秦野版【1月31日(金)号】
秦野場所をPRする、草山委員長、立田川親方、高橋市長(左から)

10年ぶりに秦野で大相撲 市制施行70周年を記念

 今年市制施行70周年を迎えた秦野市に4月25日(金)、「大相撲秦野場所」(会場・メタックス体育館はだの)が帰ってくる。秦野で大相撲が開催されるのは、市制60周年を記念して行われた2014年以来、10年ぶりとなる。

 大相撲秦野場所は今年1月1日に秦野市が市制施行70周年の節目を迎えたことを記念し、「秦野市制施行70周年記念大相撲秦野場所実行委員会」(草山清和実行委員長)が主催するもの。秦野で大相撲が開催されるのは7回目。草山委員長が分祠長を務める出雲大社相模分祠が勧進元となり、開催するのは今回で5回目となる。同神社には毎年、伊勢ヶ浜部屋の力士が新年の参拝や節分祭の豆まきに訪れており、秦野と大相撲とのゆかりは深い。草山委員長は「市民の皆さまに、日本の文化をできるだけ”生”で、見て、感じて、知っていただける機会になるように、このような企画をさせていただきました」と初開催時の思いを振り返る。

6日から先行予約

 秦野場所の開催を前に1月27日、同神社境内にある出雲記念館で記者会見が行われた。

 当日は草山委員長や委員のほか、高橋昌和市長、公益財団法人日本相撲協会巡業部 立田川幸観親方(元寶智山)らが出席。草山委員長は「70年は人の年齢でいうと古希に当たります。古希は滅多にない、少ないという意味があり、秦野市も70年の齢(よわい)を重ねてきました。これからも秦野市民が希望を持って、この土地で末永く幸せに暮らせることを願っています」と開催への思いを話す。

 秦野場所のチケット販売は2月21日(金)から(6日(木)から20日(木)まで先行予約受付)。詳細は公式ホームページ【URL】https://hadanobasho.com、または出雲記念館【電話】0463・84・1122へ。

高橋秦野市長(左から8人目)、萩原伊勢原市長(同9人目)らが出席して行われた開所式

秦野市×伊勢原市 消防指令拠点の運用開始 両市長ら出席し、開所祝う

 「火事ですか?」「救急ですか?」--。秦野市と伊勢原市は1月30日、市民からの119番通報を受信する消防通信指令業務を1カ所に集約する「共同消防指令センター」(秦野市曽屋)の運用を開始。両市長らが出席して25日、開所式が行われた。

 共同消防指令センターは、秦野市と伊勢原市の119番通報を1カ所で受信し一元的に管理することができる施設。両市は2020年8月に同施設に関する合意書を締結し、整備を進めてきた。

県内6番目の共同施設

 同施設は、秦野市消防本部庁舎の既存車庫を解体し、24年2月に建物が完成。1階に車庫、2階に指令室が置かれている。これまで両市それぞれの施設(秦野15人・伊勢原10人)で対応していた作業は、指令業務が1カ所に集約されたことにより、22人(秦野14人・伊勢原8人)で行うことができる。ほかにも、消防の相互応援体制の強化、事務の効率化、維持管理費の削減などが期待されている。隣接する自治体の連携により運用されている共同消防指令センターとしては、県内で6番目の施設となる。

 開所式には高橋昌和秦野市長、萩原鉄也伊勢原市長、横山むらさき秦野市議会議長、大山学伊勢原市議会議長らが出席。テープカットなど式典が行われた後、齊藤正センター長による施設の内覧会も行われた。高橋市長は「秦野市と伊勢原市は、地理的にも歴史的にも深い関係にあります。大規模災害の発生や両市の救急出動件数が過去最多になる中、消防力の充実・強化など、両市の行政区域を越えた連携・協力が必要。両市26万市民の生命と安全・安心な暮らしを守るため、最先端の機能を備えた施設を最大限生かして、両市のより一層の連携強化を図っていく」と話した。また、萩原市長は「共同消防指令センターの開所は、両市の消防体制の象徴。近年の激甚化、広域化する自然災害に対して、住民の安心と安全を確保する重要なステップと考えております。両市の消防のさらなる連携の強化、管区を乗り越えて効率的な部隊の運用ができると確信しています」と思いを語った。

本格稼働は4月から

 両市のそれぞれの消防指令センターにつながっていた119番回線を共同消防指令センターに切り替える作業は、1月28日から30日に掛けて実施。これにより、共同消防指令センターでの基本機能の運用がスタートした。

 同施設には、県内では横浜市に次いで2番目となる、音声で受けた通報内容を文字化できる「AIチャット」や、「グーグルマップとの連携」など新たな機能が導入されている。今後、「AIチャット」の精度を高めるなどの準備を進め、4月1日に本格稼働を迎える。

