男子800m
笹下中学校3年の小林駿介君が21日から長野県松本市で開催される「第43回全日本中学校陸上競技選手権大会」の男子800mに出場する。全国大会初出場となる小林君は、「この先も経験できるか分からない大舞台。自分の全力を発揮して、楽しんで走りたい」と意気込みを話した。
「市記録更新を」
同種目で全国大会に出場するには、指定大会で標準記録2分1秒00を突破する必要がある。小林君は7月の県大会で自己ベストとなる1分57秒79をマークして権利を得たが、これは横浜市の中学生記録1分57秒70に迫るタイム。「市の新記録を塗り替えることも、目標の1つ」と小林君は意欲を見せる。
今回県内からは、ほかに5選手が全国に臨むが、小林君は2番手に位置している。顧問の藤川智生教諭は、「例年であれば十分県内1位になりうるタイムだが、今年は非常にレベルが高かった」と話している。
昨秋、主種目を転向
上大岡小学校時代から運動会のリレーやランニング大会で活躍してきた小林君。入部した当時、駅伝大会の参加メンバーが不足していたこともきっかけとなり中長距離選手となった。
1年のころから1500mを主種目にしてきた小林君は、1年で早くも県大会を突破して関東大会に出場。昨年は1学年上と争うなか、市内7位のタイムで県大会に進んだ。
転機は昨秋の新人戦。力試しに出場した800mで大会新記録を更新した。藤川教諭は「(マラソンランナーのような)軽い走りというより、力強い走りをするタイプ。もともと3000mよりは800mに適性があった」と話す。
1年生の時は関東大会でも緊張しなかったという小林君は、「大会の意味が分かるようになってきて、プレッシャーは以前よりも感じる。全国には速い選手がたくさんいるけれど、自分の走りを貫きたい」。周囲の期待にも応えるべく、中学最後の夏を駆ける。
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