東海道五十三次では日本橋から数え4番目の宿として江戸時代に栄えた保土ヶ谷宿の姿を伝えようと、1990年から始まった「宿場まつり」が今年は10月9日(日)、10日(月・祝)の2日間、JR保土ヶ谷駅周辺で開催される。両日とも午前11時から午後5時まで。
天保12(1841)年には51軒の旅籠で賑わったという歴史遺産を活かしたこの催しでは、2日間とも旧街道沿いに位置する西口商店街を中心に800mほどの区間には宿場町としての歴史が学べる写真やジオラマが展示されるほか、各種模擬店、お笑いなどのステージイベントなど幅広い年代が楽しめる企画が用意されている。またイコットハウス会場では子どもたちを対象にした昔遊び体験コーナーも開設される。
3代目小町は
大学生や子育て中の母親など13人がエントリーしていた第3代「宿場小町」コンテストの選考結果は、9日午後0時30分からタカオクリニック前のステージで発表される。
CFで運営費
毎年3万人近い来場者を集める一大イベントは当初、行政からの補助金もあり潤沢な予算の中で運営されてきた。しかし、補助金が縮小されたこともあり、ここ数年は運営費の確保に苦心。周辺の企業や商店からの協賛金などで賄ってきた。
実行委員会は今年「まつりの存続危機」とインターネットを通じ運営費を募るクラウドファンディング(CF)の仕組みを導入。9月中旬までに目標額とした30万円の確保に成功した。
CF担当の田野口大樹さんは「多くの方々から支えていただき9月30日時点で35万6千円が集まった。ベイゴマや竹馬といった昔遊びなどを提供するイコットハウス会場の『キッズ村』とメイン会場とを結ぶ動線の安全確保などに充てていきたい」と話している。
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