湘南国際マラソンハーフマラソンエリートの部男子を1時間9分29秒で制した 田中 良範さん 辻堂元町在住 31歳
マラソンで「自分」を発散
○…ラスト2Kmでライバルが仕掛けてきた。色々なレース展開を想定して臨んだが、溜めて相手の出方を見たという。ラスト1Kmで最後の力を振り絞り飛び出した。「しんどかったけど粘った。いつ抜かれるか冷や冷やした」と振り返る。1位でゴールしたときは「ホッとした」と白い歯をこぼした。
○…6年ぶりに挑戦したハーフマラソン。「正直、走りきれるか不安だった」と吐露する。3月から湘南国際マラソンへの練習を積み、7、8割の状態で本番を迎えた。「タイムより順位」を意識したレースを心がけた。「ライバルたちが強いのはわかっていたので、駆け引きが難しかった」。
○…明治小、明治中、湘南高校と生まれも育ちも藤沢市。小、中とバスケットボールに没頭したが、中3のとき出場した駅伝大会がきっかけで、長距離に目覚めた。早稲田大学へ進学後も長距離を続けたが、なかなかタイムが伸びず、3年で退部。「学生時代に結果が残せなかった分、『もっと速く走りたい』という想いが今に繋がっているのだと思う」。学生時代の悔しい記憶が、現在のモチベーションへとなっている。「マラソンは自分を発散できる場。目標を立て、試行錯誤しながらレースを組み立てるのが楽しい」といきいきと話す姿が印象的だ。
○…藤沢市総合市民図書館の職員として、本やCD、DVDの選定を行っている。仕事から帰宅すると、週4〜5回のペースで、自宅の周りをランニングするという。「藤沢市は、翔陵高校やプレス工業など、全国に通じるチームがある。乗ずる形で、自分も貢献していきたい」と意気込む。尊敬するのは、公務員ランナーの川内優輝さん。「同じ職業なので、本当にすごいと思う。参考にしつつ、自分のスタイルを確立して、来年はフルマラソンに挑戦したい」と語る目は、次なるレースを見据えていた。
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