藤沢市立新林小学校(藤沢市川名・弓納持(ゆみなもち)嘉子校長)で18日から20日にかけて、神奈川県内で今年度初のインフルエンザによる学級閉鎖が実施された。学級閉鎖になった2年2組(37人)は、11人が欠席、内3人がインフルエンザと診断され、他の欠席者も発熱などの症状が見られた。同校によると、「欠席者が多いクラスは他には出ていない」と話す。
市教育委員会学務保健課によるとインフルエンザを含む集団かぜによる学級閉鎖の初発は、例年だと11月の後半という。2005、06年度は年明けの1月だった。同課では「例年に比べると早いが、初発の時期が早いからといって流行の兆しとはいえない」としている。昨年は9月に善行小で学級閉鎖が実施されたが、その後の続発はなく、単発の発生だった。
市保健予防課は「市内医療機関の報告では感染者の増加情報は今のところない。A型ウイルスの感染者の報告があるが、どの型が流行するかは経過を見守る必要がある」とした。15日から始まっているインフルエンザの予防接種では、09年に流行した「Aカリフォルニア型」「Aビクトリア型」と08年に流行した「Bブリスベン型」の混合ワクチンが使用されている。
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