藤沢市薬剤師会(後藤知良会長)による「子ども調剤体験教室」が8月6日、同会会営薬局で行われた。当日は小学6年生と保護者、10組が参加した。
まず、子どもたちは薬剤師の仕事や処方箋について同会の薬剤師から講義を受け、体験に臨んだ。お菓子を使った錠剤の調剤体験、イチゴシロップとカルピスを計量してラベルを貼る水剤体験、2種類のクリームを混ぜ合わせる軟こうの調合体験のほか、実際に薬剤師が使用する分包機を使用するなど本格的に調剤の様子を体感。子どもたちは処方箋を元に薬袋を作成し最終監査を行った後、保護者相手に服薬指導のロールプレイを実施、薬剤師の仕事を身をもって学んでいた。
同会では、実際の仕事に近い形で体験してもらおうと処方箋や分包機、白衣や名札など可能な限り本物を用意したという。「薬剤師を身近に感じてもらう機会になったのでは。安心して相談できる医療機関として機能していきたい」と同会は話した。
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