藤沢駅辻堂駅線 自転車専用レーンを延伸 歩道を拡幅し安全確保
湘南モールフィル前の東海道線沿いの市道「藤沢駅辻堂駅線」で、歩道拡幅工事が進められており、3月下旬をめどに自転車専用レーンが延伸する。
これは、歩行者と自転車の通行レーンを分離することで、双方の安全確保を目指すもの。工事箇所は、鵠沼神明2丁目のバス停「ヤクルト前」の約70mと「神明町」付近の約100mの2カ所。民地側の歩道を約2・5mから約4・8mへ拡幅しているほか、老朽化した車道の舗装打ち直しを行っている。
藤沢市道路整備課によれば、ソニー(株)前の「上村踏切」交差点付近から藤沢駅前までの約2Km区間を5年程度で整備する計画だという。2010年度から順次実施され、すでに湘南モールフィルから東へ約440mの区間で工事が完了している。今回は3期目となる。
自転車の利用増加に伴い
同課の調査によると、同線は直線で平坦な地形のため、自転車の交通量が市内でも非常に多いエリアだという。特に、湘南モールフィルが開店した03年頃から自転車利用者が増加。地元住民から「歩行者と自転車が入り交じって危ない」「前後から走ってくる自転車が怖い」などの声が上がっていた。同線を自転車で利用する女性は「車道は狭く、バスも運行するので怖かった。今後は安心して専用レーンを走行できる」と話す。
求められるマナー向上
同課では「歩道整備も大切だが、事故の防止には自転車利用者のマナー向上が不可欠。ルールを守って安全走行してほしい」と呼び掛けている。
今後の工事は、道路拡幅が必要な踏切や交差点付近の用地取得ができ次第、随時実施していくという。
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