横浜市は、なでしこジャパンのメンバーで、区内にある県立商工高校出身の上尾野辺(かみおのべ)めぐみ選手(25歳・アルビレックス新潟レディース所属)に「横浜市スポーツ栄誉賞」を授与することを決定した。
同選手は、6月26日からドイツで行われたサッカー女子W杯の日本代表メンバーの1人として、準決勝のスウェーデン戦に後半から途中出場した。日本はこの試合で勝利し、世界大会初のメダルを確定。その後決勝戦でアメリカ代表にPK戦の末勝利し、悲願のW杯初優勝を決めた。
同選手は瀬谷区出身。県立商工生時代は、学外で女子サッカーのクラブチームに所属。高校生活と練習を両立していたという。
横浜市のほか、神奈川県や、所属チームのある新潟県からも特別表彰などを受けることが決まっている。出身地である瀬谷区も、何らかの表彰を行いたいとしている。
また、横浜市は上尾野辺さんの他に、戸塚区出身の近賀ゆかり選手、金沢区出身の矢野喬子選手、日本体育大学(青葉区)出身の川澄奈穂美選手・丸山桂里奈選手の4名にも、同賞を授与する。同賞は、住所、勤務地、出身校などが横浜市で、オリンピックなどで優秀な成績を収めた選手を表彰するもの。
W杯の感想について上尾野辺選手は、「ピッチに立った時間は少なかったけど、優勝メンバーの一員になれたことは大きな経験なので、これからの試合に生かしたい」とし、「五輪予選の前にリーグ戦があるので、まずそこで結果を出して、しっかりアピールしたい」と、今後の抱負を語った。
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