明治11年に作成された亀井野村(現在の六会地区、湘南台地区の一部)の古地図を使って、地元の魅力を再発見する取り組みが六会地区で進められている。参加者は、自治会連合会が今年7月に行った講座「六愛留学」の受講者12人。学んだことを地域へ発信しようと、町の変化が一目でわかる地図や年表を手作りしている。「町の変化を知ることで、地域への愛着がわいてきた」と話す。
古地図は、亀井野村初代村長を務めた杉山信尹氏の孫、杉山信さん(79)が保存していたもの。字ごとに20冊あり、大きいもので1m四方ほどで田や畑、山などが色分けされている。杉山さんは同講座の講師を務め、古地図を使いながら、昔の六会の様子や歴史を受講者に語った。
取材を行った9月28日は、6人の参加者がアイデアを出し合っていた。古地図と現在の地図を見比べ「線路は田んぼがあるところに敷かれている」「町の中心地が、駅と国道沿いに移動している」「道の数が増えている」など、さまざまな発見を、中学生が見ても分かるようにまとめるという。「先輩の話を聞いてみると住んでいても知らない事ばかり、知識を身に付けることで地元が好きになっていく」と笑顔で話した。
完成した地図と年表は、10月17日(土)と18日(日)に六会公民館(天神町2の6)で開かれる公民館まつりで披露される。
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