目に見える形で被災地を支援しようと今月19日、六会地区の地域団体らが協力して、子ども用の自転車20台、自転車用のヘルメット20個を宮城県山元町へ送った。
物資を送ったのは、六会地区自治会連合会や地区社会福祉協議会、地域経営会議のメンバーら。約50万円の費用は、震災の影響で中止にした自治会の研修費や個人らが工面した。六会地区の自治会連合会は、07年に起きた中越沖地震で被害にあった新潟県柏崎市北条地区とも交流があり、支援の輪を広げている。
今回の支援でポイントになったのは、支援先を絞りこみ、現地のニーズを直接聞き出した点。震災を受け、「私たちにも何かできないか」とこれまで自治会運営で協力関係にあった防災科学技術研究所(茨城県つくば市)に相談したところ、被害が大きい割に、報道などの情報露出が少ない山元町を紹介された。
自治会のメンバーが9日から車で現地に入り、山元町社会福祉協議会の職員と面談。地区外で避難生活を送っている子どもたちの通学用自転車をなんとかしてもらえないか、との話を聞き20インチと22インチの子ども用自転車、それぞれ10台ずつ20台を送ることを決めた。
自転車は現地で組み立てられ、社会福祉協議会を通じて、学校から遠い順に子どもたちに配られる予定。次は、社協の職員らが被災地を回る際、身分確認がすぐできるよう、ゼッケンを送ることを検討している。
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