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薬剤師北井康一さんに聞く 要警戒 今シーズンの「花粉」 PM2・5との影響懸念も
花粉症に悩む人にとって、頭の痛い季節がやって来た。今年は特に、中国大気汚染で問題化している微小粒子状物質PM2・5との相乗で、より深刻な事態も心配されている。そこで今回は、保土ケ谷区にゆかりの深い薬剤師・北井康一さん(スカイビル調剤薬局・取締役社長)に、アレルギーへの対策などを聞いた。
―花粉シーズンはいつ頃まで続きますか?
「すでに始まっていて、敏感な方はもうつらく感じてらっしゃるのでは?2月から飛び始めるスギが主となり、これから3・4月にかけてピークに。5月頃ようやく少なくなるでしょう」
―今季の特長は?
「飛散量の予想は関東で例年の3倍以上。当薬局でも過去1番多かった患者・相談者数(1日で約250人)を上回る人数を想定しており、準備しています」
―対応策としてどんなことに気を付ければ?
「外出時のマスク・眼鏡の着用。帰宅後のうがい、手洗い等はもちろん、症状がつらい時は、専門家にアドバイスを仰ぐことが重要です」
―市販薬の効果は?
「今はOTC(一般用)医薬品で簡単に症状が治まる患者さんもいます。昔処方薬だったものも、市販で買えるものが増えてきました。症状をお聞かせいただければ、それに合ったお薬を薦めさせていただきます」
―鼻炎の薬などは眠くなりやすい印象がありますが?
「個人差があり、眠くなることがあります。しかし最近では、眠気を催さないタイプのお薬も開発されていますので、薬剤師にご相談ください。また即効性の高い点眼・点鼻薬なども開発されています」
―効果の高い漢方薬はありますか?
「有名なのは小青竜湯(しょうせいりゅうとう)です。漢方がいいという方、体に合う方にはもちろんお薦めです」
―PM2・5の影響は?
「一概には言えませんが、花粉と混ざり合ってより凶暴化し、症状が悪化する方、新たに発症する方が増えるのでは、と言われています。今後の国内全体への影響を含め、注意が必要です」
―最後に花粉症に悩む方に向けメッセージを。
「体質の改善が症状を楽にする第一歩。そのために私たち薬剤師が、患者さんに合ったお薬を一緒に考えます。市販薬で治りにくい状態の方は、自らの経験で大抵わかります。専門病院等も紹介させていただきますので、是非一度お越しください」
■横浜市西区高島2の19の12スカイビル9階「スカイビル調剤薬局」【電話】【FAX】045・453・4193へ。
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