川崎区の市立川中島中学校陸上部(藤田貴子顧問)の1年生が7月18、21日にレモンガススタジアム平塚(平塚市)で行われた全日本中学校通信陸上競技大会神奈川県大会で2種目優勝の活躍を見せた。
男子1年1500メートルの酒井大空(そら)さんは4分46秒37をマークし優勝。8月9、10日に同スタジアムで行われる関東大会への出場を決めた。
酒井さんはレースに勝つため、トラックを前半2周半までは、集団内での強豪選手のペースに合わせて走り、残りで前に出る戦略をとる。市大会でも同様の走りで優勝し、4分40秒19と自己ベストを更新。関東大会はさらに強い選手が多いのでいつもの走りが出来ればベストタイムも出せると踏む。「入賞を目指します」と意気込みを見せる。
女子1年4×100メートルリレー(竹田百花さん、石川結愛(ゆあ)さん、栗田実優(みひろ)さん、神矢愛姫(あき)さん)も54秒26のチーム新記録のタイムで優勝。2位に0・5秒差をつけた。決勝の直前まで練習したバトンパスの成果が出たという。同種目は関東大会への出場はないが、これまでのタイムから1秒以上縮めての優勝に、自信を持ち、次の目標は53秒台を出すことと決意を新たにする。
藤田顧問は「1年生の活躍が上級生たちへのいい刺激になっている」と話す。
同部には現在、1年生23人、2年生14人、3年生22人が所属する。
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