区内・和田町にこのほど、ゆるキャラ『和田丸』が誕生した。地域の活性化に取り組む横浜国立大学の学生団体「和田べん」が中心となり、地域住民から集めた意見を元に、作り上げられた。
地域住民の意見反映
ゆるキャラ制作が始まったのは昨年4月。これが住民がまちについて考えるきっかけにつながればと、地域の行事で「町のイメージ」や「どんなキャラクターがいたら良いか」といった意見を聞いて回った。このほか和田町商店街の会員や保土ケ谷中学校の生徒らにもアンケートを実施。合計876人から1478の意見と158のデザインが集まった。
これらのアイデアを学生が5つに絞り、11月に開催された商店街のイベント内で投票。その結果、159票中53票を獲得した和田在住の涌井陽一さんのイラストが選ばれた。涌井さんは、「地蔵が皆で共通している和田町のイメージなのだと思う」とキャラクターについて語った。
また名前についても、学生が考えた「和田丸」「わだじい」「わあちゃん」から住民を対象に投票を行い、165票中67票で最も多かった「和田丸」に決まった。
中心人物として活動していた同団体の平野孝典さんは「このキャラクターは皆さんと一緒に作り上げたもの。多くの方に『和田丸』を知ってもらい、新たな取り組みに繋がれば」と話していた。
今後は、来月和田町で開催される「べっぴんマーケット」で正式に発表され、クリアファイルなどのグッズも作成し各種イベントで活用される。
![]() 地蔵がモチーフの「和田丸」
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