意見広告・議会報告
県政報告【16】 「920万県民に語りかけるつもりで頑張って!」 神奈川県議会議員 小林たけし
アドバイスを求めた先輩県議からの一言に、県民の代表として本会議で質問することの重みを実感し、押し潰されそうな感覚を覚えました。昨年12月6日、初めて本会議場で黒岩祐治知事はじめ、神奈川県幹部に挑んだ一般質問は議会人として一生忘れることはないでしょう。
その中で、私が力を入れた質問の一つが「子どもの権利の保障について」です。県議会議事録に残るため婉曲的な表現としましたが、率直に私が訴えたかったことは「実子誘拐」への注意喚起です。昨夏以降、「ある日、自宅に帰ると妻と我が子が消えていた」「夫から暴力を振るわれ、我が子からも引き離され天涯孤独となった」といった相談を、麻生区民も含め広く県民から受けてきました。信じてもらえないかもしれませんが、このような驚くべき事件が日本では現実に起きているのです。我が子を「人質」に取られた形で離婚交渉を強いられ、親権を奪われ、面会交流を反故にされ何年も子どもに会えない親がいます。そしてその裏には、大好きなお父さん、お母さんに会えない子どもたちがいます。
今回、私は日本も批准している子どもの権利条約を抜粋して、子どもが両方の親と接触できる権利の重要性を説きました。そして、神奈川県に対して子どもの権利を尊重した行政を求めました。今後は県内の児童相談所等と連携し、県内の「実子誘拐」事案に対応していきます。
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