2009年まで市内全域の商店街で開催されていた「湘南藤沢まちかど音楽祭」を南藤沢の商店主らが復活させようと、第1回「ちょい歌フェスティバル」として10月26日(土)、5つの商店街を舞台に開催する。会場では、地元で活動するミュージシャンが演奏を披露するほか、「ちょい食べ」や大道芸、テーマソングの制作など、新たな要素も盛り込んでいる。
「ちょい歌フェスティバル」を主催するのは、391ビル商店会、南銀座一番街、らんぶる商店会、ファミリー通り商店会、南藤沢イータウンの5商店街。 開催のきっかけは、南藤沢イータウンの鈴木一哉会長の「商店街や周辺地域をもっと元気にしたい。市民が魅力的な街だと思うような、心に訴えるイベントを」という思い。13年春ごろ復活させようと企画し、「音楽の街」というコンセプトで周辺の商店街に企画を話して協力を募った。鈴木会長は「予算や場所の問題など課題は山積みだったが、多くの商店街やミュージシャンが賛同してくれたため、短期間で準備することができた」と語る。
会場ははぜの木広場(名店ビル)、らんぶる商店会、ファミリー通り商店会、南藤沢イータウン(東奥田公園)の4カ所。当日はかつてのまちかど音楽祭決勝進出者など、ミュージシャン14組が交代で各会場を回り、歌や演奏を披露する。また新たな取り組みとして、3商店街(らんぶる、ファミリー通り、イータウン)では、「ちょい食べ」を開催、飲食店が一品料理を路上販売する。イータウンではそのほか、大道芸やキャンドル教室なども催される。時間は午前11時から午後5時。観覧は無料で、雨天中止。
鈴木会長は「来年以降も定期的に開催し、以前のように市内全域のイベントにしていきたい」と意気込む。
テーマ曲は「ようこそ藤沢」
フェスティバルの開催に合わせて、企画や運営を行うプチまちかど音楽祭実行委員会は、テーマソング「ようこそ藤沢」を制作。作詞・作曲は、音楽総責任者を務める、ミュージシャンのはっと氏が行った。
10月17日にはレコーディングが行われ、フェスティバルの出演者らが歌や演奏を担当。また主催商店街の店主や、イベント関係者らも歌で参加している。テーマソングはCD化され、会場でスタンプラリーの景品として配布されるという。
問い合わせは同実行委員会事務局桜井さん【携帯電話】080・5957・0677へ。
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