劇団「BOWZ THEATRE CLUB-0」で座長を務める 藍里(あいざと) なみきさん 室町在住 34歳

秦野で燃える役者魂

 ○…コロナ禍の2020年6月に、秦野に劇団「BOWZ THEATRE CLUB─0」を立ち上げた。団員の不足やイベント中止など苦しい時期を乗り越え、5周年を迎える今年、6月14日・15日に横浜市泉公会堂で旗揚げ公演の開催が決まった。「大きな舞台で人に見られることで、メンバーも大きく成長できる。とても楽しみにしています」と意気込む。

 ○…生まれは秦野市、育ちは長野県。演劇は幼馴染に誘われ、中学時代に部活動で始めた。高校1年生の時に出場した大会で、審査員に台本が悪いと講評を受けたことが「すごく悔しかった」という。そんな中、同級生に長野県内の劇団を紹介された。脚本家の蘭(あらき)良太さんが、役者を見てストーリーを決める「当て書」をしていたことに衝撃を受け、自身も台本作りに挑戦。「高2の時は関東大会まで行けたんです」と振り返る。

 ○…高校卒業後はそのまま劇団で活動。小学校への公演や、観光客向けに武士の衣装を身にまとってパフォーマンスする「信州上田おもてなし武将隊 真田幸村と十勇士」のキャストとしても活躍した。20代半ばの時、「若者が活動できる劇団を作りたい」と、新たに劇団を作るため19年に秦野に帰郷。「甘えを断ち切りたくて長野を出ました」。現在、蘭さんとともに秦野を拠点に劇団を運営する。

 ○…日頃は茅ヶ崎市民文化会館に勤務。照明など舞台関係を担当する。「裏方の仕事ができて、勉強になっています」という。勤務先には劇に関わってきた人が多く、実践的なアドバイスも受けられるのだとか。目標は、秦野に劇団の稽古場をつくること。「秦野は音楽が根付いている印象があります。劇団も根付かせていけたら」と笑顔を見せた。

来訪者にあいさつする松崎理事長(前列左から2番目)と役員ら

「勇気を持って行動を」 秦野JCが賀詞交歓会

 公益社団法人秦野青年会議所(以下秦野JC)が1月16日、秦野商工会議所で「新年賀詞交歓会」を行った。当日は来賓のほか近隣JCの理事らが出席。式典と懇親会を行い、親交を深めた。

 1月1日付で新体制となった秦野JC。新理事長に就任した松崎雄己氏は、今年度「OneAction」をスローガンに掲げた。松崎理事長は「行動こそが起点となり、その先の未来につながっていくと考えている」と話し、「メンバー一人一人が考えて一歩踏み出した小さな勇気ある行動をJCとして運動となし、持続的なまちづくりを行っていきたい」と抱負を語った。

 なお、今年度の組織体制は次の通り(敬称略)。▽理事長/松崎雄己▽直前理事長/守屋孔明▽副理事長/坂本善徳・中澤大飛▽専務理事/露木哲也▽監事/岩田純一(外部)・今野翔(外部)・守屋孔明(外部)▽ひとづくり委員会理事/柏木信一・副委員長/石井雄太▽まちづくり委員会理事/岡田沙織・副委員長/中村真典▽総務委員会理事/鈴木薫・副委員長/小澤竣之介

救急出動が過去最多 秦野市が24年速報値公表

 秦野市はこのほど2024年の救急出動件数と火災発生件数の速報値を公表した。救急出動件数は前年から354件増え、過去最多の1万934件に。火災件数は4件減の44件となった。

 秦野市消防本部によると、24年中の救急出動件数は1日平均約30件。約48分に1回の割合で出動していることになり、20年から出動件数が増え続けている。内訳を見ると、急病が前年比303件増の7571件、交通事故が430件(同44件減)、一般負傷が1596件(同44件増)、その他が1337件(同51件増)となっている。

 また、秦野市と秦野赤十字病院が協働し行っている「秦野市派遣型救急ワークステーション」では、医師同乗出動判断基準に基づき328件(前年比36件増)出動。「さらなる救命効果の向上と後遺症軽減に努めていく」としている。

火災件数は減少

 24年に発生した火災件数は、前年に対し4件減の44件。内訳は建物火災30件、車両火災1件、その他火災13件で、車両火災が4件減となった。

「蛇塚」の名前が書かれた信号

はだのうんちく〜干支編〜 小田原行を阻むマムシ退治 「蛇塚(じゃづか)」の由来を探る

 今年の干支は「巳」。秦野市内にも「蛇」にまつわる昔話があります。その中でも今回「蛇塚」の由来をご紹介。

 国道246号線を松田方面に走ると、秦野市の西端に「蛇塚」という標識があります。そのあたりはかつて一面の湿地帯で、たくさんのマムシが住んでいたそうです。

 しかし、そんな危険な地帯ではあっても、秦野から西郡(にしごおり)(現在の小田原市の一部、足柄平野)へ行くにはどうしても通らなければならないという往来の要所でした。

