今年も残りわずか――。タウンニュースでは今年も「地域新聞」として保土ケ谷の細かな話題を数多く報じてきた。年内最終発行となる今週号では、紙面を通じて保土ケ谷のこの1年を振り返ってみた。
■1月
くぬぎ台団地の自主防災委員会が炊飯訓練を実施。100人ほどの住民が災害時の活用を想定し設置されているベンチかまどを使い、御汁粉を調理した。
■2月
和田町のゆるキャラ・和田丸が誕生。地域活性化に取り組む横浜国大の学生団体が中心となり、地域住民の意見を反映し生み出されたキャラクターは和田町のイベントで、子どもたちを中心に人気を集めた。
■3月
区民有志が制作を進めていた区の歌「わがまち、保土ヶ谷」の盆踊りが完成。公会堂で振付の披露式が行われ来場者向けの講習も実施された。夏には区内各地の盆踊り会場で新たな地元音頭を踊る姿が見られた。
■4月
保土ケ谷球場のネーミングライツ権を相模原市内の企業が取得。県との間で5年間で1055万円のパートナー契約を結び「サーティーフォー保土ケ谷球場」となった。
■5月
和田西部町内会の子どもたちが、縦3・6m×横5・4mの樹脂製キャンバスに帷子川を泳ぐ魚や杉山神社などを描いた巨大画の制作に挑戦。町内会の芸術作品展の目玉作品として注目を集めた。
■6月
1日から改正道路交通法が施行され、危険行為を繰り返す自転車運転者に講習受講を義務付けられた。保土ケ谷警察署では施行初日に取締りを実施。信号無視や通行禁止道路の走行について注意や警告を行った。
■7月
今井町を拠点に活動する中学生硬式野球チーム「旭峰ベースボールクラブ」がポニーリーグの全日本選手権大会で躍進。創部6年目にして初となる全国の頂に立った。
■8月
岩間町に暮らす山田木綿子さんらが「子育て中の狛犬」というユニークな視点に立った写真展を開催。子どもを抱いた各地の狛犬の姿を写した40点ほどの写真を多くの人が楽しんだ。
■9月
桜ヶ丘に暮らす小川恵理紗さんが日本最古のジャズ喫茶が主催するコンテストで最高位となる「ちぐさ賞」を受賞。
■10月
子ども向けのラグビー体験イベントが保土ケ谷公園内であり、500人を超える子どもたちが楕円球に触れ合った。ワールドカップでの日本代表チームの大躍進もあり、会場内では「五郎丸ポーズ」をとる子どもたちが数多くみられた。
■11月
西谷中学校出身の双子の姉妹、久保田みずきさん・かえでさんが県高校駅伝競走大会で活躍した。姉・みずきさんは区間賞を獲得するなど2人とも好走。チームをけん引し、荏田高校の全国大会出場権奪取に貢献した。
■12月
笹山小学校内に博物館「ささやま丘の上ミュージアム」が開設。地域住民らが実行委員会組織を立ち上げ、学校に寄贈されたものの四半世紀の間、日の目を見ることのなかった民具や農機具を展示し、公開している。
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