意見広告・議会報告
日本共産党 横浜市会議員 みわ智恵美 市政報告 横浜の中学校昼食は「ハマ弁」にとどまるのか
横浜市は7月1日から、先行して市内北部の市立中学校12校で予約制の配達弁当「ハマ弁」の提供を開始しました。今後順次拡大して、12月からは港南区内の中学校10校中4校で開始し、来年1月には全校実施となる予定です。
横浜市は、中学校の昼食を基本的に家庭弁当としていますが、実際には弁当を持ってこられない生徒もいる、という課題がハマ弁導入の背景にはあります。
今回始まったハマ弁は、事前に各家庭が申し込み、ご飯とおかずで360円、汁物30円、牛乳80円です。献立は業者が作り、教育委員会の栄養士がチェックしたものを業者が作って届けます。また献立作成、注文システム、配達、手渡し、回収等の費用は、公費で負担しています。
1校平均10食以下
初日注文数は12校で102食、私が視察した谷本中学校(青葉区)では、生徒数725人に対して注文数は9でした。教育委員会は20%の注文があると見込んできましたが、実際には7月の注文で生徒の2・4%。市は選択肢を増やして昼食の充実を図ったとしており、ハマ弁があると助かるというご家庭もあると思います。しかし現状の利用率では採算ラインに乗らず、事業としての継続性は厳しい状況といえそうです。
またハマ弁の7月使用予定食材一覧表には、外国産や県外産の名前が並んでいます。国の第二次食育推進基本計画でも学校給食の国産食材率を80%以上にすることが2015年度までの目標値とされていますが、地元産食材を取り入れた地産地消の観点からも課題があるように思います。
学校給食の実現を
日本共産党横浜市議団ではこれまでも、「学校給食」の実施を提案してきました。税金を投入する以上、多くの市民が納得できる事業でなければなりません。子どもの貧困問題や食育充実という観点からも、全国で実施されている学校給食を横浜の中学校でも導入すべきではないでしょうか。今後も子どもたちのために、提言を行っていきます。
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