 『秦野のむかし話 伝統をたずねて(西地区・南地区・上地区編』(岩田達治著)には、

 「まむしに足をかまれた。いてえ、いてえ。助けてけえろ」と、さけびながら、茶屋に運ばれてくる人が毎日のようにあったとか。

 と、書かれています。

 そこで、村人たちはある日、マムシ退治に出かけました。すると、いるわいるわ。みるみる退治され、マムシの小山ができたそうです。その後、村人たちは穴を掘り、蛇を丁重に葬ったそうで、その場所を誰からともなく「蛇塚」と呼ぶようになったとか。現在は田んぼの中にあった「蛇塚」は跡形もなくなり、ただ「蛇塚」の名前のみが残されています。

 このほかにも、松田山に大きな蛇が住んでいて、その蛇が水を飲みに来た際に蛇の頭が川を通り越し塚まで届いたことから「蛇塚」と呼ぶようになった、という昔話もあります。

 あなたの身近な地名にも、何か面白い由来があるかも?調べてみてもいいかもしれませんね。

園児や保護者が参加し苗木を植樹

秦野戸川公園 ロウバイ100本植樹 幼稚園児らが参加し

 秦野戸川公園で1月24日、ロウバイの植樹式を行った。当日は北幼稚園の園児とその保護者と、公園内で活動しているボランティア3団体など約120人が参加した。

 神奈川県公園協会50周年記念事業として行われた植樹式。戸川公園では梅、桜、アジサイ、ヒマワリ、コスモスなど年間通してさまざまな花が楽しめる公園づくりを行っており、今回の植樹で冬のロウバイが加わることになる。

 当日、公園内にある子どもの広場の擁壁上に、ロウバイ100本の苗木を植えた参加者たち。同園では「これからも季節・時期に合わせたイベント開催で秦野市を代表する観光拠点化を推進し、年間通して楽しめる公園を目指します」と話している。

大勢の来場者で賑わう会場(昨年)

白笹稲荷で初午祭 2月6日に開催

 関東三大稲荷の一つの白笹稲荷神社(秦野市今泉1089)で2月6日(木)、恒例の「初午(はつうま)祭」が行われる。商売繁盛や五穀豊穣、家内安全などを願う参拝客で賑わい周辺の沿道に約100軒の露店が並ぶ。参道では縁起物販売や太鼓演奏・引き語りなど奉納演奏、歌唱植物アートを実施。周辺は交通規制があり秦野駅北口から臨時直通バスが往復。18日(火)には二の午祭も開かれる。問/同神社【電話】0463・81・0256

参加費無料 お神楽教室 4歳〜小6対象

 神楽舞と太鼓の稽古を2日間、さらに稽古の成果を披露するお披露目会と撮影会が体験できる「お神楽教室」の参加者を募集中。対象は3日間通して参加できる4歳〜小学6年生(保護者同伴のこと)。参加費無料。

 稽古は2月23日(日)と24日(月・祝)の2日間。午前10時から正午。会場は本町公民館和室。

 お披露目会は3月29日(土)、東海大学前タウンニュースホールで午前10時からの予定。衣裳を身にまとい、舞台に立つ。

 講師は、相模里神楽垣澤社中の垣澤瑞貴さん。垣澤さんは舞方も囃子方もすべてこなす日本初の女性の専業神楽師。

 参加申込み、問合せはクアーズテック秦野カルチャーホール【電話】0463・81・1211へ。

コンサートと楽器体験 2月8日 クラリネットを楽しもう 東海大学前タウンニュースホール

 参加者募集中。人気企画「ランチタイムコンサート みんなで楽しむ音楽の時間【8】〜クラリネット編」は、2月8日(土)の開催。会場は東海大学前タウンニュースホール(東海大学前駅南口すぐ)。時間は午後2時から(午後1時30分開場)。入場料は一般2000円(子ども1人同伴可)。2歳以下無料。※一般=中学生以上、子ども=3歳から小学生。大人のみの参加も歓迎。

 当日は、KIKIクラリネットアンサンブル(石川薫さん、小宮山由佳さん、梶原愛子さん、岩本瑞穂さん)=写真=を迎え、クラリネットの多彩な音色をたっぷりと聴くことができる。コンサートに加え、いろいろな種類のクラリネットの聴き比べや、演奏体験もできる。大人から子どもまで楽しめるとっておきの時間となる。

 鑑賞希望者は秦野市文化会館事務室【電話】0463・81・1211へ予約を。当日払い。

ひな祭りにカリンバ演奏 9日、西公民館

 西公民館(秦野市柳町2の5の2)で2月9日(日)(午後2時から3時半)、ひな祭りコンサートと体験会が行われる。

 館内を彩るひな飾りに合わせて行われる同コンサート。音楽グループ「レガリーノ」によるカリンバを中心とした演奏が楽しめる。また、演奏終了後に、脳トレに良いとされる、カリンバやミニキーボードなどの鍵盤楽器の体験会も行われる。参加費無料。定員40人(申込先着順)。申し込み・問い合わせは、西公民館【電話】0463・88・0003へ。

<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)

