神奈川なでしこブランド 藤沢市から2商品認定 県が女性の活躍をPR
神奈川県は、女性が開発に貢献した商品を「神奈川なでしこブランド」(KNB)として認定した。藤沢市からは、「Vボディボードシリーズ」((有)バズコーポレーション・片瀬海岸)と「プロの寿司職人が教える寿司教室」(さつまや本店・藤沢)の2件が認定され、2月6日にパシフィコ横浜で開かれた認定式で表彰された。
KNBは、女性らしい考え方や視点で開発(考案)された商品を紹介することで、女性が活躍する場を広げようというもの。商品だけではなくサービスも対象とし、審査は有識者らの委員会が行った。県内の企業・団体から募集し、83件の応募の中から、6部門44件が選ばれた。
「Vボディボードシリーズ」は、日本人初の女性プロボーダーである内田美智子さん(52)が開発・製造したもの。ボードやウエットスーツ、小物などマリンスポーツ・ボディーボードで使う女性向けの商品だ。
内田さんは、プロ選手の経験を活かし18年前に(有)バズコーポレーションを設立。自身のブランドを立ち上げた。「当時は、女性向けのおしゃれな商品はなく、女性に共感される商品を作りたい」と自らの思いを形にした。デザインは、トレンドに敏感な女性のために、ファッションの流行を取り入れ、毎年新デザインを発売。
内田さんは「数多くの中から選ばれて驚いている。これを励みに良い商品を作りたい」と話した。
「プロの寿司職人が教える寿司教室」は、英会話教室を運営する池田由美子さん(45)が始めた寿司づくり体験サービス。英会話教室の外国人スタッフや生徒らに「日本の食文化をより深く知ってほしい」と、寿司職人である夫の技術を活かした体験教室を開いたことがきっかけという。
2009年3月から運営を始め、これまで2000人が体験教室に参加している。フェイスブックやツイッターといったSNSを使った宣伝も評価された。12年からは、新江ノ島水族館で地元の魚を使った寿司づくり教室も開いている。
池田さんは「県内で活躍する女性の一員に選ばれて嬉しい。これからも日本の文化を外国人や日本人に伝えられるように努力をしていきたい」と抱負を語った。
同事業では「KNB」44件のほか、一般女性がアイデアを応募し、自ら商品化を目指す「なでしこの芽」1件と商品化を企業に促す「なでしこの種」3件が認定された。
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