大相撲の大関・琴欧洲関が8月26日、保土ケ谷区神戸町の「神明社」を訪れ、相撲や綱引きで地元の園児と交流した。相撲界の人気者の来訪に、境内には多くの見物人が集まり、盛り上がりを見せた。
今回の催しは、保土ケ谷区がブルガリア国のソフィア市とパートナー都市協定を結んでいることから実現したもの。同国出身の琴欧洲関は、2009年にも保土ケ谷スポーツセンターで子ども達と交流。今回は3年ぶりの来訪となった。
これに合わせ企画された「子ども相撲大会」には、地元初音丘幼稚園、三恵幼稚園、スカイハイツ幼稚園の3園から園児約40人が参加。境内には相撲界の人気者を一目見ようと、地元住民ら多くが来場。臨時設置された土俵の周囲には、大きな人だかりができた。
取組では園児5、6人が束になって挑んだが、大関はびくともせず。園児2人を軽々と持ち上げるパフォーマンスに、周囲からは大きな歓声が沸いた。時には、園児に「がんばれがんばれ」「もっと来い」と声をかけ、女の子を相手に、土俵を割って負ける場面も。身長が倍以上あるたくましい力士相手の勝利に、園児は嬉しそうな表情を見せていた。
また綱引き対決も行われ、園児20人との勝負は琴欧洲関の圧勝。大関の力強さに園児は驚いていたものの、40人全員で挑んだ再試合では園児が勝利。会場からは大きな拍手が送られた。
相撲に参加した園児は「強くて格好良かった」「初めて相撲をしたけど楽しかった」と感想を話した。
また琴欧洲関も「子ども達の一生懸命な姿を見て嬉しかった。みなさんに元気をもらったので、明日からまた頑張りたい」と笑顔を見せていた。
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