全国学力・学習状況調査 小6の国語・算数改善傾向 全国平均との差縮まる

 2024年度全国学力・学習状況調査について、秦野市の結果がこのほど公表された。これによると、調査対象の小学6年生、中学3年生ともに全国平均を下回るものの、小学6年生は国語・算数ともに全国との差が縮まり改善傾向にあることが分かった。

 小学6年生・中学3年生を対象に、自治体ごとに行われている全国調査。今年度は国語・算数(数学)の教科に関する調査と、学習に対する興味・関心や授業の理解度などの学習についての質問調査が行われた。

 今年度の市内小学6年生の正答率は、国語64%(全国比マイナス3・7ポイント)、算数60%(同マイナス3・4ポイント)。中学3年生は国語55%(同マイナス3・1ポイント)、数学48%(同マイナス4・5ポイント)だった。小学校は国語・算数ともに初めて全国との差が5ポイント以内になった。

学びの基盤PJ(プロジェクト)で成果

 教育委員会によると、小学校は特に市が21年度から開始した「学びの基盤プロジェクト」に初年度から参加した4校(東小・南が丘小・広畑小・北小)で、全国平均との差がより改善傾向にあるという。同プロジェクトは、児童生徒の非認知能力、学習の定着度、学力の伸びを経年で調査し、成長記録のエビデンスに基づいて授業や教育活動に反映する取り組み。24年度には、市内全ての小中学校で開始している。秦野市教育委員会は、今後の方向性として、学びの基盤プロジェクトの継続とともに、「北・東・大根中学校区の義務教育学校モデル校を中心とした小中一貫教育の充実、読書活動の習慣化、ふるさと秦野を愛する児童生徒の育成を目指す新たなカリキュラム『秦野ふるさと科』の取り組みなどを推進していきたい」と話している。

万葉の湯 はだの館 2月イベント案内

 ☆春のポイント大還元祭開始!2/15〜3/9(事前キャンペーンは2/14まで)◎月曜「レディースデー」女性入館料1850円◎火曜「シニアデー」60歳以上入館料1850円※年齢確認あり◎水曜日「サウナイベント開催」◎木曜「ポイント入館優待デー」※1250Pで入館◎金曜「メンズデー」男性入館料1850円◎土曜「ちびっこデー」小学生/幼児入館料400円引▽2日(日)/11時30分〜限定20食:お食事処「恵方巻販売」※テイクアウト不可▽15日(土)/10時〜21時:男女石風呂「フラワーバス」▽16日(日)/17時30分〜:男性サウナ「熱風祭ロウリュ隊」▽19日(水)/14時〜先着15人:みずき小夜子カラオケ教室▽22日(土)/10時〜21時:男女石風呂「大根風呂」▽23日(日)/15時〜先着12人:ヨガ体験教室▽24日(月)/11時〜16時(最終受付15時):出張ネイルサロン▽25日(火)/14時〜:歌謡ショー♪逸見敏博さん/わかくらあきさん▽26日(水)/風呂の日「ポイント3倍デー」※各催し人数制限、変更の可能性あり。(問)同館【電話】0463・85・4126

出雲大社相模分祠で行われた交通安全祈願

巳年の交通安全願い 関係団体が祈願

 秦野警察署管内の交通安全を願う「交通安全祈願」が1月24日、出雲大社相模分祠で行われた。

 この祈願は、交通安全の啓発活動に取り組む団体が毎年合同で行っているもので、秦野警察署(古山秀和署長)、秦野市交通安全協会(宇佐美一生会長)、秦野市安全運転管理者会(田村一彦会長)などが参列。各団体の代表者らが神前で今年1年の交通事故防止を願い、安全祈願を行った。

 秦野警察署管内の2024年1年間の人身交通事故発生件数は282件(前年比17件増)。負傷者数は323人(同20人増)で死者は1人(同1人減)だった。今年に入り、1月11日には大型貨物自動車が歩行者に衝突するという交通死亡事故も発生している。

 古山署長は「高齢者やお子さんが関係する事故も多発している。ドライバーはもちろん、歩行者も含め、皆がゆずりあう気持ちを持ち、交通事故防止に努めてほしい」と話した。

西湘フィルが定期演奏会 2月2日 二宮町ラディアン

 西湘フィルハーモニー管弦楽団が2月2日(日)、第13回定期演奏会を行う。開催会場は、秦野市文化会館が改修工事中のため、二宮町生涯学習センターラディアンとなる。午後2時開演(午後1時30分開場)。一般1000円(前売り800円)、65歳以上と高校生以下は500円(前売り400円)、https://teket.jp/8319/41170で販売中。演奏予定曲は「大学祝典序曲ハ短調作品80」(ブラームス)、「組曲〈眠りの森の美女〉朗読付き」(チャイコフスキー)ほか。指揮者に江上靖さん、朗読に長澤智子さん。問合せは、塩澤さん【携帯電話】090・1898・6165へ。

