横浜別院 「ご縁が大切」 上田氏が講演
本願寺横浜別院(竹部俊恵(しゅんえ)輪番)で8月24日、東京工業大学教授の上田紀行氏を招き、市民や門徒対象の勉強会が行われた。勉強会は暁天(ぎょうてん)講座と題し、夏であっても涼しい早朝に実施。40人以上の参加があった。
上田氏は文化人類学者として「がんばれ仏教!」「生きる意味」など多数の著書を持つ。上田氏は日本に7万6000もの寺があることを挙げた上で「仏教は好きだけど、寺やお坊さんが嫌いな人が増えている」と指摘。その理由を「お坊さんが仏教を信じているようには見えない」「現代の苦しみに向かい合っていない」と語った。上田氏は現代の苦しみ、問題点についても「安心、信頼の損失」と説明し、「人間は根本的な支えが大切」と語った。これらの話を踏まえ、上田氏は支えとは仏教でいうご縁であるとし、「これからの仏教、寺はご縁を生み出していくことが大切」と語り、仏教の可能性に期待を示していた。
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