意見広告・議会報告
意見広告 現場こそがすべて 元NHK記者 清水竜太郎
いま街を歩いています。お一人一人の話に耳を傾けています。政治なんて御免だという方も少なくありません。どうせ政治なんて良くならない。諦めを通り越して、嫌悪に近い感情です。
思い通りにならないのは、政治に限ったことではありません。人生もそうです。挑戦する度に、高い壁が待ち構えています。上手くいかないと他人を羨んだり、誰かのせいにしたくなります。
皆さんも、同じではないでしょうか。こんなに働いているのに、なぜ生活は、豊かにならないのか、こんなに頑張っているのに、なぜ子育てや介護は楽にならないのか、誰かを責めたり、諦める気持ちになるのも無理ありません。しかし、非難や否定からは何も生まれません。
そんな時、私は現場に立ち返ることにしています。現場にこそ、解決の糸口があるからです。現場とは何か、それは街を歩くことです。
地元・藤沢もこれまでは、湘南という財産のおかげで、やってこられました。しかし今後は、そうは行かないでしょう。
環境と景観を守ることが、藤沢の価値につながり、教育と福祉に力を入れることが、その価値を高めます。どこにでもある金太郎アメのような街は、要りません。
私にはつくりたい藤沢があります。市民に寄り添いながら、形にしていきたいと思います。
1968年生まれ。鵠洋小、鵠沼中、湘南高を経て一橋大卒業。NHKなどで18年間、記者・デスクとして報道の一線で働く。
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