桜購入を支援

 秦野市は桜の植樹・育樹に取り組む「はだの桜プロジェクト」推進のため、桜の苗木購入の際に発生する送料の負担を行っている。桜は日本花の会から購入できる24種類。「桜の苗木購入申込書」に必要事項を記入し、1月31日(金)までに市観光振興課に申し込む。詳細は市ホームページ又は同課【電話】0463・82・9648へ。

歌声サロンの参加者を募集

 地域の文化活動に尽力している加藤雅彦さんの「ともに歌おう!歌声サロン」。

 次回の開催は2月14日(金)、午前10時から11時30分(午前9時30分受付開始)。会場は東海大学前タウンニュースホール。参加費は1ドリンク付で800円。当日払い。

 懐かしい童謡や唱歌、昭和のヒットソングや世界中で愛されている歌の数々を加藤雅彦さんとともに歌う。ピアノは岩元志真さん。予約制。先着150人。駐車場に限りがあるため公共交通機関で来場を。予約は会場のタウンニュースホール【電話】0463・77・0025へ。午前10時から午後5時まで。水曜休館。

北村会長(右から2人目)ら女性会のメンバーと高橋市長

バザー収益金の一部を市へ 秦野商工会議所女性会

 秦野商工会議所女性会(北村まり子会長・(株)関東警備システム)は1月23日、社会福祉の増進に寄与することを目的に、秦野市へ3万円の寄付を行った。同様の寄付は今年で33回目となる。

 寄付金は昨年実施された「商工まつり」や「市民の日」の中で、同会が行ったチャリティーバザーの収益金の一部。北村会長らメンバーが秦野市役所を訪れ、高橋昌和市長に目録を手渡した。北村会長は「コロナ禍で中断した時もありましたが、歴代会長から引き継ぎ、続けることができました。これからも継続していきたい」と話した。

数輪の花を咲かせる谿風の庭の紅梅(1月25日撮影)

梅の花、ほころぶ 秦野戸川公園で

 県立秦野戸川公園で、梅の花がほころび始めている。茶室がある「谿風(けいふう)の庭」では紅梅が数輪花をつけ、少し早い春の訪れを告げていた。

 同園パークセンターによると梅は花をつけ始めたばかりで、まだまだつぼみの状態。谿風の庭に植えられている白梅は1月25日時点で開花しておらず、園内にある他の紅梅も徐々に開花が始まったばかり。撮影した日、来園者は茶を飲みながら、色づきつつある梅を楽しんでいた。同園内では現在、スイセンの花も見ごろを迎えつつある。

優勝はドリームス 少年野球駅伝

 秦野市少年野球連盟主催の第37回駅伝競争大会が1月19日、秦野市カルチャーパーク陸上競技場で開催された。

 11チームが出場する中、秦野ドリームスが46分21秒で優勝=写真・提供。9連覇を果たした。吉田陽侶主将(東小6年)は「辛い走り込みをチームみんなで乗り越え、先輩たちから受け継がれた連覇も守ることができて良かった」と話す。準優勝はコメッツ、3位はカイザーだった。

鶴巻公民館での稽古風景

BOWZTHEATRECLUB-0 旗揚げ公演開催決定 劇団員を募集中

 秦野市を拠点に活動するミュージカル劇団「BOWZ THEATRE CLUB─0」が、6月14日・15日、設立5周年を記念した旗揚げ公演を横浜市泉公会堂で開催する。現在、公演に向け劇団員を募集している。

 同劇団は、コロナ禍の2020年6月に発足。イベントの中止等で思うように活動ができない日々が続いたが、5年越しに旗揚げ公演を開催することが決まった。座長の藍里なみきさん=人物風土記で紹介=は「都心まで行かなくとも、秦野でお芝居が学べます。SNS等と同じく、自己表現の一つとして捉えてもらえれば」と話す。対象は、16歳から35歳までの健康な男女(応相談)。稽古場所は秦野市内の公民館等。1レッスン500円。問い合わせは【メール】tokyobowz.shownanshibu@gmail.com(氏名・電話番号を明記)、または藍里さん【携帯電話】070・4118・2200へ。

限定40人観覧受付中 森の中の音楽会 2月23日 奥津国道美術館

 奥津国道美術館(秦野市曽屋1758)で2月23日(日)、「SPICY4によるウインターコンサート」が開催される。午後3時開演(4時30分終演予定)。

 ”森の中の音楽会”として人気のこのコンサート。今回はクラリネット3人とアコーディオンという異色の組み合わせによるカルテット「SPICY4(スパイシー・フォー/池田めぐみさん、井上弦さん、深江彰さん、岡田久常さん)=写真=が出演。

 演奏予定曲は「スラブ舞曲集より」(ドヴォルザーク)、「The TANGO FESTIVAL」、「ルパン3世Selection」ほか。五感で満喫できるコンサートとなる。

 観覧料はデザートセット付・入館料込みで3500円。小学生以下1500円。2歳以下は膝上鑑賞無料。予約制・先着40人。申込みは同美術館【電話】0463・26・7312(午前10時から午後4時)へ。水・木休館。

