川崎市教育委員会(小田嶋満教育長)は7月20日、新型コロナウイルスの感染者が出た市立学校名を公表することを発表した。
市教委は6月の学校再開以降、感染者や濃厚接触者、家族への配慮などを理由に、感染が確認された場合でも学校名を公表していなかった。
校名を伏せて感染状況を発表したことで、事実と異なる不正確な情報がSNSなどを通じて流布され、当該校以外にも影響が生じていたという。
川崎市では、病院をはじめとした各施設で感染が確認された場合は施設名を公表している。市教委はこの方針に合わせ、学校名や必要な情報を公表することで、憶測による混乱や風評被害が生じないよう取り組むとしている。
小田嶋教育長は「当該校と十分に連携し、児童生徒を様々な誹謗中傷、差別的言動から守る取り組みを進めていく」とし、保護者に協力を呼びかけている。
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