協議会主催。

 人の流れや交通量が増加する年末に合わせて行われたもの。道往く人々に、茅ヶ崎地区交通安全協会提供の反射板などの啓発物品を配布しながら、交通ルールの遵守と交通マナーの徹底を呼び掛けた。

 また同日、北口の飲食店店舗を回り、仲間内で「飲まない人」を決めるハンドルキーパーを周知する旗やステッカーを配布して、飲酒運転撲滅の啓発活動も行った=写真下。

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練習に励む小学生=提供

アースリズムコネクション 小学生とミュージカル 1月18日、市民文化会館

 湘南エリアで活動するパフォーマンス集団「アースリズムコネクション」が1月18日(土)、ミュージカル「海のきせき」を茅ヶ崎市民文化会館(茅ヶ崎市茅ヶ崎1の11の1)小ホールで開催する。午後1時20分開場、2時開演。

 有志で集まった7人の小学生とともに、前半は地球環境問題や生命の大切さをテーマにしたミュージカル、後半はトークショーやダンスなど同団体によるライブを行う。

 一般2500円、小中学生1500円、未就学児膝上鑑賞無料。

 申し込み・問い合わせは同団体【メール】earthrhythm.company@gmail.comへ。

くるみ割り人形の1シーン

乃羽バレエ 「くるみ割り人形」公演 12月27日 市民文化会館

 湘南の地で70年以上の歴史を誇る「乃羽バレエ団」(乃羽ひとみ代表)による「くるみ割り人形」が12月27日(金)、茅ヶ崎市民文化会館(茅ヶ崎1の11の1)で開催される。開演は午後6時、5時30分開場。8時終演予定。

 チャイコフスキーの珠玉の音楽にのせて贈る同公演。毎年恒例の冬の風物詩となっており、今回も国内外の著名なダンサーたちをゲストに迎え、ステージを華やかに彩る。乃羽代表は「スタッフ一同精進してまいりますので、ぜひ多くの方にお越しいただければ」としている。

 チケットは全席指定で、S席8000円、A席6000円、B席4000円。買い求めおよび問い合わせは乃羽バレエ【電話】0467・82・1339へ。

インフル流行発生注意報 感染対策の徹底呼び掛け

 茅ヶ崎市は12月11日、インフルエンザ流行発生注意報を発表した。12月2日から8日の感染症発生動向調査によるインフルエンザの発生状況が市保健所管内(茅ヶ崎市・寒川町)において一定の基準を上回っており、今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があることを示している。

 主な感染経路は咳やくしゃみによる飛沫感染で、市は咳エチケットや手洗い、不織布マスクの着用を呼び掛けている。また罹患時は医師の指示に従い、水分補給と十分な休養を推奨している。

謝辞を述べる卒業生

茅ヶ崎JC 9人の門出祝い コルティーレで卒業式

 20歳から40歳までの若手経済人が活動する茅ヶ崎青年会議所(JC)は12月10日、コルティーレ茅ヶ崎(茅ヶ崎市中島)で卒業例会を開催した。

 今年卒業するのは、2023年度に理事長を務めた木村光太朗さんや今年度理事長の紀伊智裕さんのほか、美澤一憲さん、田中ことみさん、大津賀康平さん、菅原瑞紀さん、橋本健一さん、東田一平さん、山ノ上裕司さんの9人。

 卒業生には卒業証書が手渡され、それぞれが入会したきっかけや思い出、苦楽を共にした仲間への思いを振り返るスピーチを涙あり、笑いありで語り「経験や出会いが宝」と、思いを現役メンバーに託した。

 紀伊理事長から、金子遥次年度理事長予定者へのプレジデンシャルリースの継承も行われた=写真。紀伊理事長は1年を振り返り「みんなのおかげで職務を全うできた」と語り、金子次年度理事長予定者は戦国武将の武田信玄の言葉を引用し「人は城、人は堀。仲間との絆を大切に邁進する。人を生かし輝かせる道、みんなが輝けるステージづくりをしたい。実体験が説得力になり、経験や実践を積めるのがJC」と力強く語った。

新人事

 来年度の茅ヶ崎JCは4委員会で構成する。人事は以下の通り(敬称略)。

 理事長▽金子遥、専務理事▽山來京生、副理事長▽安武芳洋・舩津憲幸、総務広報委員会委員長▽石川雄也、渉外委員会委員長▽相馬竜也、地域経済開発委員会委員長▽山田裕介、地域のリーダー開発委員会委員長▽川越龍之介