一方通行となった水無川沿い

交通規制で渋滞も発生 水無川沿いで社会実験

 秦野市は、2023年度から秦野駅北口周辺のにぎわい創造に向けた社会実験「はだののミライラボ」を実施している。

 これまではにぎわい創造や回遊などを目的としたイベントを実施してきたが、今回は水無川沿い市道6号線の一方通行規制を実施。交通への影響を検証するため、1月24日正午から26日正午まで、秦野橋から平成橋までの片方の車道を通行止めとした。交通量が増える金曜日の夕方には大渋滞も発生。市は今回の交通量調査やアンケート結果などをまとめ、今後、ホームページなどで公表していく予定。

バレンタインを楽しもう

 「広畑ふれあいプラザ」で2月8日(土)午前10時から、「ふれあい学級/バレンタインのお菓子づくり」が開催される。当日は、ショコラマドレーヌ作りと生チョコの試食ができる。小4から大人まで12人募集(小3以下は大人同伴)。エプロンなど持参。材料費800円必要。詳細・参加申し込みは同プラザ【電話】0463・77・6061へ。

激高し刃物などを持ち出した市民役から距離を取る職員ら

秦野市 「組織的対応」の大切さ学ぶ 暴力的行為への窓口訓練

 「窓口における暴力的行為発生時の対応訓練」が1月24日、秦野市役所教育庁舎で行われた。

 昨年、愛知県の市役所で納税によるトラブルから火を放つといった事件も起きており、職員の危機意識の向上と窓口での適切な対応などを学ぶことを目的に7年ぶりに実施された。

 当日は戸籍住民課、資産税課、債権回収課、市民税課など職員が参加。秦野警察署の署員が市民に扮し、窓口へ相談に訪れたところに職員が対応するというロールプレイが行われた。

 決まったシナリオはなく、ほぼアドリブで行われた同訓練。「親の代わりに印鑑登録証明書を取りに来たが、委任状はない。印鑑登録証もマイナンバーカードも家にあるけど、今から取りに帰ったら市役所は閉まるし、今日しか休みが取れない」などの要求に対し、職員は規則などを説明。相手が声を荒げたり、机を叩くなどの行為を行った際には、落ち着かせようと職員数人で対応した。時には市民役が激高してナイフや液体を持ち出すシーンもあり、職員は椅子などを盾に距離を取り、他の市民の安全確保を図り、警察に通報するなどの行動を行った。

 数パターン実施し、警察署員が「できないものはできない、と毅然と対応することが大切。数人で対応に当たること」とアドバイス。その後、さすまたの使い方なども学んだ。主催した地域安全課は「対応している職員を孤立させない組織的な対応と、緊急時には自分の身を守る、この2つが重要。今回の訓練を通して学んでもらったと思う」と話した。

鍛錬の成果を披露 秦野警察署で武道始式

 秦野警察署で1月21日、武道始式が行われた=写真。警察署が年初に管轄内の関係団体や地元住民らに日頃の訓練の成果を披露する場として実施している行事。当日は多くの観覧者が訪れた。

 はじめに古山秀和署長が「社会正義の担い手としてあらゆる困難に立ち向かうため、訓練に励んできた成果と意気込みを見せてほしい」と選手らを激励。その後、柔道高点試合、続いて剣道高点試合が行われた。ユーモアあふれる選手紹介に笑いがこぼれたり、白熱した試合に声援が送られたりと、会場は盛り上がりを見せ、健闘した選手に大きな拍手が送られていた。そのほか、剣道・柔道の五人掛け演武、逮捕術などが披露された。

小野さんと生き物観察をする児童

渋沢小3年1組 身近な自然観察 自分の地域知るために

 千村在住の小野薫さんが整備を行っているサワガニの里(秦野市千村)で1月16日、渋沢小学校3年1組が総合学習を行った。

 サワガニの里は「人が入らなくなり荒れてしまった里山を蘇らせたい」と、耕作放棄地を使い9年前から整備している場所。自然の地形を活かした遊具を作るなど維持管理している。

 「自分たちの住んでいる渋沢のことをもっと知りたいな」をテーマにしている3年1組は、さまざまな水棲生物や植物が生息する同里を見学。小野さんからどんな生物が見られるか、なぜ里山に人の手を入れ整備する必要があるのかなどの話を聞いた。その後、児童らは小野さんと共にサワガニやタニシなどの生き物を観察した。

専門医による無料相談 保健福祉事務所で

 平塚保健福祉事務所秦野センター(秦野市曽屋2の9の9)が4月から来年3月まで、月に2回の精神保健福祉相談と、月1回のもの忘れ(認知症)相談を実施する。午後1時30分から4時30分(相談時間は40〜60分程度)。相談無料。予約制。会場は同センター。

