地元に拠点を構えるプロサッカーチーム「横浜FC」の強化部長を務める 奥 大介さん 戸塚区在住 36歳
結果をファンに贈りたい
○…「今は一つでも多く試合に勝つこと。求められているのはやっぱり結果ですから」と訥々(とつとつ)と語る。5年前に現役を引退し、昨年10月に横浜FCの強化部長に就任した。プロサッカーリーグ「Jリーグ」のJ2で順位を競うが、なかなか結果が出せず、苦戦している。J1昇格のため、まずはJ2で6位以内を目指す。3月末に山口素弘(もとひろ)監督が就任し、新体制でスタートしたばかり。「沈みがちだった雰囲気も変わり、監督の描くサッカーも見えてきた。あとは結果ですね」
○…兵庫県尼崎市出身。サッカーを始めたのは小学3年生の時。当時Jリーグはなく、プロを意識したことはなかったが、全国大会に出場し、優秀選手にも選ばれた高校最後の年、Jリーグが開幕。「自分はどこまで通用するのか」と挑戦する道を選んだ。ジュビロ磐田、横浜F・マリノスを経て、横浜FCへ移籍。日本代表にも選出され、26試合に出場。2得点を決めるなどチームに貢献した。「代表入りした時は実力に自信はあったけど、世界で活躍する選手の中に自分がいるのは不思議な感じでした」と懐かしむ。
○…小学生の娘2人の父。妻は女優の佐伯日菜子さん。「娘がサッカーをやってみた時に蹴り方が似てるって周りに言われて」と照れ笑い。仕事の話をしている時の真剣な雰囲気がふわりと和らいだ。休日は駅前の商業施設で買い物をしたり、店長と仲の良い行きつけのレストランに行ったりと地元に親しんでいる。また、ラーメン好きで、行った店は数えきれないほど。チームスタッフとも「あのラーメン食べた?」と盛り上がることも多い様子。
○…地域のイベントにも積極的に協力している同チーム。「ファンの顔を見て交流していると、結果を出して喜ばせてあげたいなって思います」。取材中に何度も出てくる「結果」の2文字。道のりは長いが、一歩一歩気を抜かず、J1昇格を目指し歩んでいく。
〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
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