港南区東永谷に本部を置く全日本新芸書道会が12月24日、菅義偉首相に書家としての名前である雅号「儀翠」を贈呈した。遠藤吟翠会長ら同会幹部と上海横浜書画交流会会長の田野井一雄市議が首相官邸を訪れ、認定証を手渡した=写真。
「実直な字を書かれる。まっすぐな人柄が出ていると思う」と話す遠藤会長。
菅首相は横浜市議に当選する前の1985(昭和60)年頃から同会の書道教室に通い始め、先代の遠藤岑翠さん(故人)に書道を習っていたという。これまでも同会が主催する「新芸書道展」に作品を出品し、交流を続けてきた経緯がある。
今回の贈呈は首相になったことの記念に加え、書道普及への貢献に感謝を込めて企画したという。雅号のほか、雅号が彫られた雅印も贈呈。同会の教室を開くことができる軒号も贈られた。
遠藤会長は「父の墓前で伝えたが、この書道教室から首相が誕生したことに父も驚いているだろう」と笑顔で話した。
1月15日から20日にかけて開催する第48回新芸書道展には菅首相の作品も展示される(会場=JR桜木町駅前ぴおシティ3階のゴールデンギャラリーほか)問い合わせは同会(【電話】045・823・2269)。
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