 ▽保健福祉相談/4月4日(金)・28日(月)、5月7日(水)・26日(月)、6月6日(金)・23日(月)、7月2日(水)・28日(月)、8月1日(金)・25日(月)、9月3日(水)・22日(月)、10月3日(金)・27日(月)、11月5日(水)・17日(月)、12月5日(金)・22日(月)、2026年1月7日(水)・26日(月)、2月6日(金)・16日(月)、3月4日(水)・23日(月)

 ▽もの忘れ(認知症)相談/4月17日(木)、5月15日(木)、6月5日(木)、7月17日(木)、8月7日(木)、9月18日(木)、10月16日(木)、11月20日(木)、12月18日(木)、2026年1月15日(木)、2月19日(木)、3月5日(木)

 申し込みは同センター保健予防課【電話】0463・82・1428へ。

舘野さんが描いた原画を展示

秦野市在住舘野鴻さん 絵本「どんぐり」原画展 秦野ビジターセンターで

 神奈川県立秦野ビジターセンター展示室(秦野市堀山下1513・秦野戸川公園パークセンター1階)で2月16日(日)まで、「たてのひろし絵本 どんぐり原画展」が開催されている。午前9時から午後4時30分。入館無料。

 舘野鴻(ひろし)さんは、秦野市在住の画家で絵本作家。昆虫の細密画を得意としており、これまでにも『しでむし』『つちはんみょう』『がろあむし』『あまがえるのぼうけん』『うんこ虫を追え』など数多くの作品を描いている。『つちはんみょう』は2017年に小学館児童出版文化賞を受賞したほか、『がろあむし』でも世界最大級の絵本原画展「ブラチスラバ世界絵本原画展に選出されるなどの実績をもつ。

 展示されてる作品『どんぐり』は、言葉のない絵本。構想段階のラフスケッチも見られる。「どんぐりが地面に落ちる音や、動物がどんぐりをかじる音が聞こえてきそうな、そんな原画を展示しています」と同センターでは話している。

 問い合わせは秦野ビジターセンター【電話】0463・87・9300へ。

手作りの扇でささら踊りに挑戦する園児ら

北幼稚園で伝統芸能披露 ささら踊り保存会

 ささら踊り保存会(泉田(せんだ)悦子会長)が1月17日、北幼稚園(北村亜弥園長)で年少・年長の園児にささら踊りを披露。歴史や踊り方について教えた。

 江戸時代から伝わるささら踊りは、「相模のささら踊り」として神奈川県の無形民俗文化財にも指定されている。秦野では北地区で踊られており、大正時代末に一度風習が途絶えたが、1976年に有志が保存会を発足。翌年、市の無形文化財に指定された。

 この日は保存会のメンバー8人が北幼稚園を訪問。竹を細かく割って束ねた楽器「ささら」の演奏に合わせ、「扇踊り」「蝶々踊り」「かえる踊り」を披露。園児らは手作りの扇を持ち踊りを真似した。体験後、「初めて踊れて楽しかった」と感想を話した園児ら。泉田会長は「後継者が不足している伝統芸能。興味が湧いて、将来、保存に関わってくれるきっかけになれば」と話した。

越智由香里さん3回忌の作品展 奥津国道美術館

 越智由香里キルト・デッサン・フォト展「ハートウォーミングFEBRUARY」―つながる想いーが、2月14日(金)〜17日(月)まで、奥津国道美術館で開催される。時間は午前10時から午後3時(午後4時閉館)。入場料は500円。入場チケットは美術館併設の森のカフェで販売。写真は越智由香里さん(享年76歳)のヴィヴァルディの四季からイメージして作り上げた作品「春の調べ」とその作品を眺める越智家の愛猫。作品展は夫の修さんが「由香里さんの想いを表現できたら」と企画したもの。

■奥津国道美術館 秦野市曽屋1758 【電話】0463・26・7312 (営)午前10時〜午後4時 水曜・木曜定休

ひと足早く、十月桜 寺山「石庄庵」

 毎年春と秋に咲く桜として知られる「十月桜」。手打そば石庄庵(秦野市寺山)の店先で春の開花が始まった=写真・1月24日撮影。

 毎年2回、花を咲かせる珍しい桜。同店店主の石井貞男さんは「例年より1週間早く、春の開花が始まりました。敷地ににはロウバイやスイセンも咲いているので足を運んでみてください」と話した。

楽しくはつらつとスポーツに親しむ環境づくり 公益財団法人秦野市スポーツ協会会長 石井隆士

 新年あけましておめでとうございます。

 昨年はパリオリンピック、パラリンピックの開催により、スポーツの持つ素晴らしさが多くの方に伝わったことをうれしく思っています。一方、スポーツを楽しむうえでは熱中症対策、地震、風水害といった自然環境との共生がより強く感じられた年でもありました。

 当協会は、子どもから高齢者まで市民誰もがスポーツにふれる楽しさを味わい、イキイキと過ごせるよう健康増進につながる教室、プロスポーツ選手の活躍を見る機会の提供など、子どもから高齢者まですべての世代がスポーツを通じて活力と潤いのある生活を実感できる環境づくりに向け一層の努力をしてまいります。

