特定外来種の水生シダ植物「アゾラ・クリスタータ」の一斉駆除が11月3日、鵠沼藤が谷第一はす池で行われた。主催は桜小路公園愛護会と鵠沼アゾラバスターズ48。近隣の団体や個人などの有志が集まり、約60人が駆除に参加した。
参加者はネットやザルなどを使い、池の岸から浮草の駆除作業を行ったほか、池の中央付近では腰や胸まで水に浸かり、手作業で丁寧にアゾラを取り除いた。
同地区のはす池では、2008年にアゾラが大発生し、近隣の団体や住民が定期的に駆除活動を重ねてきた。近年では大規模な繁殖は見られなかったが、今年5月に大発生。同愛護会らは、定期的な駆除を行うとともに、8月からは池の下草刈りなど今回の一斉駆除の準備を行ってきた。
池にアゾラが大量に繁殖すると、プランクトンや魚が減少。またカワセミなどの鳥が飛来しなくなるなど、生態系へ大きな影響を及ぼすため、現在日本では栽培や売買、放流などはすべて禁止されている。
同愛護会の武井創代表は、「アゾラは非常に繁殖力が強く、たった1株残しただけで、また大発生することもある。今後も徹底した駆除が必要」と語った。
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