災害時に使う防災頭巾に着替え等を入れて、非常用持ち出し袋としても役立てようという取り組みが、地域で注目を集めている。
「アイデア防災頭巾」をPRするのは、県内で主婦の視点を活かした災害対策に取り組む団体「かながわ女性防災」のメンバー。
この防災頭巾は、袋状にした布にタオル、下着、軍手、オムツなどを入れ、頭部を守るクッションと生活用品持ち出しの役割を兼ねるもの。外側には小さなポケットが付いており、薬や保険証、小銭なども収納できる仕組みになっている。
同団体では、平塚市の防災団体などからこのアイデアを学び、数年前から地域で広めようとPRを行ってきた。東日本大震災後は周囲の関心も高まり「作り方の講座を開いてほしい」といった依頼が各所から寄せられているという。
メンバーが防災頭巾の作り方を教える出張講座では、この他にも、タオルやTシャツを使った三角巾、レジ袋を使ったオムツなど、主婦ならではの発想を活かした知識を広めている。
同団体代表で保土ケ谷区在住の戸川優子さん=人物風土記で紹介=は「防災頭巾を始め、団体のメンバーが活動の中で得た知識やアイデアを地元の人々に還元して、地域の防災に役立てられれば」と話している。
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