 本年も多くの市民の皆様に当協会の事業に御参加いただき地域ぐるみで健康で幸せな生活を営むことができることを願っております。

 結びに新しい年が皆様にとりまして、実りある年となりますよう、お祈り申し上げます。

相互扶助の力で地域おこしを目指して! 秦野市自治会連合会会長 吉田正弘

 新年あけまして、おめでとうございます。皆様には、日ごろ自治会活動にご協力いただきありがとうございます。

 昨年、私たちを取り巻く環境は、能登地方の地震に始まり台風や大雨による災害が発生、秦野においても、身近に災害が発生しました。また、防犯においても相変わらず詐欺の被害が発生、地域では高齢化による買い物や病院への移動が大変な方も増え、子供たちの遊び場も不足するなど地域コミュニティで取り組まなければいけない課題がますます増えています。

 こうした多くの課題に対して、自治会は、自分たち仲間で出来ることを地道に取り組んでいくことが必要と考え、市・関係団体の皆さんとともに取り組んでいます。基本的には、地域における相互扶助の取組を行い、明るく安心して住めるまちづくりを目指していく所存です。是非皆さんのお力をお貸しいただきたくよろしくお願いします。

 結びに、本年が皆様にとって良き年になることをお祈り申し上げます。

支え合いの地域づくりのために 社会福祉法人秦野市社会福祉協議会会長 藤村和静

 新年あけましておめでとうございます。日頃から本会事業に対しましてご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

 人と人との結びつきが薄れつつある今日、住み慣れた地域で豊かに暮らしていくためには、地域でのつながりが重要と考えています。

 そこで、注目されているのが地域の居場所づくりです。現在秦野市には、四か所の地域活動拠点と、六十を超えるサロン活動があります。

 まずは、地域の中に、緩やかな人と人とのつながりを増やすことが大切です。誰もが支援の受け手であり、担い手となれる地区社協活動やサロン活動は「支え合いの地域づくり」の原点です。

 本会では、これからも、人々が出会い、ふれあい、顔なじみとなれる場を地域の中に作り出していくことで、支え合う地域づくりに積極的に取り組み、地域共生社会の実現を目指して努力してまいります。

 結びに新しい年が皆様にとりまして、実りある一年となりますよう心からお祈り申し上げます。

その音色で多くの人を魅了する、チェリスト・玉川克(たまがわまさる)さん。

チェロの奥深い音色を堪能  2月24日 タウンニュースホール

 人の声に近いといわれる楽器「チェロ」。その演奏で多くの人を魅了するチェリスト・玉川克さんが2月24日(月・祝)、東海大学前のタウンニュースホール(東海大学前駅南口徒歩1分)でコンサートを行う。来場予約受付中。

 玉川さんは、国内の主要オーケストラから客演首席奏者として招聘されるほかクラシック、ポップスなどジャンルを問わずレコーディングへの参加も多数。スーパー・チェロ・アンサンブル・トウキョウ、「硬派弦楽アンサンブル石田組」のメンバーとしても定期的に演奏を行う実力派。当日の演奏予定曲目は「無伴奏チェロ組曲第1番」(バッハ)、「セレナーデ」「トッカータ」(カサド)、「シチリアーノ」「夢の後に」「エレジー」(フォーレ)、「チェロソナタ第1番」(ブラームス)。奥深いチェロの音色に存分に浸れる。ピアノは宮嵜琴音さん。

 午後2時開演(1時30分開場)、3時30分終演予定。入場料2000円(予約制・自由席・未就園児入場不可)。予約は秦野市文化会館【電話】0463・81・1211へ。

神奈川県 新なでしこブランド披露 2月1日(土) マークイズMMで

 女性が開発に貢献した優れた商品やアイデアを県が認定する「神奈川なでしこブランド」事業。この新認定商品の認定式が2月1日(土)午後3時〜、マークイズみなとみらい(横浜市西区)で催される。

 認定商品の展示販売会やパフォーマンスは午前10時〜午後4時半。トークショーでは、女性の働き方研究所を運営する中山ゆう子氏が「自分らしい働き方」を語り、女性活躍にエールを送る。

 問い合わせは、同ブランド事務局【電話】045・210・5867へ。

満開を迎えたロウバイ=1月25日撮影

ロウバイが満開に 鶴巻の極楽寺

 極楽寺(秦野市鶴巻1861・守本善英住職)の境内でロウバイの花が満開を迎えた。

 ロウバイは中国原産の落葉低木で、直径2cmほどの黄色い花をつける。冬になると葉が落ち、黄色い花が枝を彩る姿が特徴的で、半透明でにぶいツヤのある花びらが蝋細工のようであることから「蝋梅(ロウバイ)」という名がついたという説もある。

 同寺のロウバイは、参道脇に植えられており、1月25日には満開のピークを迎えた。周辺には甘い香りが漂い、散歩途中の人や史跡めぐりをする観光客らが足を止めて眺めたり、写真を撮る姿が見られた。見頃は1月末頃までだという。